新雪を歩いて (鳳凰山・日帰りハイク)
- GPS
- 09:24
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 2,503m
- 下り
- 2,503m
コースタイム
06:00 夜叉神の森・駐車場
06:34 夜叉神峠
07:17 杖立峠
08:04 苺平
08:28 南御室小屋
09:31 薬師岳
09:55 観音岳
<観音岳〜地蔵岳>(2時間09分)
10:05 観音岳
11:07 地蔵岳
12:14 観音岳
<観音岳〜駐車場>(2時間42分)
12:41 観音岳
12:56 薬師岳
13:32 南御室小屋
13:53 苺平
14:30 杖立峠
15:02 夜叉神峠
15:23 夜叉神の森・駐車場
天候 | くもり時々晴れ 朝6時の夜叉神の森の気温は5度。思っていたより暖かい。 雲っているが、雲は高層にあるため周囲の山がはっきり見える。富士もよく見える。 鳳凰三山周辺の気温はおよそ0〜4℃(正午頃)。 尾根上の風はほとんど無かった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
50台ほどは停められると思われる。朝6時前に到着したときにはおよそ7・8台停車。 トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎夜叉神の森〜夜叉神峠 歩きやすい傾斜の上りです。もみがらがいっぱい落ちていて目を楽しませてくれました。 ◎夜叉神峠〜杖立峠 初め笹が広がったところを歩きます。ここは比較的平坦です。笹の原っぱを過ぎると急登が始まります。かなりきついです。足元には落ち葉が多くまた石ころも多いので、滑りやすいです。実際、下りに一度足を滑らせてしまいました。注意が必要。この急登を過ぎると、長い長い上り坂が続きます。比較的真っ直ぐな道でちょっと気持ちが萎えました。ここも石ころが多めです。 ◎杖立峠〜苺平 最初、少しだけ下ってその後、先ほどと同じように真っ直ぐで長い上り坂が始まります。傾斜は杖立峠までの坂よりは緩いです。多少ガレでいるので足元注意。この坂を上りきると見晴らしのよいところに出ます。白根三山がよく見えました。程なくするとまた樹林帯の中に入ります。少し傾斜はきつくなり、また少し大きめの石が現われるため歩きにくいです。この日は雪もあったため滑らないように慎重に上りました。 ◎苺平〜南御室小屋 少し上って、その後小屋まで下りです。ここら辺から雪がしっかり積もっており、雪のおかげで楽に進めました。特に問題なし。 ◎南御室小屋〜薬師岳小屋 稜線に出るまで急登が続きます。ジグザグに斜面を上ります。特に危険な場所はありません。稜線にいったん上ると、少し小屋まで下ります。ここは岩場です。まだ凍結等はないので問題なく通過できました。 ◎薬師岳小屋〜観音岳 小屋から少し上りますが、ここは雪が深かったです。20〜30センチぐらいはあったと思います。ストックで状況を確認しながら進みました。稜線の上は、砂地と岩場の複合コースです。稜線上にはほとんど雪はありません。岩場の陰になるような箇所ではしっかり雪が積もっています。特に危険を感じるような場所はありませんでしたが、強風が吹く場合は注意が必要かもしれません。 ◎観音岳〜地蔵岳 鞍部を2回越えます。初めの下りに一箇所だけ1枚岩の上を通過しないといけません。足を引っ掛けるところが少ししかなく、下りるとき難儀しました。途中、稜線を外れ山肌を進むポイントがあります。ここの雪が一番深かったです。地蔵岳直下は砂地です。オベリスクによじ登ろうとするとこの砂地を通過しなければなりません。砂地はサラサラしておりよく滑ります。オベリスクの最高部へはザイルを使ってよじ登れるようです。腕力に自信のある方なら登れると思います。 |
写真
感想
この日は鳳凰山に行ってきました。
鳳凰山に行くのはこの日が始めてで、そしてこれが南アルプス最初の山です。
まだ雪山ではないということで今回の計画を立てたのですが、出発時にヤマレコの記録を拝見したところ雪が降ったとの情報あり。初心者の私に上れるのか心配でしたが、体験しないと何も分からないと思い変更なしで自宅を出発しました。
夜叉神の森に6時前に到着。その時の気温は5℃でした。以外に暖かいです。とりあえず登山口付近には雪の気配はなし。明るくなってきたのを待って、登山を開始しました。
心配していた雪ですが、杖立峠を過ぎるとちらほら。苺平付近ではしっかり積もっていました。およそ5センチほど。でも新雪なので歩く事に支障なし。久しぶりに見た雪に心が高ぶり、そのまま登山を続けました。南御室小屋を過ぎるとおよそ10センチほど、稜線に出ると風の陰になる部分でおよそ20〜30センチほどでした。新雪に足を突っ込むとくるぶしぐらいまでは埋まってしまいます。意外とこれが楽しくて(おそらく鹿児島出身なので)、何度も足を突っ込んでいました。
この日はくもりでしたが、雲が高層に広がっていたため周囲の山が良く見えます。特に目の前に見える、北岳・間ノ岳は雪が積もっている分、迫力を感じます。何枚も同じ構図の写真を撮ってしまいました。来年はあの稜線を歩きたいです。
山行の方は、地蔵岳まで北上し、記念にオベリスクに登って引き返しました。
このコース、稜線に出るまでの樹林帯は長い長い上りが続き精神的にきついかもしれませんが、稜線に出たとき目に飛び込んでくる北岳に感動します。まだ南アルプスにはここしか上っていませんが、北岳を見るならこのコースが一番なのではないでしょうか?
帰りは、重力に逆らわずダッシュで下りました。以外にこれも楽しかったかも?
今回の登山は、雪歩きを経験できとっても満足です。また行きたいですね。
そろそろ、アイゼンを買わなきゃダメですね…。
aottyさん
南アルプス初で、地蔵岳までいければ、凄いです、、。
かなり速く歩いています。
昨日は、予想ほどの好天ではありませんでしたが、
予想通り、強風はなかったようですね。
何よりでした。
これからは、杖立峠以降の樹林帯は、雪で凍結。
アイゼンなしでは歩けなくなります。
また機会があったら、、、、。
Y-chan
Y-chanさん
いろいろとアドバイス頂きありがとうございました。
雪の情報はかなり大きかったです。
心の準備ができました。
地蔵まで行けたのは、強風が無く比較的暖かかったからですね。凍えるような条件だったら途中で撤退していたと思います。
運がよかったです。
これからはアイゼンが必要ですか…。まだ持ってないんですよね。この冬に購入し、雲取辺りで訓練したいと思います。
また、私の記録にも遊びに来てくださいね。
aotty
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