記録ID: 8916985
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ハイキング
甲信越
中山道（妻籠・馬籠・落合・中津川）
2025年11月08日(土) [日帰り]
長野県
岐阜県
s_416
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 06:36
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 860m
- 下り
- 971m
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日帰り
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:36
距離 25.5km
登り 860m
下り 971m
| 天候 | 晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
・JR東海中央本線 ・駅番号 CF23 ・有人駅（簡易委託駅） ・待合室 ・観光案内所 ・水洗トイレ ・自動販売機（飲料水） ・バス停 中津川駅 ・JR東海中央本線 ・駅番号 CF19 ・有人駅（駅長配置駅） ・待合室 ・水洗トイレ ・ベルマート |
写真
バス乗り場の蝶ネクタイにゃんこ氏。声を掛けたら、近寄ってきて、背中をナデナデさせてくれた
順路に従い中山道。最初にSL公園。D51型蒸気機関車351号機の雄姿
蛇石 (へんびいし)。確かに、岩に付いている溝が、こっちを向いた蛇の顔のように見える
城内の案内板によれば、室町時代から戦国時代の山城とのこと（南木曽町指定史跡とあるが、現在は長野県史跡）
最後は薮になってしまった。とっつきぼ（ひっつき虫）にやられた。残念、失敗
由来記。せっかくの小イベントなのに、英文が併記されていないのは勿体ない
妻籠宿 (中山道42番目の宿場)。まだ時間が早いのか観光客の姿もまばら。1800年代初頭の長屋「熊谷家住宅」などを見学
紅葉の街道。外国人旅行者とすれ違うことひっきりなし。馬籠宿→妻籠宿の経路で歩く散策者の方が多いようだ
一石栃（いちこくとち）の白木改番所（しらきあらためばんしょ）跡。木材の取り締まりをしていた場所
休憩所にて、火が入った囲炉裏の周りで談笑する観光客。これが長野県の山あいの光景だと信じられようか
馬籠峠の三角点にお立ち寄り。県道7号から右に分岐する、薄暗い林道へ
黄色く色づいたブナ林の中の舗装林道は落ち葉や木の枝が堆積していた
その名もズバリ、四等三角点「峠」885.38 m。本日の最高標高地点
落ち葉林道からササ薮に入り (画面右端から)、薮の中を探し回った。三角点は、一番高い場所辺り（中央左）で保護石に蹴躓いて、ようやく見つけることができた
2
11/8 11:35
落ち葉林道からササ薮に入り (画面右端から)、薮の中を探し回った。三角点は、一番高い場所辺り（中央左）で保護石に蹴躓いて、ようやく見つけることができた
本来なら恵那山の大眺望が広がっていたはず（朝7時頃、電車の窓からは山頂までくっきり見えていた）
お昼は馬籠でお蕎麦と考えていたが、どの店も大行列。諦めて歩き出す。南東方向に色付いた山々（富士見台高原と神坂峠）
1957年、島崎藤村揮毫による「是より北 木曽路」の碑。美濃国と信濃国の旧国境
落合の石畳。峠越え（十曲峠）を容易にするため、石を敷きならべたとのこと。案内板の赤い区間が現存する旧来の石畳。黄色は復元された区間
4
11/8 13:32
落合の石畳。峠越え（十曲峠）を容易にするため、石を敷きならべたとのこと。案内板の赤い区間が現存する旧来の石畳。黄色は復元された区間
往時の石畳区間。ウォーキングシューズで来てしまったが、全行程を通じて登山靴の方が歩き易かったかもしれない
落合宿本陣 (国指定史跡)。今日はお祭りで「きなこ餅」の配布などあったようだが、13時で終了。ひと足遅かった
撮影機器：
感想
JR中央本線の普通列車を乗り継いで、朝8時過ぎに南木曽駅。駅前では蝶ネクタイの猫ちゃんが出迎えてくれた。順路に従い中山道を進む。上久保一里塚や蛇石といった小イベントを経て妻籠城址へ。本丸の樹間からは、妻籠宿や南木曽岳、木曽山脈（中央アルプス）の山々を望むことができた。
妻籠宿では熊谷家住宅を見学。まだ時間が早いためか、観光客の姿は少なかった。野沢菜おやきを食べながら、静かな宿場を抜けた。大妻籠では藤原家住宅に寄り道。長野県宝との触れ込みだが、屋根はブルーシートだった。引き続き、男滝、女滝を経て、一石栃立場茶屋。囲炉裏の周りで休憩していたのは、全員が外国人だった。
馬籠峠では、峠四等三角点に遠足。ササ薮の中、保護石に躓いたことで三角点標石を発見することができた。峠から間もなく馬籠宿。多くの日本人観光客で賑わっており、どの飲食店も大行列。昼食は諦めて、川上屋の栗きんとん。美濃国と信濃国の旧国境「是より北 木曽路」の碑を過ぎ、「落合の石畳」。落合宿から中津川宿の順にたどって、駅にゴールした。
この辺りの旧中山道は「サムライロード」として外国人旅行者の人気を得ているようで、全行程を通して英語のみならずドイツ語、ロシア語、中国語など多様な言語が飛び交っていた。人気区間を外れた落合〜中津川間で街道歩きをしていた日本人はわずか1名、その他は外国人のみだった。
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