川乗山(鋸尾根)〜ズマド山詳細

2016年05月05日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,212m
• 下り: 1,261m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:00
• 休憩: 1:10
• 合計: 7:10

9:40 鳩ノ巣駅
10:30 大根ノ山ノ神
11:20 11:30 大ダワ
12:30 舟井戸
12:40 曲ヶ谷南峰
12:50 13:50 川乗山頂上
14:00 曲ヶ谷南峰
14:10 狼住所
15:10 赤杭山(赤久奈山・笹平ノ峰)
15:40 721m峰(ズマド北峰・妻戸山)
15:50 ズマド山(図窓山・頭窓山・妻戸山)
16:50 川井駅
16:50 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

元々難路の為、それなりのコース状況です。

写真

5/4 9:42

鳩ノ巣駅からスタート。
快晴・絶好のコンディション。

5/4 9:48

棚沢集落を登ってゆく。

5/4 10:03

途中で本仁田山が見える。

5/4 10:30

大根ノ山ノ神に到着。

5/4 10:31

左手の斜面を登る。
尾根を無理矢理削った為、少々強引な取り付き口。

5/4 10:34

取り付きを過ぎれば、しばらく緩やかな登り。

5/4 10:48

15分程歩くと本仁田山との分岐がある。
大ダワにはそのまま真っ直ぐに進む。

5/4 10:57

植林帯の中を進む。

5/4 11:03

突然明るい雑木林に出て息を呑む。
川乗山周辺で、ここの樹相の美しさは特筆◎もの。

5/4 11:09

なだらかな道が続く。

5/4 11:12

しばらく進むと、右手にこれから登る鋸尾根が全容を見せる。
左から�己�・�景�・�曲�・�喫�(推定)。

5/4 11:14

枯れた沢を渡る。足場が脆いので注意。

5/4 11:27

特に労せずして大ダワに到着。
スタートから大ダワまでは1時間40分位。

5/4 11:31

ウスバ尾根は崩落で通行止め。
しかし気にせず(←気にしろw)
先に進む。

5/4 11:29

すると20m程先に何と隠された絶景スポットが！！
川乗山山頂からと同じ風景(鷹ノ巣山・雲取山)が目の前に広がる。

5/4 11:28

ウスバ尾根。看板を見ると「鹿の食害により土砂が流失した為、新たに植林をしている云々」らしい。まあ余り深い事は詮索しない様にしよう。

5/4 11:33

大ダワに戻り、いよいよ鋸尾根に取り付く。
写真では分かりづらいが体感斜度は指先の角度くらい。

5/4 11:36

登り始めからかなりの急傾斜。

5/4 11:39

関東ローム層に細かい岩や木の根がミックスされていて、ちょっと歩きづらい。

5/4 11:42

しかし振り向くと山桜と本仁田山。
美しい風景に心が和む。

5/4 11:46

脆いローム層の急斜面をバランス取りながら歩く。
写真撮る事にあまり夢中にならない様にね(・∀・)ノハイッ

5/4 11:46

下りだとかなり急峻だと思うが、結構すれ違う人がいた。

5/4 11:49

この辺りが最初のピーク(推定第�己�)。

5/4 11:50

次に目指すピークが見える。

5/4 11:53

取り付く島も無い様だが、左から尾根を渡り、岩場は直登する。

5/4 11:56

意外とホールドはしっかりしている。

5/4 12:01

この辺りが二番目のピーク(第�景�)かな。

5/4 12:02

登った分だけ下れってか？
コラッ！

5/4 12:04

次の登りは少し緩やか。

5/4 12:07

しかしここでトラロープ登場！
息を弾ませながら思わずニンマリする(⌒‐⌒)

5/4 12:12

鋸尾根第�曲�に到着。
地味過ぎる小さい木の札。

5/4 12:12

ええ、分かってます。
下りますとも、下ればいいんでしょ。ハイハイ。

5/4 12:17

谷間から吹き上げる風が何とも心地よい。
道は緩やかになっている。

5/4 12:21

鋸尾根第�喫�に到着。

5/4 12:22

少し進むと下の方に登山客とベンチが見えてきた。
あそこが合流点の様だ。

5/4 12:25

下りて来た道。「通行注意」とある。
まあ確かに(^_^;)

5/4 12:25

新緑の間から川乗山が見えてきた。

5/4 12:29

左に進めば川乗山最短コース。
しかしそれでは全く面白くない。直進↑

5/4 12:31

曲ヶ谷北峰の巻き道を右に分けて、正面の防火帯を直進。

5/4 12:39

登ってきた防火帯を振り返ったところ。
かすかに踏み跡があるが殆ど登られてない様だ。

5/4 12:42

ヤセ尾根を越えれば、

5/4 12:44

目の前に川乗山が現れる。

5/4 12:47

三ツドッケ・酉谷山・蕎麦粒山も元気そうだ。

5/4 12:48

東の肩。遥か昔、ここに茶屋があった。
300円で買ったポッカ缶コーヒーの味を今でも思い出す。

5/4 12:50

ジグザグの急登を越えて、

5/4 13:51

川乗山山頂到着。
暑さをしのぐため、皆さん木陰でご飯を食べていた。

5/4 13:48

「この風景、超やべー！」とあちこちから歓喜の声が聞こえる。

5/4 13:49

いつ頃からこの国の「素晴らしい」の最上級は「やべー」になったのか？

5/4 13:27

確かにこの風景は・・・・・・・・・・やべぇ(((^^;)

5/4 13:12

立川駅で買ったデラうま味噌カツを頬張る。

5/4 13:50

富士山もうっすら顔を覗かせていた。

5/4 13:53

この山の長所は、歩いていて気持ちの良い場所が多いところかな。

5/4 13:56

これから本日の次の目標、
「ズマド山」に向かう。

5/4 14:04

一気に急坂を駆け下りる。

5/4 14:06

狼住所(オオカミスンド)。
道標は四方向に分かれるが、バリエーションルート含めると五方向に分かれている。

5/4 14:11

赤杭尾根は最近あまり歩かれていないんだな。

5/4 14:24

エビ小屋山を右に分けて、左の巻き道を進む。

5/4 14:25

根ごと倒れた木が点在していて、荒涼とした雰囲気。

5/4 14:35

左に巻き道を進むと林道に出る。

5/4 14:40

工事関係者の車(多分)が留まっていた。

5/4 14:48

再び山道を進むと、

5/4 14:59

右手が開けて、赤杭尾根のハイライト♪
今日登った鋸尾根が一望出来るポイントがある。

5/4 15:03

真ん中の鞍部が大ダワ。左手奥は鷹ノ巣山かな。

5/4 15:01

(右から)三頭山・御前山・大岳山。
奥多摩三山が勢揃い。左端は御岳山。

5/4 15:06

しばらく進むと赤久奈山の分岐がある。
「あと10m」はウソ(20m以上ある)。

5/4 15:07

赤久奈山到着。傷んだ標識が良い感じ。

5/4 15:09

そのまま直進して巻き道に合流。

5/4 15:35

しばらく進むと「川井駅・古里駅」の分岐がある。
ズマド山には、両方無視してそのまま直進する。

5/4 15:42

あまり歩かれている雰囲気は無い。
気にせずそのまま進む。

5/4 15:44

平らな場所に着いた。ここが頂上？？

5/4 15:46

GPSを見ると確かにズマド山だった。
更に南に690mのピークがある。生意気に双耳峰って訳かw

5/4 15:47

急斜面を下りきる。
ちなみにズマドとは「ズマ（柴ぞり）を曳き下ろす場所」だそうな。納得。

5/4 15:52

再び急斜面を登る。
この先のピークがズマド山南峰に間違い無い。

5/4 15:54

ズマド山・南峰到着。
道標無いくせに三角点がある。
超生意気(￣∇￣)

5/4 15:52

そんな訳で三角点踏み。グイッ

5/4 15:56

下りはそのまま南に直進する道があるのだが、

5/4 15:58

あっという間に道、無くなる(爆)。
どう下れば良いんだい？て話。

5/4 16:02

どこかの物好きさんが、別の物好きさんの為にちゃんと道しるべを作っている。こんな目印を頼りに下る。

5/4 16:06

急傾斜を下りきり、振り返ったところ。
赤いテープが目印の様だが、とても登れない様な道だった。

5/4 16:05

ズマド山の巻き道と合流。
先に進む。

5/4 16:09

少し歩くと、右の植林帯の中に古里に下る道？があるが、傾斜がキツ過ぎる上に不明瞭なのでパス。正面の川井に下る道を進む。

5/4 16:18

尾根伝いに川井へ下る。やはりこちらで正解。

5/4 16:27

ようやく道標発見。ホッとしたのも束の間、

5/4 16:28

いきなり猛烈なヤブ！！！！！
夏だと虫やクモの巣で、恐らく地獄。

5/4 16:35

更にこの期に及んでトラロープまで出現！！！
最後の最後まで楽しませてくれる。

5/4 16:38

いきなり目の前に民家が現れた。

「旅は、いつも突然、終わる」

5/4 16:39

登山口に下りて来た。あのヤブ道にまったく相応しくない立派な道標(^_^;)

5/4 16:40

奥多摩大橋が見える。

5/4 16:49

川井駅は駅までの案内板が丁寧で助かる。

5/4 16:50

川井駅到着。
今日も無傷。無事生還(^-^>

撮影機器：

Canon PowerShot S120 Canon

感想

Sirozou

もはや目を閉じてでも登れる川乗山ですが(笑)、
今回は川乗山の中では難所である鋸尾根を経由して山頂登頂後、以前より気になっていたズマド山に登り川井駅へと下りました。

鋸尾根は意外にも多くの下山者とすれ違いました。他のジメジメした単調なルートと異なり、爽快で起伏に富んだルートです。他のルートに飽きた方には是非おすすめですが、悪天候時には使わない方が無難です。レベル的には中級者程度で、特に高度なテクニックは必要としません。

問題のズマド山は赤杭尾根末端にある「川井・古里分岐点」をそのまま直進します。道標は全く無いのでGPSを持っていた方が楽です。
川井駅への下りはヤブをかき分けるポイントがあり、トゲの多い雑草がかなり多いので手袋長袖シャツ装備が良いでしょう。