秘境のブナの森2016

2016年05月28日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.3km
• 登り: 742m
• 下り: 723m

コースタイム

奥裾花観光センター(7:45)−中西山(10:30/12:00)−下山(15:10)

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奥裾花自然園
http://www.odeyarekinasa.jp/year/year_okususobana.html
登山ポスト：観光センターにあり。
奥裾花自然園は8:30〜17:00
入園料：〜5月末まで410円。6/1〜10/31は200円/中学生以上。小学生以下無料
早朝入園の場合は帰る時に入園料を支払います。
入園券にいろは堂や旅の駅の割引券付き。

コース状況／危険箇所等

・熊出没注意
・藪モスキート・マダニ吸血注意
・山菜採集禁止

その他周辺情報

鬼無里の湯
http://www.kinasanoyu.com/
何やら火災により風呂のみ利用不可の様子（ほか、レストラン、コテージ宿泊などは営業）

写真

5/28 7:24

奥裾花ダム

5/28 7:32

第一釣り人発見
裾花の源流は大水害でつり橋が落ちた約20年前から入っておりませんが、本流はこの先で右（木曽殿アブキ、戸隠側）へ入る。源流は険しいゴルジュ帯が続き、いくつもある魚止めの滝の大分上までイワナが生息。最終的に裾花の源流は高妻山の直下まで続く。
またその時の大水害復旧で、現行の上り道路が作られていますが、奥深い秘境の厳しい地形故、毎年のように道路が寸断されます。

5/28 7:45

奥裾花観光センター

5/28 7:47

水芭蕉

5/28 7:48

出発

5/28 8:07

風景

5/28 8:16

平成の森と中西山

5/28 8:19

ブナの登山道

5/28 23:57

根絶やしにせよ
(゜゜;)

5/29 0:00

情ってもんがぬぇんだよ
(゜-゜)

5/28 8:20

こしあぶ
容赦なく採りつくされて根絶やしにされていました。
普通採るにしても、もう少し残して採るものです。根こそぎ採るものではない。
ったくヒトのシマ荒しやがって、情ってモンがぬぇんだよ！
冗談じゃぬぇぞコノヤロウ！
by 一本気大将 真田幸村

5/28 8:26

クマ除けの鳴り物が何か所かあります

5/28 8:30

ベアークロー

5/28 8:32

ユキザサ系

5/28 8:37

ブナの巨木
奥裾花もブナの森が素晴らしく、巨木も多い

5/28 8:50

ツクバネソウ系

5/28 8:59

飲み物確認
凍らせた発泡酒の解凍具合を調整する

5/28 9:08

ズダヤクシュ系

5/28 9:12

エンレイソウ系

5/28 9:22

アスレちっくな登山道

5/28 9:25

キレハサンカヨウ
唯一咲き残っていたサンカヨウ
他は全て散り終わっていました

5/28 9:35

あっちの山

5/28 10:07

ツバメオモト系
稜線上にはまだ咲き残る

5/28 10:27

ミヤマシキミ系

5/28 10:32

中西山へ

5/28 10:41

そっちの山
白馬乗鞍と白馬三山

5/28 10:44

お花

5/28 10:45

小谷の山里

5/28 10:46

こっちの山

5/28 10:47

ミツバオウレン系

5/28 10:49

シラネアオイ系
こちらもほぼ終わりで、唯一の咲き残り

5/28 10:52

フラワー

5/28 10:53

こしあぶ

5/28 11:01

再び中西山
発泡酒は絶好の飲み頃となる

5/28 11:18

ランチ準備
上のコシアブラに注目

5/28 11:20

タケノコを軽く煮ます
コシアブの葉っぱも投入

5/28 11:31

豪華山ごはん

5/28 12:05

堂津岳方面

5/28 13:26

清水
尚、清水みちこさんの旭様は、下にある水芭蕉の写真に貼ってあります(゜゜;)

5/28 13:37

さぁ、この花は何でしょう？
ヒント
オオバミゾホオズキは1つしか花をつけません

5/28 13:41

ブナへ続く登山道

5/28 13:43

ブナの森

5/28 13:54

水芭蕉
こうみ湿原

5/28 13:54

盆栽ちっく

5/28 13:57

枯れたブナの大木から出ているブナ

5/28 13:59

ブナの原生林散策コース

ざわっ・・
実は方向感覚を失い迷子になるorz
自分の庭で遭難など洒落になりません(゜゜;)

5/28 14:01

樹齢400年のトチの木
吉池にて

5/28 14:17

奥裾花自然園と中西山
今池湿原にて

5/28 14:17

ひのもとイチの水芭蕉園

5/5 13:07

参考
水芭蕉の頃の風景

5/28 14:31

以前に植樹したブナを見学

10/30 9:43

参考
ブナの植樹

10/30 10:50

参考
ブナの植樹

10/30 11:03

参考
私のブナのマイツリー

5/28 15:08

ひのもとイチとのこと

5/28 15:16

奥裾花キャンプ場
なかなか再開出来ないキャンプ場

5/28 16:45

本日の獲物
・たけのこ
・山うど
・ワラビ
・タラノメの葉
・コシアブラ
・ヨブスマソウ（下の袋）
尚、山菜の採集禁止の奥裾花。写真のタケノコは鬼無里の販売所で購入したものと言う事で夜露死苦！

撮影機器：

NIKON D70 NIKON CORPORATION

NIKON D7000 NIKON CORPORATION

感想

13B

(゜゜)
恒例の花とブナとタケノコの中西山。
しかし今年は5月で既に花が終了し、ニリンソウロード、サンカヨウロードもなく、稜線上にツバメオモトロードが少し残っていた程度。
コシアブラにも遅い＆容赦なく根絶やしにされている悲惨な状況ながら、山菜のキングであるヨブスマソウは全くの手つかず。また、タケノコは早くも盛期の様相を迎えた印象。
恐らく今年の中西山は先週がベストだった様子で、先週行かれたdanbeさんの記録の花の中では、フッキソウとショウジョウバカマだけが今回見られなかった。

花には遅かったですが、ブナの森は素晴らしかったです。
尚、鬼無里は山菜の採集が禁止となっておりますのでご注意ください。

あと、
ヤマノート『山ごはん たけのこ汁』に追記するとですね
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1254

いかなる熟練者、それこそ1シーズン（最長でも2か月）で1000万円稼ぐようなプロでも、見た目だけで極上かどうかを完全に見極める事は出来ません。全てはヤマノートのカットの項目に書いてある通りで、全身緑のタケノコでも柔らかくて美味しい極上モノも多く、やはり皮をむいて包丁を入れてみないとわからない。
目利きの手段を挙げるとすれば、短いタケノコほど上物の傾向がある。と言う事だけですね。
それともう一つ、たけのこ汁に必須の山うど。
多くても1本までなどと書いてありますが、2〜3本入っても問題ありません。ただし普通のウドなら1本でも多い事は変わりません。

いよいよ信州もタケノコのシーズンに入ってきました。
北信濃の郷土料理たけのこ汁をご賞味ください。

lucy

情ってモンがぬぇんだよ！
by 大阪城の井戸の支配者 加藤清正

今回は、
コシアブラの時期を外し、葉が大きくなっている時のコシアブラの攻め方動画を撮るつもりでしたが不発に終わるorz
要は秋のキノコの攻め方と基本は同じ。水の流れるような地形を攻める訳です。

ちなみに先週撮影したタラノメの参考動画
大きくなったタラノメを枯れさせない採り方＆天ぷらに最適なタラノメの盲点。


タラノメの採り方などのほか、ブナの山で柴刈りの様子。2016年5月21日鍋倉高原。

コメント

lucy

情ってもんがぬぇんだよ！
こしあぶもそうですけど、タケノコも森のクマさんが食べる分は残すものですよ

13B

根絶やしにせよ！
おいおい、観光地の奥裾花自然園で迷子かよ

danbe

読めなかったですね・・・(・_・;)
こんばんは。
タケノコ。奥深く入ればなんとか・・・と私も思いましたが
撃たれてはイケないので、足元だけにしました(笑)

maron9393

二ヶ月1000万のプロ
クマと出会う命がけの仕事ですよね。プロも入山料支払うのか、自分の敷地なのか…ほとんど危険手当…
北条様、久しぶりに登場されましたが、以前の勢いがないですよね。家康にまで同情されちゃって…まんじゅうや、金平糖食べてないから低血糖気味か？と思ってます。加藤様は九州で、そのうち黒田官兵衛とかと出てくるんでしょうか

13B

こんばんは、コメントありがとうございます
danbeさん、
山の恵みは登山道にあるものを頂くくらいで丁度良いですよね。今年の中西山はdanbeさんの行かれた先週が花、天気とも今年のベストタイミングだったと思います。

maronさん、
プロとは大げさでしたが、一般人が参入出来ない特殊業務ですね。これは鬼無里ではなく、アプローチが簡単な某高原の話なのですが、広大な竹藪にめぐまれた上に自然のモノをかっ剥ぐだけ、閉鎖的な地元組織が独占して牛耳る辺りなんか、一部の水産業に似ています。
北条様、と言うより、実は高嶋政伸さんの快演が楽しみなだけなんです。