記録ID: 889549
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
佐武流山〜苗場山の周回予定が、笹ヤブに阻まれてピストンに
2016年06月04日(土) [日帰り]
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 11:53
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 2,182m
- 下り
- 2,167m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:00
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 11:53
4:38
31分
スタート地点
16:31
ゴール地点
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口から佐武流山 最初は5キロ程の林道歩き。楢俣林道から標高差で100メートルほど下ると渡渉 点に到着する(写真参照)。ワルサ峰までの道は明瞭だが、木の根などで歩き 難い急登が続く。ワルサ峰からは西赤沢源頭の分岐、山頂までと所々展望の良い 穏やかな道が続く。 ・西赤沢源頭からナラズ山 分岐から苗場山方面の道に入ると、夏道はあるが、この時期はあまり使われて いない印象(一面に草が生え、ミツバオウレンなどで足の踏み場がないような 場所も)。そろそろナラズ山が近いと思ったところから背丈以上の笹ヤブとなった。 ヤブと30分ほど格闘したが、スムーズに歩けた場合でも下山は17:30前後になる 予定だったため、藪漕ぎでの時間ロスは致命的。歩くルートを周回コースから ピストンへ切り替え、来た道を戻った。 |
写真
装備
備考 | ・飲み物は2.5リットル持ち、2.0リットル消費しました。 ・山行中の食事は以下の通り。 楢俣川の渡渉地点で菓子パンを1つ。 下山途中のワルサ峰で弁当。 |
---|
感想
佐武流山から苗場山と歩いての周回コース、何年か前から計画はするものの登山口
へのアプローチの悪さや、なかなかハードな行程になることから置いていました。
6月に入り、今年は早くもルート上の残雪がほぼなくなったことから行ってみましたが
結論から書くと笹薮に阻まれて、途中敗退です。背丈以上の笹ヤブは手強い。。。
戻ると決めてからも歩いた部分を忠実に辿れず、難儀しました。無理に進むと途中で
にっちもさっちもいかなくなるリスク大です。笹が刈られていない状態では泊まり
の装備で歩く必要のあるルートのようです。
佐武流山までは上越特有の歩きにくさとワルサ峰までの急登で弱っている足が何度か
死にそうになりましたが、所々展望が開け、あまり見たことがない眺めを楽しむ
山歩きになりました。
佐武流山の山頂では途中前後して登った方と山の話で盛り上がりました。
この方は残雪期をこよなく愛する人で、今年の異様なまでの残雪の少なさを嘆いて
いました。また、とんでもなく色々な山を歩いている方で、関東甲信地方の地図に
名前がのっている山はルートのあるなしに関わらずほぼ登り切ったとのこと。
登ったピークの数は2500を超えるとか。。。すごい方がいるものです。
この後、意気揚々と苗場山を目指したのですが、前述のとおり撃沈。
途中敗退になってしまいましたが、佐武流山には登れたので満足です。
それにしても、足が弱っていることを実感した山行でもありました。
なんとかしないと。。。
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コメント
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youtaroさん、おはようございます!
佐武流山〜苗場山の周回ですか、
レコ拝見して地図を眺めていると、
成程いい感じに回れるように見えますが、大変でしたね
佐武流山〜赤倉山の間の笹藪など地図に表示も何もありませんね
それも後半で笹藪地獄など出てくると疲れといろいろな考えも交錯して、
体も心も・・・想像しただけできつそうです
笹藪はこれから梅雨を経るともっとひどいことになるのか・・・
それに天気もよさそうですし、水分も2ℓでよく持ちますね
私は佐武流山と鳥甲山にはまだ近寄ったことがなく
いつかは登らなければと思っているのですが、
それにしても佐武流山の無表情さ、何ともいえません
いやいや、おつかれさまでした
yamahiroさん、おはようございます。
もう何年か、いいだろうなあと思いながら置いておいた
のが失敗だったかもしれません。現状、ヤブが刈られないと
日帰りの計画は厳しそうです (少なくとも、私には無理。。。)
時間としてはほぼ予定通りの時間で歩いていたため、普通に
歩ける状態で17時30分頃に下山かなと考えていました。
で、ヤブにツッコミ、このまま無理やり歩くと、山の中で
日が暮れるか、赤倉山から赤湯の方へ下山することになる
かもと、戻りました。
天気は良かったですが、空気はヒンヤリしていて、
夏とは違い、この点は助かりました
佐武流山はずっと気になる山だったので、よかったです
鳥甲山は私もまだ登ったことがありません。
この辺りはICからも遠く、なかなか足を運ぶ気持ちになら
ないので、また少し間が空きそうです。
youtaroさん、おはようございます
昨年歩いた方のレコからも、
分岐から赤倉山手前までは笹藪が相当ひどいとのことでしたが、
背丈以上は無理ですね
昨年秋に役場に問い合わせしましたが、何年も笹刈行っていないようです。
このまま廃道になってしまうのでしょうか。
山と高原地図、この辺りの情報をしっかりアップデートしてほしいですよね
youtaroさんですら無理と判断されたほどの藪なので、
藪苦手な私は、笹刈のタイミングを待ってチャレンジすることにします。
徒渉箇所の水量ももうだいぶ引いているとは
この豪雪地帯でも雪融けが早かったのですね。
ただ佐武流山だけ登りに行くという選択肢はなさそうなので、
徒渉もしばらくお預けになりそうです。
hirokさん、おはようございます。
私も赤倉山周辺はヤブと聞いていたのですが、
なんとかなるかなあなんて、突っ込んでしまいました
時間的にあまり余裕のない計画ですし、さすがに
この辺りの山は足への負担も大きく、体力も不足
気味。ヤブを15分進んで、15分戻るで、終了でした。
ヤブが刈られないと実質廃道ですね。分岐から苗場山
方面に足を踏み入れた時、最近歩いたひとがいる
感じがなかったので、あれ?っと思ったのですが。。。
雪の状況は既に夏と同じです。最近雨も少ないのか
ムラサキヤシオはたくさん花をつけたまま、花も葉も
しぼんだ状態になっている木が何本もありました。
私も佐武流山だけ登った状態になってしまったので、
リベンジは行くとしてもかなり先になりそうです。
しかし、佐武流山、この山のみピストンにしても20キロ
を超える、遠い山ですね。
youtaroさん、おはようございます。
佐武流山から苗場ですか
私の持っている古い地図では破線も無く、ワンゲル向きの激藪ルートと表記されていました
youtaroさん、そんなすごいところに挑んだのか・・と思いながら、ヤマレコで最新の地図を見たらいつの間にかルートが切り開かれていたのですね。びっくりです。
(hirokさんの情報によるとしばらく刈り払いがされていないとのことですが・・)
背丈以上の藪になると見通しも利かないし、一気に不安が増してやる気も失せますよね・・(私も一昨日、それで難儀しました。途中で諦めて沢を下りましたが ) 賢明な判断だったのではないかと思います。お疲れ様でした。
でもこの周回ルートは魅力的ですよね
絶対面白いと思います
yoshiさん、こんにちは。
このルート、10年ほど前には切り開かれていたのですが
佐武流山のブーム?が一段落し、歩く人も少なくなったの
かもしれません。昨日の状態だと、激藪に逆戻りです。。。
危ない場所は少ないので、暇になったら残雪期にテント泊
装備で三国峠→白砂山→佐武流山→赤倉山と周回するのも
いいかなあ?なんて夢想しています
このコースの日帰りは時間の余裕が少ないため、気力が
充実していても、ダメだったと思います。ほんと、こんな
状況ではGPSが便利ですね。昨日も戻る時に同じルート
を辿れず、GPSで位置を確認してしまった
そうなんですよね。しかし、計画を暖めすぎました。
一度 佐武流山を歩いてしまうと、なかなか気持ちが向かない
ため、気長にリベンジを考えます
youtaroさん、こんばんは
この歩きにくそうなルートで薮との格闘もあって30キロ超、
足が死んでも仕方ありませんよ
仕事の疲れや運転の疲れもあるでしょうし。
それにしても、いつもだいたい似たようなことを考える私たちですが
佐武流山ピストンは考えたことがありますが、
苗場までの周回は珍しく思いもよりませんでした。
私もyoshiさん同様、劇薮のイメージがありましたので。
でも残雪期だったら余裕で歩けるかもしれませんね。
いつか考えてみたいと思います
shigetoshiさん、こんばんは。
ありがとうございます。しかし、調子よく歩いていた
頃と比べると、確実にヘタレているような。
体重が増えているのが一番影響大なのかも
佐武流山から苗場山へのルートは2005年頃に開通した
ようです。たぶん、開通当初であれば、刈払いもされて
いて、今回のペースでもなんとか周回出来たと思います。
距離はそのまま苗場に行ってしまった方が、近かった
可能性もありますので。yoshiさんにもコメントしましたが
計画を置いておきすぎました。。。
佐武流山を歩いてしまったので、次回普通に歩くと考え
ても、なかなか行く気にならないような。で、残雪期
だったらなんて考えています (途中、テン泊が必要
なので、だいぶたってからになると思いますが)
youtaroさん、こんばんわ
佐武流山から苗場への稜線は私の持っている山と高原地図2013でも赤線になっていますね。昔は笹が刈り払われて普通に歩けたようですが、今は誰も手入れをしていないようですね。東日本大震災に触発されて栄村でも地震が起きましたが、それの影響かもしれないとふと思いました
佐武流山のピストンだけでも20kmあるのですね。鴨沢からの雲取山ぐらいの距離ですが、歩きやすい雲取とは全く別次元でしょうね。
ちょっと気になったのですが、『ワルサ峰』に『ナラズ山』なんと無くおっかない名前が多いですね。
aottyさん、こんにちは。
西上州の山なども、一度台風で荒れたルートが
そのままになり、今は廃道となっている場所が
いくつかあります。
佐武流山へのルートは途中、笹の道はあまりなく
ある一定以上の方が登っていれば、維持出来そうですが
笹のルートは毎年刈払いしないと歩けなくなるので
厄介ですよね。佐武流山から苗場方面へのルートもこのまま
では危機かもしれません。。。
佐武流山、遠い山ですね。林道歩きも長いため、歩き難い
部分は12,3キロだと思いますが、やはり上越、侮れません。
こちらの山を歩くと、奥多摩や奥武蔵の山の歩きやすさを
実感します。
私も、ワルサ峰まではそれほど思わなかったのですが、
ナラズ山とはなんともと思いました。で、この山で敗退
でしたし
youtaroさん、こんばんは
またまた魅力的なエリアを訪れましたね 。
さぶろう、いや、佐武流山ですね!!信州百名山、
私ももっと早く山たびに興味を持っていたら信州の山々も
いろいろあるけたのに、交通手段のない今はなかなか訪れる事も
難しいです。また背丈以上の笹ヤブとはやはり突破はyoutaroさんを
もってしても厳しいのですね・・。ホント戻るにしても踏み跡もわからない
状態では私ごときだったら、絶対出て来れないと思います・・。
また熊なんかに鉢合わせでもしたら ・・。
kazuroさん、こんにちは。
土曜日は攣りまくりました
shigetoshiさんにもコメントしましたが、体重増が
一番まずい部分かもしれません。昨年の今頃と比べると
4キロ増です。なんとかしないと。。。
佐武流山、kazuroさんもそうおもいますか
何か惹かれる山ですよね。そんなことからだいぶ前から
気になっていたのですが、ようやっとでした。
ここは高速のICから60キロ近くあるため、アクセスは
悪いですよね。公共の交通機関利用だと、前泊しないと。。。
となってしまいそうです。
このあたり、熊さんは要注意ですよね。ツキノワグマの
事故は山菜採り(特に熊も大好きなネマガリダケ)の最中
が一番多いので、ネマガリダケの藪などはそのもっともたる
ところかもしれません。佐武流山の山頂で話をした方が
先月、この近くで数メートル離れた距離で遭遇したとの話を
していました
youtaroさん、こんばんは。
遅コメで失礼いたします
ターミネーターでも撃沈の激藪
どれだけ凄いか、容易に察しがつきますよ。
体力が落ちているのでは無く、単純に歩ける場所ではないということかと
でも、そのチャレンジ精神には敬意を表します!
しかし、皆さん、よく調べ上げていますね
その手の方々の集うHPだと、改めて認識いたしました。
登山道オンリーの私には、いつにも増して敷居が高く感じられますよ
花レコ並の美しい写真が並びますので、ハイキングモードで突入して
しまいそうで怖いです
テン泊でのリベンジ・・・
よくやるな〜 流石は蝦夷のヒグマと恐れられる人物です
tailwindさん、こんばんは。
いや〜、おんぼろで困ります。。。時間に余裕がない
コースだったため、諦めも早くつきました。
チャレンジ精神というよりも、適当すぎたのかも
しかし、事前にあまり調べすぎると、楽しくなくなる
ような気がして、さらっと流してしまうことが多いです。
今回のような場合、反省ですね 。
今回のコースは普通に地図を見ると、実線なので、
破線でもバリでもないのです。。。この点、上越の山は
気をつけないとですね。
花は、苗場山の広大な湿原がメインと考えていました。
ハクサンイチゲやハクサンコザクラなど、見たかったなあ
テン泊でのリベンジは思いつきですし、隠居後に考え
ようと思います。のんびり2泊くらいで行けるといいなあ
なんて。
そのためにも、あまりヘタレないようにしないと。。。
体重減が一番ですが(今月後半には人間ドックもあるし。。。)。
相変わらずのカメレスすんませんm(__)m
まぁ何とも魅力あるところですが
熊は要注意ですね!
楽しみなプラン
残しておきたいエリア
後回しにしてしまうもの
いろいろな思いがあるもので
温め過ぎて冷めてしまうこともあったりで
行ってみると感覚が変わっていたりとか?
ホントおもしろいものです。
途中敗退とありますが
これはけっして敗退などではなく
臨機応変に判断し安全登山を挙行された
youtaroさんの的確な判断は流石であり
素晴らしいと思いました。
次回は、のんびり歩けるときに歩けばいいですね
佐武流山 確かに不思議な魅力を持った山ですね。
大変お疲れさまでした。
beelineさん、こんにちは。
最近、ネマガリダケを採取に行って熊に遭遇の
ニュースが連続していますね。笹ヤブなど、上越の
山も要注意です。
このコース、考えたのは4,5年まえでした。佐武流山
が第一目的のコースなので、次回、敗退したルート
を歩くかは、気分次第です
ありがとうございます。
今回、計画段階から時間に余裕の少ないルートだった
ため、藪と格闘して、すぐに諦めることが出来ました。
ちょっと体調的にも?な日だったため、無理せず
戻ることが出来てちょうどよかったのかもしれません。
(なんて都合よく考えることに。。。)
beelineさんのおっしゃる通り、佐武流山、
不思議な山です。yamahiroさんからは無表情との
コメントをもらっていますが、そんな感じもあり
ます。しかし、魅力的。機会があれば、歩いて
みて下さい
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