十勝岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,142m
- 下り
- 1,139m
コースタイム
天候 | 晴れのち薄雲り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前回登ったのが6月でそれよりは雪は残っていたがこの1週間でかなり融けたということです。避難小屋から上部の夏道露出度は50%くらいか、 |
その他周辺情報 | 白銀荘でゆっくり温泉に浸かる |
写真
感想
天気予報で確実に晴れそうだったので土曜日夜札幌発、望岳台車中泊、十勝岳経由余裕があれば美瑛岳を計画。
予報通り朝4時の天気はほぼ快晴。しかしピーカンではなさそうな予感が・・・ヤマレコの今くらいのアップが少ないため雪の状況が分からなかったので一応アイゼン、ピッケルを携えていくことにしました。
避難小屋まではほぼ夏道がでています。その先は雪上を直登できると考えアイゼンを装着しました。最初は軽くクラストした雪面にアイゼンがよく効き快調だったのですが気温が上がってきたこともあり途中から踏み抜きの連続でツボ足だと体力消耗ばかりで前に進めません。仕方ないので夏道にもどりアイゼンをはずします。ここまでくると風が吹き始めており、おそらく普段から風が強いから雪がつかない→早く夏道が露出するのだろうと思いますが、せっかく好天無風の十勝岳から美瑛岳を十分に楽しもうという計画は暗礁に乗り上げたようです。
その後本峰への登りの雪田もツボ足ではごぼごぼ沈み込みペースが上がらないばかりかバテバテになってしまいました。こんなことならおとなしく先行者(2名いらっしゃったのですが、)の足跡を使わせてもらえばよかったと後悔しきりです。結局ここも夏道側にルートをとりますが、ここでもざれた斜面は雪融け直後でずぶずぶ沈み歩きにくかっです。頂上直下だけが雪で覆われており再度アイゼンを付けましたが、なくても問題はありませんでした。
頂上:相変わらず風は強いものの景色は最高です。日高から夕張、大雪、北大雪、暑寒別とあらゆる名だたる山々を見渡せました。で美瑛岳ですが、やはり風が強いのと初めて通るコースなので雲の平に戻るルートファインディングに今一つ自信が持て無かったので諦めることにしました。
10分ほど写真を撮りまくり下山することにします。少し下ったところでアイゼンをはずしお茶を沸かし昼食をとりました。このころには後続の登山者が次から次へと登ってきます。最初は人気ないねと言っていましたがみんなゆっくり出発だっただけのようでした。
さて、楽しい下りの始まりです。雪のあるところを選んで尻セードを試みますが、やはり雪の状態がぐしゃぐしゃなので思ったように滑りません。そういうところでは相変わらず、踏み抜きの繰り返しで、相方などは足が抜けなくなったと大騒ぎの果て靴を脱ごうとまでしていました。結局周りを掘り返し自分で自分の足を救出したそうですが・・・初めてピッケルが役に立ったといえます。
なんだかんだと春スキーヤーのバーンをズボズボ荒らしながら尻セードのベストポジションを選んでいるうちに後続の登山者が夏道を楽々下っていきます。滑った方が早いはずなのにいったい何だったのでしょう。
避難小屋までおりて再び長い休憩をとります。コーヒーを入れ、持ってきた行動食の消化合戦です。このときプリムスのバーナーで火傷をしてしまいました。火を消したつもりでいてそろそろかたずけようとバーナー部分をもったら実は弱火がついていたのでした。ギャー・・・指3本負傷です。
こののち白銀山荘によりお風呂につかり前回購入していなかった登山バッジを購入し帰路に着きました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する