大黒山〜余呉トレイルを歩く 獣害被害の小さい森・いきものふれあい室観察会〜
- GPS
- 06:15
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 676m
- 下り
- 662m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
関西電力の巡視路はプラ階段が整備されて間もないようで、歩きやすかったです。プラ階段がない急登部分は、ステップを小さくして慎重に。雨後など、ぬかるんでいたら難儀しそうです。 熊ハギのあとがあります。直近のものではなさそうですが、用心しましょう。 |
その他周辺情報 | 北近江リゾート http://kitaoumi.com/ キャベツ畑 (彦根) http://www.kyabeba.com/ |
写真
感想
いきものふれあい室の6月観察会に参加しました。
以前に椿坂峠からの直登コースで大黒山から東峰辺りまで歩きました。
今回は、採石場跡地から別の尾根を歩くとお聞きしたので、これは行っておこうと直前に申し込みました。
尾根の取り付きは、やはり急登でしたが、関電さんが鉄塔の巡視路をメンテされた直後のようで、プラ階段があり歩きやすかったです。それでも、帰りは足が疲れていて、踏ん張れなかったらいやだなぁと思わせる道でした。(下山時、足運びを教えていただき、尻餅をつかずに済みました。)
大黒山には、チシマザサとブナの林床が広がる豊かな森がありました。
イブネ・クラシ、御池・・・笹の藪漕ぎで大変だったと先輩方からお聞きする。昔と違って、植生がすっかり変わってしまったそうです。
churaが山を歩き始めたときには、もうツルツルの姿でした。
書籍の著述から想像してみたり、写真が紹介されているとあまりの違いに驚くことが多いのですが、今回、「チシマザサーブナ群集」なる専門用語も聞いて、そもそもセットになっていることが本来の姿と知ると、もっと驚きます。
余呉トレイルもほとんど歩いていないので、歩いたことがある横山岳や大黒山周辺からしか想像できませんが、他の山域でこれだけ増えている鹿がなぜこの山域では少ないのだろう?冬の厳しさのせいなのかなぁ?
生き物ふれあい室 「余呉トレイルを歩く 大黒山・獣害被害の小さい山」に参加してきました。
高島トレイルと余呉トレイル。
同じブナ林でも植生その他微妙に様子が違いますね。
クマやシカの被害も違えば、花や鳥も言われてみればなるほどと思うし、植生の違いなど今まで見過ごして来たり気づかなかった発見が、たくさんありました。
丹波山地寄りの高島トレイルと柳瀬断層による断層崖が顕著な余呉トレイル。ブナ林の形成も、人の暮らしと密接に関係しお互いに影響しあっているんですね。
それにしても、クマのカワハギ、すごいですね。
このあたりの山、ちょっと展望のいいところに出れば、見える範囲に絶対クマは複数いるということで…。
登山中も、先頭の青木先生はトレードマークの測量ポールをカンカンと鳴らし、警戒音を出しながらの山行
もっとも、メンバーが、あの花はなんだとかこの木がどーだとかやかましいのでクマも閉口して退散していたのかも。
参考までに
http://www.forest-akita.jp/data/sansai/kuma-taisaku/kuma.html
久しぶりにお会いできた方もいて楽しい山行になりました。
平日も暇ですのでお声掛けください。
青木先生、bebebeさんありがとうございました。
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