檜洞丸(玄倉G→ユーシン尾根→檜洞丸→石棚山稜)
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- GPS
- 11:41
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,227m
- 下り
- 2,214m
コースタイム
- 山行
- 10:08
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 11:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
入り時間が早かったので、駐車時は空いていました。 帰り時は登山ではない一般の人たちが沢山林道から降りてきていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ロッジから金山谷乗越まで、全く整備されていません。道もマークもほとんどありません。特に沢沿いは危険度が非常に高いです。 ※今回のルート・GPSログは(特に沢の部分)は失敗の記録ですので参考になりませんのでご注意下さい! 【玄倉P〜ユーシンロッジ】 林道歩きのため危険個所なし。 【ユーシンロッジ〜檜洞・ユーシン沢合流地点】 私はルートファインディングに失敗しています。今回のGPS記録は参考になりませんのでご注意下さい。ここの区間は(相応の技術のある方は)入渓した方が楽で楽しいと思いました。 【ユーシン尾根】 出だしから急登が続きますが、尾根なのでバリエーションルートに慣れている方なら問題ないと思います。 ただし最後の痩せ尾根はもう通れないのではないかと思うほどに酷く痩せて崩れています。 【金山谷乗越〜檜洞丸〜石棚山分岐】 一般登山道で危険個所なし 【石棚山分岐〜西丹沢県民の森】 あまり整備されていない急斜面で、やや道が不明瞭 |
写真
Λ こういう状態なので、上は歩けません。
Λの上を手でつかみながら横をカニ歩きですすみました。
ただ足元はザレて崩れるし、Λはポロポロと崩れてしまいます。
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
アッセンダー
|
---|
感想
地形図を眺めていて目についた金山谷乗越に続く尾根がずっと気になっていた。主稜につながる立派な尾根なのできっと登山道があるのではないかと思い調べてみると、記録は少ないもののやはりかつては登山道があったようだ。この尾根(ユーシン尾根)に取り付くには、今では沢を登るのが一般的なようだがかつては沢沿いを歩ける登山道もあったようなのでそちらを辿って歩こうと思った。しかしあちこち崩落しているらしく、また右岸と左岸のどちらにもルートがあるようだがどれもあまり良くないようなので、あとは現地の状態を見てルートを決めながら進むことにした。
実際にユーシンロッヂを抜けて歩くと、結構しっかりした道が付いているので拍子抜けしたけど、沢に出てから最初の難所で左岸・右岸のどちらから巻いていくか早速悩む事になった。左岸の見える範囲はかなり崩落が進んでおり、相当戻って高い位置でないと歩けなさそうだった。右岸は取り付きと思われる場所もあり、左岸ほど崩れていないのでそちらを探ってみた。斜面を登ったり下ったりしながらマークなど探してみるものの全く見つけられない。仕方なく道なき斜面を強引に突破していった。何度もヒヤヒヤしながら最初の難所を越えて河原に降りた。がしかし、すぐに大きな岩が狭くなった沢を塞ぐ。ここまで、かなり危ない思いと体力を消費していたため、沢を進むかもう諦めて敗退するか迷っていた。するとそこに沢屋さん2名が登ってこらられた。少し言葉を交わしたら、安心したのか俄然やる気が出てきたので、もう一度高く巻いて難所をかわした。檜洞とユーシン沢の合流点までにもう一度高く巻いてトラロープで下降する場所があるが、そちらの取り付き点は比較的分かりやすかった。下降のトラロープは信頼度があまり高くないが、自分のロープでは長さが足りず、途中に支店になりそうな木などもないため、衝撃を与えないように慎重に降りて対処した。
へとへとになりながら、やっとユーシン尾根の登り口に着いたが、登りはここから始まります。斜度が落ち着くまで急登を休み休み歩きながら標高を稼いだ。尾根では特に迷う事はなく危険な個所も無かった。尾根の中盤を過ぎると平坦な場所が現れ、いくつかのアップダウンを経て金山谷乗越に至る。その途中で1箇所非常に痩せた尾根があり、もうまともに歩けない状態になっていた。そのザレた痩せ尾根を超えるとほどなく金山谷乗越。ここからは主稜に合流し更にもうひと踏ん張りして青ヶ岳山荘へ。山荘前で水分を補給しながら小屋の方としばしの談笑。今日の長い林道歩き頑張って下さいと元気をいただいて少し上の檜洞丸に登った。
頂上で少し休憩してから石棚山稜で下山。石棚山分岐以降は破線ルートだけあって、道の状況はあまり良くない。足元や視界が悪い時は気を付けたい。
西丹沢県民の森から玄倉ゲートまで舗装された道路を延々と歩いて今日の山行は終了です。
こんにちは。
金山谷乗越を通過する時には、いつもここへ詰め上がって見たい!と良く思うのですが、まだ実行に移せていません。なかなか厳しそうですね^^;
この時期の石棚山稜は素晴らしいでしょうし、大満足コースですね!
ふみさんコメントありです!
沢の高巻きは序盤ミスりました。正解がまだ分かってないので、行く時は調査よろしくお願いします!
今回のルートは金山谷乗越〜ツツジ新道分岐以外は静かな山歩きでした。
沢もブナ林もとても美しくて泣きそうになるほどです。
相棒の落としたストックを探しに
GW3回目の檜洞での出会いでした
5/3に2回目の捜索のアプローチで
金山谷ノ頭からP1280まで歩いていたので
大丈夫とは思いましたがご無事で何よりでした
沢混じりのルートが多い丹沢のバリでは
アクアステルスの沢靴でジャブジャブ歩きながらの方が
安全かと思います
またどこかでお会いしましょう
ちょうど進退窮まった状態だったので、まさに地獄で仏に会ったような気持ちでした!
おかげさまでその後は順調に進むことができました。ありがとうございました(o^^o)
本気で沢靴が欲しくなりした!
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