那須・三本槍岳〜春の百名山をトコトコ〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 754m
- 下り
- 745m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
東伏見0:00ー大泉ICー[外環道]ー川口JCTー[東北自動車道]ー那須ICー02:40 峠の茶屋駐車場P (那須IC〜峠の茶屋駐車場まで約40分/約20km) ■復路 峠の茶屋駐車場P10:45ー11:00鹿ノ湯[日帰り湯]11:50ー黒磯板室ICー[東北自動車道]ー佐野藤岡ICー[一般道]ー川口ICー[外環道]ー大泉ICー15:40東伏見 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・全く問題がない。指導標完備、コースはしっかりしている。さすが百名山。 ・風が強い場合、稜線上は避難する場所がない。防風衣・雨具等必携。 ・鎖場・ザレ場がある。登山者が多い場合には上からの落石に注意。鎖場は足場も切ってありそれほどの危険はないが、積雪時には要注意と思われる。 |
その他周辺情報 | ■茶臼岳 噴火口からの硫黄の採掘は江戸黒羽藩時代から始まり、その後、事業は民間に移り那須硫黄鑛山株式会社が明治41年以降昭和46年まで茶臼岳で硫黄の採掘採取を行っていた。茶臼岳の硫黄の純度は非常に高く、精錬の必要がないほどだったと言われている。峰の茶屋付近には、今でもトロッコや索道の跡があり、また峠の茶屋駐車場は「硫黄精錬所」、登山指導センターは「鉱山事務所」があったところである。 峰の茶屋避難小屋のわきには大日如来がたっているが、山仕事の無事を祈るためにこの場所に大日尊を祀ったという。 ■日帰り湯 ・縦走フェスのスタッフに確認したところ、湯本の温泉街ではどこでも500円程度で日帰り湯をやっているとのこと。鹿ノ湯は有名だが、混雑していると言われた。 (が駐車場が空いていたので鹿ノ湯とした) ・「鹿ノ湯」(栃木県那須郡那須町大字湯本181 TEL:0287-76-3098) http://www.shikanoyu.jp/ ・昭和中期の雰囲気をよく残した人気の温泉。湯本の中で一番有名だが、浴槽が小さく混んでることが多い。早めかギリギリがお奨め。 ・41度、42度、43度、44度、46度、48度の6つの小さな木製の浴槽がある(男湯の場合。女湯は4つの浴槽で最高温度が46度らしい)。 ・熱い浴槽は地元民が主体。浴槽の周囲でゆっくり休んでいることが多い。長い入浴は身体に毒なので勧められない。 ・洗い場はない。シャンプーや石鹸等もなく昔ながらの湯治場。 ・内部は撮影禁止。。 ・費用:500円/人(夕方6時まで。最終入場は5:30まで) ・アクセス:峠の茶屋駐車場から那須街道・県道17号を下っていくと「殺生石」があるところで川を渡る(湯川)。ヘアピンで渡る湯川橋を渡らずに左岸側の細い道を200mほど下る。小さい標識あるが、突然現れるので殺生石にさしかかったら徐行して急ハンドルを切って細い道に入る。 ■那須連山縦走フェスティバル http://www.berry.co.jp/nasu-jyuso/ ■ミネザクラ ・タカネ桜ともいう。5月が花期。小ぶり。 https://kotobank.jp/word/%E3%83%9F%E3%83%8D%E3%82%B6%E3%82%AF%E3%83%A9-872453 ■費用 ・外環道 360円X2=720円 ・東北自動車道(川口JCT〜那須IC):2820円 ・東北自動車道(黒磯板室IC〜佐野藤岡IC):1790円 ・東北自動車道(館林IC〜川口JCT):1410円 小計3200円 ・ガソリン代:往復407km÷18km/LX121円=2736円 ・日帰り湯:500円X2=1000円 合計:720円+2820円+3200円+2736円+1000円=10476円(∴5238円/人) |
写真
感想
■記録
今度の土曜日は天気がいいらしい。
どこかへ行くか?となって山を渉猟していましたが、岩菅山初挑戦? 浅間山リベンジ?とか迷いながら、最終的に那須・三本槍にしました。
5月の連休GWは、雨飾山〜頚城三山の縦走にでかけたけれど力不足で途中下山。
そのお口直しに・・・でもないですが、どこかを歩きたいと思いました。
「なんでも突然,遠いところなんだからぁ・・・」と相方には文句の豪雨を浴びながら真夜中0時に自宅をたって2時半過ぎには那須岳峠の茶屋駐車場に着きました。
駐車場は混んでおらず、見上げれば、おぼろ月夜が明日の好天を約束してくれています。
4時15分に目覚めるともう明るい!そそくさと準備を進めて5時に出発。
風が強い。帽子が吹き飛ばされそうです。
40分ほどで峠の茶屋へ。
クサリ場を通り朝日岳はスルーし、風の強い尾根を1900m峰を越えてくだると清水平。
少し風もおさまってきたようでした。
吾妻連峰を縦走したときのことを思い出しながらスダレ山の腹を巻いて目の前に見える三本槍に一投足。
一等三角点の頂上は素晴らしい景色が詰まった頂上でした。
この山、風体はもっさりしてますが、展望は一級ですね。
一角で昼食にも早いので、コーヒーを沸かしてしばし休息。
至福の時でした。
帰りは同じ道をたどります。
1900m峰でレンジャーの人が無線をやっていたので聞いてみたら、今日は縦走フェスティバルなるものが行われるとのこと。
茶臼ロープウェイ山頂駅からMt.ジーンズスキー場までを歩き、その間をマイクロでピストンしているそうです。
風は5m〜10mくらいで結構な風だけれど、もっと強い時もあるって教えてくれました。
峰の茶屋まで戻っていくと、これはこれは、ウンカのごとく湧き出したような登山者の群れ!(笑)
縦走フェスに来ていた人に加えて、通常の登山者もみな登ってくる。
「こんちは」を言う口が疲れたくらいのご挨拶。
巣鴨のとげぬき銀座通り・・・のようでした。
帰りは「鹿の湯」に立ち寄り湯。
混んでるよと言われましたがまだ時間が早く、ゆっくり入ることができました。
休んでいたらお爺ちゃんが「おれは48度に入ってきた。2日間くらいは体から硫黄の香りがする。ここはいい温泉じゃよ」と話をしてくれました。
なんでも48度は温泉成分があるから浸かれるのだそうで、ただの白湯では48度は絶対に入れないんだそうです。
500円とリーゾナブルな価格で濃厚で体に良さそうな白濁硫黄泉は堪えられない春山のプレゼントとなりました。
■感想
いつぞや、昔のアルバムを繰っていたら祖父母と共に茶臼岳の写真に収まっている子供の頃の自分。
まったく覚えていないのだけれどロープウェイで登って頂上まで行ったのでしょうか。よく孫の面倒を見てくれた祖父母でした。
那須にその後足を踏み入れたのは小田原山岳協会の公募山行だったと思います。
ロープウェイは使わず殺生石から登り頂上を経て三斗小屋温泉に泊まり、翌日、熊見曽根から峰の茶屋経由で下りました。
今回、三度目ということになりましたが、最高峰の三本槍は初めて。
あまりアップダウンがなく天気さえよければ軽い足慣らしの山としては非常に良い山だと思いました。
GW山行のお口直しにも十分な山だったと思います。
今度は三斗小屋温泉にでも宿泊して大峠あたりのお花畑を歩けたらなんて再訪を想いつつ帰ってきました。
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