【小4次男と】八ヶ岳縦走天女山→麦草峠2泊3日
- GPS
- 56:00
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 2,056m
- 下り
- 1,479m
コースタイム
天女山駐車場5:25-5:36天ノ河原-8:14前三ツ頭8:55-9:42三ツ頭9:52-10:48権現岳11:53-14:45キレット小屋
9日
キレット小屋4:55-6:55赤岳山頂7:45-8:00展望荘8:07-9:08三叉峰-9:23横岳-10:02硫黄岳山荘11:01-11:30硫黄岳11:55-12:45夏沢峠13:15-13:55根石山荘
10日
根石小屋7:00-7:35東天狗岳7:45-8:00西天狗岳8:12-8:25東天狗岳-9:35中山-9:53にゅう分岐-11:19高見石小屋12:50-13:25白駒池14:55-15:29麦草峠
天候 | 8日:晴 9日:曇(眺望有) 10日:雨のち曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
天女山駐車場までは自家用車。八ヶ岳横断道路に標識有。結構停められると思います。 ●帰路 麦草峠からは小海線八千穂駅までは15:50発千曲バス。 http://www.chikuma-bus.co.jp/chikumabus0803_4/_SWF_Window.html?mode=1062 乗車は4名。八千穂駅には17:00到着。 八千穂駅17:25→17:34小海駅17:51-18:46甲斐大泉駅 甲斐大泉駅からはタクシー。駅に着くとタクシー会社の看板があるので呼び出し。3000円ぐらい。 駐車場には自分の車以外には1台ありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
権現岳〜横岳間は鎖と梯子が連続する箇所がありますが、気をつければ大丈夫です。キレット小屋から赤岳の間が一番緊張します。写真にはありませんが、梯子の下が崖になっているところがありました。横に鎖もあったので当然そちらを登りましたけど。 横岳のかにの横ばいは一回通ったこともありますが、たいしたことはありません。 甲斐大泉駅至近のパノラマの湯で疲れを取りました。 |
写真
感想
2010年3回目の山行。
八ヶ岳には何度も行っていますが、赤岳にはまだ登っていません。どこから登ろうか考えましたが、縦走したかったので南部から。編笠と西岳は昨年登っていたので天女山から行くことにしました。
8月7日。5:25に駐車場をスタート。すぐに天ノ河原に到着。ここから南アルプスが一望でき、テンションがあがります。
前三ツ頭まではひたすら樹林帯を登ります。やっと到着して第三のビールで乾杯。同じ時間に休憩されていた女性の方からオレンジをいただきました。ありがとうございました。
三ツ頭手前で観音平からの道と合流。昨年のシルバーウィークに編笠&権現を日帰りした時に下りで使用したルートです。単調なルートで、さらに膝の裏が痛くなり最悪でした。
三ツ頭からは権現岳を見ながら登っていきます。途中一箇所鎖がありますがたいしたことはありません。
権現岳頂上の先の分岐点で休みます。(といっても前三ツ、三ツ頭でも散々休みましたが) さあ、キレット小屋を目指してスタート。ゲンジー梯子に向かいます。梯子自体はあきれるほど長いですが、慎重に降りれば大丈夫。私はその前の鎖の方が、滑ったら梯子の長さだけ落ちてしまうかと緊張しました。
一回下って旭岳に向かって登りますが、山頂の左を巻きます。そこの岩場は鎖もあります
下った時点ですれ違った方に『権現岳はもうすぐですか?』とたずねられました。旭岳を指差しこれは権現ではなく旭岳で、これを登って下ってまたまたそれ以上に登りますとお伝えすると、ガックリきたのかザックを降ろしてその上に座って休み始めてしまったのが印象的でした。
キレット小屋はブログ等を見るといつも空いているみたいですし、次男と一緒だと体調により引き返すこともありうるので予約していませんでした。
この日は8月の土曜と言うことよりも、当日昼に行程変更した約10名の団体の予約が入ったため満室。結局食堂で寝ました。休むところが夕食後までないので、入口横のベンチで休憩。次男はここで寝てしまいました。
水場は枯れていました。天水を分けてもらえますが要煮沸です。
翌朝は4時に起床。菓子パンを食べて4:55に出発。
朝焼けや朝日を浴びる高嶺を見ながら赤岳への道を進みました。
ザレた斜面は傾斜によっては手を使わないと登れません。ストックは使えないのでしまいました。途中から鎖と梯子が頻繁に登場。慎重に行けば問題ないのですが、やはり緊張します。
山頂近くは岩場が続きますので慎重にいきます。今まで人は少なかったのですが、文三郎道との合流地点に来ると、突如大量の人の列に遭遇。人の列について行くと赤岳山頂に到着。次男にとっては人生最高地点です。
ここでパンを食べて休みます。晴れてはいないものの着たアルプスも良く見えて最高です。
名残惜しいですが山頂を離れて横岳方面に向かいます。横岳は7月に杣添尾根から硫黄岳に歩いているので、順調に進みます。10時に硫黄岳山荘に到着し大休止。次男と今後の予定について話します。このまま進むか、稲子湯方面に下るか。結局予定通り先に進むことにします。硫黄岳山荘と同じ系列の根石山荘にともあることとし、硫黄岳山荘の方に予約をお願いしたところ、『いつも空いているから大丈夫だけど、一応連絡します』とのこと。
なお、硫黄岳山荘のトイレはウォシュレットで最高です。
一時間休んで出発。行程に余裕があるのでのんびり来ます。三回目の硫黄岳を通過し夏沢峠でまたまた30分の大休止。根石山荘には13:55に到着。
根石山荘は水洗トイレ棟を建築中でした。
宿泊客は単独男性と、男性4人グループと我々だけでした。小屋の方に次男の相手をしていただきました。ありがとうございました。
また8月8日は八ヶ岳の日ということで、エコバッグも頂きました。重ねて感謝いたします。
昼寝をしようとしたのですが、ハエが顔にとまるので眠れません。そうなるとビールを飲むしかないじゃないですか!!
展望風呂は工事中のため室内でしたが、標高2500で風呂に入れるなんて最高です。
さらに食事が美味しい!! ズッキーニも出ましたよ。
夕食後は夕焼けを見るために外に出ました。雲は多かったですが北アルプス方面に沈むを夕日をずっと見ていました。
翌日9日は朝から雨。前の晩に携帯で確認した時は曇りだったのですが残念。昨年から山を始めましたが初めて雨に降られました
7時まで様子見で停滞していましたが、小降りになったので出発。この時点で麦草峠11:30のバスを目指すのはやめました。
パラパラと雨粒が落ちてきますが、北アルプスが良く見えます。北アは日がさしているところもありました。
東天狗に到着、昨年行かなかった西天狗にピストン。ここら辺で雨がやみましたが、この先泥濘と水溜りだらけで苦労しました。
天狗と中山峠の昼間で未就学児の女の子二人を連れた親子とすれ違いました。黒百合ヒュッテに泊まったのだと思いますが、足場が悪い中良くここまで来たと感心しました。
中山から高見石への下りは岩だらけで、身長がない次男は一気にスピードが落ちました。水溜りもありうんざりした頃に、『ヤッホー』という子供の声が何度も聞こえました。高見石は近いと喜びましたが、さらに20分以上歩きました。あの声はどこから聞こえたのでしょうか?不思議です。
高見石小屋につき、まずは高見石を登り小屋に戻ってからビールです。また雨が降ってきますが、飲み物を注文しているので屋根の下に入って雨宿り。結局高見石往復も入れて一時間半も滞在し、白駒池に移動しました。
麦草峠15:50のバスに乗るのでまだまだ時間はあるので、湖畔の東屋でラーメンを作ったりしてのんびり過ごした後、麦草峠に移動。
バスの乗客は我々二人だけ。途中白駒池駐車場で2名乗ってきただけでした。
八千穂駅から小海線に乗り車の回収をしたあと、パノラマの湯で汗を流した後、帰途につきました。
雨に降られたものの、非常に充実した3日間でした。
また行程的にはゆとりがあり、きついことはなかったです。三日目に雨が降らなければ、茶臼&縞枯を通ってピラタスロープウェイまでは行けたかもしれません。
来年は観音平から蓼科山を目指したいと、決意を新たにしました。
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