越後駒ヶ岳 十二平からグシガハナ経由


- GPS
- 10:00
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,746m
- 下り
- 1,732m
コースタイム
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 10:00
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・越後三山森林公園の駐車場に止めました。50台ということですが、朝5時前で他に一台も止まっていませんでした。帰りには10台弱。(みんな釣り人かな?) ・登山ポストは見当たりませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・森林公園〜十二平までは旧林道のなだらかな道です。 ・十二平からはいきなり急登です。時折斜度が緩みますが、概ねグシガハナまでは急登が続きます。一箇所だけロープあり。難易度の高い場所はありませんが急斜面の尾根道だけに転倒注意です。樹林帯の尾根道ですが中ノ岳方面は頻繁に展望が開けます。 ・グシガハナ〜駒ヶ岳は展望の良い気持ちの良い道です。 ・雪渓上の歩行箇所はありませんでした。 ・登山口から中ノ岳〜駒ヶ岳稜線との分岐までの間でお会いした登山者は行き帰りを通して1名だけでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
非常食
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
---|
感想
昨年、新緑と残雪の越後駒がとても綺麗だったので、少し季節は遅れたけれども今年も訪ねることにしました。今回は急登で名高い水無川から登ることにしました。
越後三山森林公園から十二平までは荒廃の進む林道ですが、深い谷に刻まれた素敵な景観の道。登山道に入る前から秘境の雰囲気がプンプンします。おちこちの滝や八海山に続くスカイラインを楽しみながら小一時間で十二平にたどり着くと、そこからは息もつかさぬ急登が続きます。時折眺望が開ける度、八海山に向かって突き上げる見事な谷、そこから中ノ岳へと続く険しい尾根、岩壁と渓谷の美しい中ノ岳、と次々に見える景観が元気づけてくれます。
ガイドの地図には十二平とグシガハナとの中間に「眺望良い」と記された「人松」と言う地名が書かれているのですが、松の生える眺望の良い場所は何度となく現れます。そのたびに「ここが人松?ここからまだ2時間半か・・」とうんざりしながら急登を喘ぎながら登りましたが、最後はあっけなくグシガハナにたどり着きました。
グシガハナのピークで大休止。ここは眺望の素晴らしい場所です。とにかく中ノ岳が素晴らしくかっこ良く見えます。谷が深く抉る複雑な地形は見ていて飽きません。駒ヶ岳へは気持ちの良さそうな道が伸びています。ここまで来れば、もう急登は終わりです。稜線に咲く花も楽しみながら駒ヶ岳山頂までは1時間ほどで到着です。
残念ながら駒ヶ岳の山頂の向こう側にはガスが出てしまい、眺望には恵まれませんでした。山頂は混んでいたので、数分の滞在で引き返すことにしました。再び分岐からグシナハナに向かう稜線の上でのんびり大休止。深い谷を挟んで中ノ岳の眺望を心ゆくまで楽しみました。
グシガハナからは(覚悟はしていましたが)急降下です。急坂の下山は辛いですね。オーバーペースにならないように、正面に見える八海山の眺望や、花に慰められながらのんびり下りましたが、それでも最後はうんざりしながら林道にたどり着きました。
荷物が重かったらさぞかしシンドイだろうなぁ。ここ数年の山行の中では飯豊の梶川尾根と一二を争うような急坂でした。
今回、梅雨の晴れ間の土曜日にも関わらず、主稜線までの間で会った登山者は上り下り含めて一名のみ。とっても静かな山行でした。ただ、雲が多かった上に、湿度が高く、山は霞み気味だったのがちょっと残念でした。素晴らしい眺望のコースなので空気の澄んだ秋にでも再び訪ねてみたいと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する