甲斐駒 黒戸尾根(靴が破れ途中敗退!!)
- GPS
- 11:49
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,909m
- 下り
- 2,911m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 2:49
- 合計
- 11:49
天候 | 晴れ のち 曇り(風なし) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
○駐車場の駐車台数は、2:00が10台、13:00が30~40台程度 ○近くに「尾白の湯」があり820円(市外)で利用できる |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートは、全体的に明瞭である、 【駐車場(803m)〜五合目小屋跡(2200m)】 神社から、たしか2km位までは、落ち葉の敷き詰められたトレイルが多く、足元もよく歩きやすい(下りは気持ちよく走れます)、2kmから笹が茂ってくる、ここからだんだんと傾斜が緩くなってくる。 刃渡りは、踏み外すと滑落するが、自分にとって尾根の幅があると感じ、足元が安定して通過できた、下りの時に特に危険と感じなかった。 (七丈小屋以降のルートの方が比較的危険) 【五合目小屋跡(2130m)〜七丈小屋(2370m)】 五合目小屋跡から梯子が多くなる、しかし、梯子以外の部分は足元は比較的いい 【七丈小屋(2370m)〜甲斐駒ヶ岳(2967m)】 七丈小屋からは、登りが急になり岩がり梯子や鎖場が多く、足元も不安定なところが多くなる。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
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写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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---|
感想
ダイエットとトレーニングを兼ねて、黒戸尾根から仙丈ヶ岳ピストン、距離32km、累積標高6000mを計画したが、甲斐駒ヶ岳から北沢峠に向かう途中に靴が破れ、これ以上進むのは無理なため引き返すこととした。
今回、初めて黒戸尾根を登ることとなった。取り付きは、駒ヶ岳神社であるが、駒ヶ岳神社は近い範囲で2か所あり、間違ってもう一方の横手駒ヶ岳神社に行ってしまった。到着した時なんだが風景が違い、その時間違いに気づく。
竹宇駒ヶ岳神社までは車で10分ほどの近いことろであったので良かった〜
登山開始後、刃渡りを超えたあたりから、先週のトレラン大会の疲れが現れ、ペースが上がらない、標高2500m位の七丈小屋あたりから、心拍数は160だが、感覚的に心拍数170以上ときと同じくらい息が上がり辛くなる。標高が高く酸素濃度が低いためか心臓があおる。
この調子では、仙丈ヶ岳まで行けるか心配になってくる。
登山開始から4時間6分で甲斐駒ヶ岳頂上に到着、目標タイム4:00なので6分オーバーであったが、計画タイムに対し1時間早いので、まだ仙丈ヶ岳をクリアできるかと思った。
しかし、甲斐駒ヶ岳下山開始後20分で靴の違和感があり、右足を見ると靴がパックリと穴が開いてしまった。先週の50kmトレラン大会で、この靴の両足が穴が開いてしまい補修し、今回もそのまま履いてしまった。他にも2足靴があったが、いつも使う靴なので、うっかり手を出してしまったのがいけなかった。
穴がこれ以上広がらないように、もっていたテーピングで補修を掛けて引き返した。岩場では靴底のテープが摩擦で剥がれ、途中1回再補修して無事下山できた。
トレランは比較的、荷物を減らし軽装備の傾向があるが、場所や行動時間によってリスクがさまざまなので、無事下山できるようエマージェンシーキットの必要性や装備品の耐久性について注意しないといけないと反省した。
■結果
・距離22.08km
・累積標高2897m(4000mは獲得したかった)
・運動消費5196kcal
gontaさん、こんにちは
UTMF目指す方は凄いなと計画見て思っておりましたが、テーピングのテープで補修するとは流石ですね。
higurasiさん コメントありがとうございます。
今回は、酷いアクシデントがありましたが、誰も迷惑を掛けず無事下山できたことが良かったです。
長い距離の計画を立て最低でも甲斐駒岳を下った北沢峠まで行くつもりでした。北沢峠以降は、各ポイントに関門時刻を設けてタイムオーバーとなったら、そのポイントから引き返すつもりでした。
アルプスは何かあると大変なので、残雪状況や水場や補給などの確認を十分したんですが、補修したトレランシューズを履いて行ったことを猛反省しております。
破れたシューズは、一番使いやすいため、つい履いてしましました。破れるリスクなんて考えもしませんでしたよ。
トレランは捻挫や擦り傷のリスクが高いため、テーピングや小分け袋に入ったガーゼ、痛み止め薬は十分に持っていて、それが幸いでした。今回の山行は、靴を始めとするギアの耐久性にも注意を払うことが大切と教えてもらいました。
Facebookでもコメントさせて頂きましたが、足元ギアの故障は怖いですよね。
以前、妻のアルプスデビューで、2泊3日の双六テン泊へ行った際、
3日目の下山時に、熊の踊り場辺りで片足が、秩父沢雪渓手前でもう片足、
共にソールがベロリンチョしました。
ほぼ新品のテープを1巻持っていたので、グルグル巻きにし、
何とか登山道を乗り越えましたが、テーピングでは補強が持たず、
最後の林道では、ソールを全て引き剥がし、車まで戻りました。
アルプスみたいな高山では、すぐに下山出来ない為、
やはり万全で臨まないと怖いですよね
もちろん、酔って登った自分自身への戒め、という意味合いが強いですが、、、笑
無事下山、お疲れした!
ホント、無事に下山出来てよっかたです。
いつもテーピングテープは、2mは持つようにしてますが、長時間の行動を計画したためもう1巻をザックに入れておきました。このなんとなくのやった装備が助かりました。
トレランの大会は、体調不良の場合オフィシャルのサポートがあるため、問題なく下山できますし、スイーパーが最終ランナーの後ろにいますから安心できます。
一方、登山は、当たり前の自己責任ですから、何かあっても自己完結の世界ですよね。
今回の事で、靴にしろエマージェンシーキットにしろ、どれだけのリスクに備え登山することが大事であることを考えるイイ機会になりました。
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