二王子岳 （山頂は強風も、飯豊が見れた）

2016年05月05日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.4km
• 登り: 1,124m
• 下り: 1,129m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:49
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:19

6:24 二王子神社
7:34 王子避難小屋
8:23 定高山
9:15 油こぼし
9:59 10:29 二王子岳
10:55 油こぼし
11:25 定高山
11:53 王子避難小屋
12:43 二王子神社
12:43 ゴール地点

天候

曇り、風強し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

二王子神社登山口に駐車場。当方が到着時には数台だったが、下って来た時には20台以上駐車していました。神社にトイレあり。

コース状況／危険箇所等

　3合目まではほぼ夏道。その後、雪が出て来て、油こぼしは雪壁状態。雪が柔らかく、ステップが切り易いので不安感は無い。アイゼン・ピッケルは持参したが使用せず。アイゼン付けていた登山者も多数。
　油こぼし前後は道が判り難く、トレースが消えていたりガスがかかると注意が必要。この日、先行者は数人で行きのトレース探しは注意が必要だったが、下りは30人以上の足跡でクッキリ。

その他周辺情報

二王子温泉の看板があったので寄ってみたが、既に廃業しているとの事。
あやめの湯（400円）に入浴した。

写真

5/4 14:24

前日（5/4）に観光で訪れた新発田城址から見た二王子岳。雪は少し。

5/4 14:24

二王子岳の後方には、雪を被った飯豊山が見える。

5/5 5:33

さて、二王子岳に向かいます。天気は曇り空。風有り。

5/5 6:13

二王子神社登山口に到着。

5/5 6:16

二王子神社は、大きくて立派。登山の安全を祈願してお参り。トイレ、水場あり。

5/5 6:21

登山口に登山ポスト有り。記入して投函。

5/5 6:46

一合目までは植林帯。

5/5 7:10

大きな石。

5/5 7:11

神子石の標柱有り。奥は雨宿りできそうな広さ。

5/5 7:14

二合目は水場、冷たくて美味しかった。

5/5 7:34

三合目に避難小屋あり。中は綺麗でした。このあたりから、雪が出て来ます。

5/5 8:22

五合目が定高山（994m）。

5/5 8:23

三角点があります。

5/5 8:23

その横には電柱が立っています。電線はありません。
目的は、積雪量を測るための物差し。5mまで印あり。

5/5 9:01

六合目。

5/5 9:08

雪が多くなって、トレースが判り難い所が出て来ます。

5/5 9:15

油こぼしは雪壁になっていますが、ステップは付け易く登りに不安は無い。

5/5 9:30

油こぼしの上部。左に藪が出ていました。

5/5 9:44

山頂目指して進みます。

5/5 9:48

ようやく、山頂にある赤い屋根の避難小屋が見えてくる。あと少し。

5/5 9:55

山頂雨量計そばの三王子神社。真中に、白い砂利が置いてありました。

5/5 9:59

山頂の避難小屋に到着。

5/5 9:59

山頂。風が強く、皆さん登頂すると直ぐに避難小屋へ退避。鐘のロープが風で揺れて、勝手に鳴っていました。

5/5 9:59

三角点タッチ。

5/5 10:01

強風の中、写真を撮ってもらいました。後方は飯豊山。
気温5℃。風速10m以上。涼しすぎます。

5/5 10:00

飯豊山、大きすぎてカメラに収まりません。

5/5 10:02

飯豊の大日岳には、雲が掛かっていました。

5/5 10:03

こちらは朳差岳。飯豊が見れて良かった。

5/5 10:23

避難小屋に移動して、昼食。皆さん入れ替りに立ち寄っていました。この天気なので、避難小屋はありがたい。

5/5 11:11

下山開始。その間にもどんどん登って来る。この日の登山者は30名程。下りはトレース、ステップが一杯付いていて、不安無し。

5/5 11:55

三合目で、登りにパスした一王子神社に寄り道してお参り。

5/5 12:47

無事下山。二王子神社の扉が開いていました。宮司が来ていたのかも知れません。

5/5 12:50

そばの妹背滝を上から鑑賞。木々に遮られてます。

5/5 13:28

帰りに二王子温泉の看板を見つけたので、立ち寄ってみました。温泉治療は行っているが、日帰り入浴は既に廃業したとの事でした。

5/5 14:41

ということで、あやめの湯に入ってきました。

5/5 9:10

本日見かけた花達。カタクリは寒くて開花せず。

5/5 8:07

イワウチワ。

5/5 7:46

イワウチワの白。

5/5 7:40

ショウジョウバカマ。

5/5 6:59

山ツツジ、でしょうか。

5/5 7:05

スミレ。種類判らず。

撮影機器：

Canon IXY 140 Canon

感想

abek3

　4/29〜5/1まで4人で関西から妙高の別荘暮らし。その間に妙高山(途中敗退）、唐松岳（ゴンドラ休止で登れず）を目指したが、消化不良。
仕事で帰阪する仲間と別れた後は、5/2〜5/6の帰宅まで、一人で新潟の山を渡り歩いた。5/2は200名山の守門岳に登頂。5/3は300名山の浅草岳を目指すも途中撤退。5/4は200名山の御神楽岳だったが、雨天中止。

　この日は200名山の二王子岳。

　登山口の二王子神社駐車場には、すんなり到着。既に数台が停まっていた。準備して、立派な二王子神社に安全祈願して出発。道は判り易く合目の表示もあって、ありがたい。三合目からぼちぼち雪が出て来る。先行者が居るので、トレースさえ注意していれば大丈夫。要所でテープもあり心強い。核心部となる油こぼしは、一部藪も見えるが雪壁は健在。ただ、雪が柔らかくステップがしっかり作られるので、不安はない。アイゼン無しで登れた。ただ、多くの登山者がアイゼンを使用していたので、その方が安心だろう。
　この日は曇り空で風が強く、山頂に長居は出来なかった。飯豊山を拝んだ後、そそくさと避難小屋に移動して昼食とした。皆さん似たような行動だった。GWの子供の日とあって、家族連れを含めて30名程が登っていた。市街地から近く、人気の山のようだ。
　下りは、多くの登山者が踏みしめた雪道を、何の心配も無く降りる事ができた。風が強いので、先日まで悩まされたブヨも出現しないのは助かった。
　二王子岳は飯豊山の展望所として、格好の場所にある。一部雲は掛かっていたが、雄大な飯豊山を見れて満足。

　下山後は、近くのあやめの湯に入浴。サッパリした後は下道をひた走って道の駅あらいまで進んで車中泊。翌日（5/6）は、平日で空いた国道を北アなど見ながら中津川まで進み、ここで高速に乗って奈良県の自宅に帰った。今回の山行は、撤退・中止が多く消化不良気味だが、守門岳と二王子岳は満足できたので、良しとしたい。