白砂山から八間山周回 疲れたけど素晴らしい稜線歩き
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,220m
- 下り
- 1,216m
コースタイム
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 9:43
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
売店、トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備された登山道で危険個所は特にない アップダウンが続き、けっこうきつかった |
写真
感想
ついに登ってきました。念願の白砂山。
野反湖周辺の山は大好きで、八間山には5回ほど登っているが、その山頂からいつも白砂山を眺めながら「次はあの山」と思いつつ、なかなか実行できなかった。
6:00に登山口駐車場に着くと、もうすでに10台以上の車が停まっている。けっこう人気の山だ。
トイレハウスの中に登山ポストがあり、記入して投函。6:45登山開始。
ちょっと登ってすぐハンノキ沢への下りとなる。ハンノキ沢はその昔、釣り竿を持って入渓したことがあるが、魚はいなかった。あとで地元の人に聞いたら、水質のせいか魚どころか虫もいない沢だとのこと。今日は水量も少なかった。
沢を板橋で渡り、地蔵峠に登り返す。
登りついたところには、お地蔵さまが鎮座していた。立派なトタン屋根付きだが、かなり風化している。こんな山奥で何百年も前から人々の安全を見守って来たのだろう。安全登山を願って手を合わせる。
ここからが今日の本番となる。堂岩山へは登り一辺倒かと思っていたら、けっこうアップダウンがある。シラビソ主体の針葉樹の道を次第に高度を上げ、最後に急登となって頭上が明るくなり、堂岩山に着いた。
ここからは眺望が開け、白砂山がよく見える。森林限界を超え、登山道が尾根通しに続いているのがよくわかる。但し、激しいアップダウンの道でもある。
ハイマツ混じりの灌木の中には、シャクナゲも咲いている。終始展望の開けたとても気持ちいい道だ。
登り返したところが猟師の頭。白砂山が目の前に大きいが、100mほど下ったら200mほどの登り返しが待っている。
鞍部から最後の急登を必死に登る。斜面にはナエバキスミレなどが咲いていて和ませてくれる。大好きなシラネアオイも咲いていた。2、3日前に雪が降ったらしく、ほとんどが萎れていたが、笹の下のやつはまだ元気だった。この薄紫色が何とも言えない。
やっと着いた山頂は素晴らしい眺めだった。ちょっと曇って来たが周りの山々がよく見える。本当に来てよかった。
ここから少し先にも行ってみたかったが、山頂から先はいきなりヤブとなっていた。ちょっとヤブ漕ぎして進んでみたが、ハイマツをはじめとした小低木が絡み合っていて難儀する。ヤブ漕ぎ好きの自分だが、帰りの体力を考え、すぐ撤退した。
1時間近くのんびりして下山。急降下してから猟師の頭への登り返しがまたきつい。
何とか頑張って八間山への分岐まで戻った。ここからは八間山経由で下山する。このコースは八間山から白砂山を眺めたときに歩いてみたいと思っていた道で、笹原の中を緩やかに続いている気持ちのいい道だ。ただ、その八間山はまだ遠い。
中曽根の頭、黒渋の頭といったピークをはじめ、5、6回アップダウンを繰り返すので疲れた体には少々堪えるが、足元は笹を刈り払ったふかふかの道で歩きやすい。
八間山に着くころには黒雲が立ち込めてきた。小雨もポツポツ来た。今日の目的はここまでの稜線歩きだったので写真を撮ってすぐ下山。この下山路も慣れた道で、どんどん下る。
一旦車道に出て、池の峠の散策路を経由して戻る。この道はレンゲツツジが満開だった。
帰り着いたときはもうクタクタ。
でも素晴らしい稜線歩きができて大満足だった。(^O^)/
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