大普賢岳(和佐又山キャンプ場より)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,217m
- 下り
- 1,220m
コースタイム
08:05◎シタンの窟
08:12◎朝日窟
08:15◎笙の窟
08:30◎日本岳(のコル)
08:43◎小普賢分岐
09:15◎大普賢岳山頂着(25分休憩)
09:40◎大普賢岳山頂発
11:03◎七曜岳着(10分休憩)
12:13◎無双洞着(10分休憩)
12:52◎岩場取り付き
13:40◎キャンプ場着
total◎約6時間45分(休憩含む)
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1台1050円(日帰りの場合は1台525円?要確認です)。 キャンプ場は大人1泊630円でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
笙の窟まで危険は皆無。 その先、大普賢岳までは岩場やクサリ場があるものの、 階段が至るところに設置されているので、それほど危険ではないかも。 七曜岳以降の方こそ注意が必要と思われます。 特に無双洞先の最低鞍部を越えてすぐにある岩場は、 岩場に慣れていない超初心者にはちょっとキビしいかも。 といってもクサリが付いているので、注意して登れば大丈夫だとは思いますが…。 和佐又山キャンプ場〜大普賢岳よりも 大普賢岳〜七曜岳〜無双洞〜キャンプ場の行程の方が長く掛かります。 (今回は前行程約2時間、後行程約4時間) 翌日、山鳩湯へ。 日帰り利用大人700円。11〜3月は火・水曜休みとのこと。 赤褐色の“いかにも”なにごり湯です。 湯船に付いた層が、成分の濃さを物語ります。 食事もOK。15時まで(たぶん)。 かもそば700円? 山菜そば600円? ぼたん鍋4200円? 料金はうろ覚えです。 ぼたん鍋はここの名物料理です。 人気の温泉なので、結構混んでいます。 |
写真
感想
みなさん、こんにちは。
今回は関西エリアに遠征、初の紀伊山地です。
向かった先は、奈良県は大峰山系の大普賢岳1779m。
“眠れるカモシカ”kkが、あるブログで大普賢岳の山行記録を発見。
そのブログ主さまによると、なかなかおもろい山らしい。
ほな、行ってみよまい、ということで行ってきました。
午前3時30分に名古屋を出発。
途中、友人sawaを拾って一路奈良へ。
東名阪の針ICから約70kmの下道が続きます。
暗く慣れない道でカーブも多いため、気は抜けません。
8時頃に着く予定が、アレレ〜、めちゃ早く着いちゃった。
安全運転を心掛けましょうネ☆
登山口は和佐又山キャンプ場、標高1150mです。
ここからスタートして、大普賢岳、七曜岳を経て
再びキャンプ場に戻ってくる周遊プラン。
大普賢岳との標高差は約630m。
大普賢岳のピークからは下りがメインで、
ルート終盤で約300mの登り返しがあるものの
「まあ、余裕のよっちゃんやろ」と、ナメック星人らしい目算。
しかも今回は、キャンプチームとしてOファミリーが参加。
ボクたちが山を下りてくる頃には、温かいシチューを用意してくれるとのこと。
ゴクラク山行ですな!
てなわけで、7時15分頃に登山開始。
約2時間で大普賢岳の山頂に到着。
階段やハシゴが多かったものの登山道もよく整備されていたので、
また、荷物も軽かったので、当初の目算通り余裕でした。
七曜岳までも緩やかなアップダウンだけなので快適に歩けます。
「昼過ぎにはキャンプ場に着くんちゃう?」なんて、ナメまくってました。
が、ここから先が結構しんどかったです。
落ち葉が敷き詰められた下り道は滑りやすく、大腿四頭筋を酷使します。
案の定、翌日には筋肉痛になりました(kkは2日後orz)。
無双洞先からの登り返しも、ほんとキツかった。
結局、7時間弱掛かりました。
タイム的にはほぼ想定どおりだったのですが、
ナメてた分だけ、疲労度がアップしたような感じ。
やっぱり、どんな山もナメたらアカンです。
(詳細は写真のキャプションをご参照くださいませ)
注意点として、今回のルート上にはトイレはありませんでした。
約7時間の山行でしたので、終盤はちとヤバかったです。
発汗量と水分補給のバランスを考えた方がいいかも。
さて、キャンプ場に戻ると、
Oファミリーがオートサイトで設営の準備中。
は?、準備中って!?
「寝坊してしまって、メシの準備がまだできてません」とO。
ナ〜ニ〜、やっちまったな〜!
温かいシチューはもう少しお預けですorz。
とりあえず、ビールで乾杯。おつかれちゃん♥
和佐又山キャンプ場は、
ヒュッテ横のフリーサイトと、一段高台にあるオートサイトがあります。
フリーサイトは分かりませんが、オートサイトは直火OK。
オートサイトには水場とトイレがありますが、トイレに入るには勇気がいります。
フリーサイト近くにもトイレがあり、こちらは非常に清潔です。
オートサイトには、ボクたちを含め3組のみ。
ヒュッテのおばちゃん曰く、紅葉シーズンが過ぎたから静かとのこと。
それでも登山者は10数組はいたと思います。
ヒュッテに宿泊することもできます。バンガローもありました。
※ちなみにヒュッテのHPに掲載されている料金は変更されている可能性あり
…夜は大宴会でした。
そろそろ終わりにしますが、
大普賢岳は、ブログ主さまが言うとおりおもろい山でした。
ルートが変化に富み、展望も優れているので(あいにくの天気でしたが…)、
歩いていて楽しかったです(しんどかったけど…)。
情報、ありがとうございました!
※今回、「Ninja Strap(http://diagnl.jp/)」を使ってみた。
長さが調節できるカメラのストラップです。
WEBサイトにもあるように、カメラを背中に回すとよいのでしょうが
ザックがあるためそれはムリでした(そりゃそうだ)。
脇腹にカメラをもってくることもできますが、一眼だとめちゃ邪魔です。
ただ、ストラップを短くすると振れが少なくなり、
カメラがブラブラするのをある程度は防げます。
山登りのときは、基本的にカメラをショルダー掛けしてますので、
使わないよりは、使った方が便利かなーといった感じです。
あと、ファイントラック(http://www.finetrack.com/)の
「フラッドラッシュ®アクティブスキン」と
「フラッドラッシュ®スキンメッシュソックス」を試してみた。
アクティブスキンの上にはウールの長袖カットソーを着用。
メッシュソックスの上にはウールソックスを着用。
試してみた感想は、
アクティブスキンは運動直後は湿った感じがあるものの、
確かに、いつのまにか肌がドライな感覚になっていました。
ウールのカットソーの背中や脇などに汗が染み出ていました。
が、正直なところドライ効果は微妙です。
というか、そこまで汗をかいていないのと、寒くなかったため
効果を感じにくかったというのが正しいかと。
もう少し使ってみます。
メッシュソックスは、とにかく滑る。
基本的にインナーの靴下なので、外側にもう一枚靴下をはく必要があります。
すると外側の靴下のなかで、足が前後に滑る、というかズレるというか。
濡れた感はほぼ皆無だったのですが、滑るのはちといただけないかも。
まあ、外靴下との相性や、靴のサイズ、紐の締め方などによっても
変わってくると思いますので、いろいろ試してみます。
どなたかいい着用の仕方、コツがあれば教えてください。
よろしくお願いいたします。
※2011.1 追記
「アクティブスキン」とノースフェイスの「Leaves Crew」の組み合わせはグッドでした。
「メッシュソックス」について。
今回(大普賢岳で)履いた靴がやや大きめだったため、靴の中で足がずれたが、
ややキツめの靴(以下、A)で試したところ、なかなかいい感じ。
Aを履いて長い距離を歩くと、今までは結構な頻度で親指外側やかかとに水ぶくれができていた。
が、メッシュソックス+ウールソックスという組み合わせだと、水ぶくれはまったくできなかった。
メッシュソックスの“滑り”がプラスに働いたと思われる。
ただ、その“滑り”さえも許されないシビアな状況になると、どうなの?って思ったり。
というか、そんなシビアな山には行かないんだけどね!
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