笠ヶ岳 心折れる笠新道

2016年06月12日(日) [日帰り]

• GPS: 08:43
• 距離: 23.6km
• 登り: 2,234m
• 下り: 2,253m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:58
• 休憩: 0:45
• 合計: 8:43

距離 23.6km 登り 2,234m 下り 2,258m

2:23 新穂高温泉駅
2:30 2:33 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
2:46 お助け風穴
2:58 中崎橋
3:06 3:11 笠新道登山口
4:58 5:08 杓子平
6:02 分岐指導標（仮称）
6:02 笠新道分岐
6:27 6:28 抜戸岩
6:52 6:53 笠ヶ岳山荘
7:08 7:20 笠ヶ岳
7:25 笠ヶ岳山荘
7:39 7:40 抜戸岩
8:09 笠新道分岐
8:12 分岐指導標（仮称）
8:19 8:21 抜戸岳
8:26 笠新道分岐
9:10 9:14 杓子平
10:37 10:40 笠新道登山口
10:46 中崎橋
10:54 お助け風穴
11:00 11:02 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
11:04 新穂高温泉駅
11:05 11:06 中崎山荘 奥飛騨の湯
11:06 ゴール地点

天候

概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山者用無料駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

コースに際立った危険箇所はありませんが、日帰りの場合、笠新道は長い&急登なので時間に注意したほうがいいでしょう。これからの季節は水の補給にも気を付けたほうがよいです。
特に下りは疲れた脚につらく長い下りがこれでもかと続きますので要注意です。集中力を切らさないように。
いつもなら「下りはあっという間で楽勝でした」的な感想ですが今回は余裕ありませんでした(笑)

その他周辺情報

登山センターに登山届と下山届を提出する必要があります。
トイレは夜も利用可能。真っ暗ですが人に反応してライトがつきます。
温泉多数。今回は水明館佳留萱山荘を利用。
想像以上に大きく開放的な露天風呂でした！

写真

6/12 2:25

予定よりもだいぶ早いですが目も冴えているので出発
ちゃんと登山届を提出します。
ここにあるトイレは利用可能。

6/12 3:12

林道を歩いて笠新道の入り口まできました。水場があります。
ナイトハイクももう慣れたなー

6/12 4:09

夜明けが近い。
穂高方面は雲がかかっています。
天気予報だと午前中はもつはず。

6/12 4:54

笠新道の登りが延々と続きます。長い！

6/12 5:06

槍ヶ岳も雲の中
先週登った飛騨沢が見えます。

6/12 5:10

雲の中にあるのが笠ヶ岳かな？

6/12 5:36

笠新道の分岐までの登り。
そこそこ雪があります。

6/12 5:37

でも横に夏道出ています。
ところどころ雪渓を横切ったり登る必要があります。
距離が短いのでアイゼンを使うかどうか悩んで結局使いませんでした。

6/12 5:46

晴れそうな気配だけはあります

6/12 5:57

ふう、と一息ついていたらライチョウさん発見！

6/12 6:07

稜線に出たもののガスの中。
風はなく穏やか。

6/12 6:08

笠ヶ岳はどこなんでしょうか

6/12 6:11

まだ雪がたっぷり

6/12 6:29

一瞬チラッと笠ヶ岳が見えました！
思ったより遠いなー(笑)

6/12 6:56

山小屋に到着。
まだオープン前ですね。

6/12 6:58

おぉ。。もうすぐそこです。

6/12 7:05

ふと振り返ったら雲海の向こうに槍が！

6/12 7:06

雲海と槍と太陽と！これはこれで良いですね。

6/12 7:12

そうこうしているうちに到着！
出発から約五時間。遠かった..
でも今週も貸し切りGET。まだ7時ですしね。

6/12 7:18

雲海の向こうには穂高

6/12 7:18

乗鞍かな

6/12 7:30

雲海の向こうの槍穂。これもなかなか良い

6/12 7:32

下ります。あえて雪道を選んで脚に優しくいきましょう。

6/12 7:37

今夏テン泊でいくつもりの黒部五郎などもガスが晴れて見えました。

6/12 7:46

笠ヶ岳までの稜線も見えます。なるほど。こうなっていたのですね。

6/12 7:59

見るほどに端正な形していますね。

6/12 8:23

時間がまだ早いので鏡平から降りようかと思いましたが計画書通りに笠新道を降ります。
せめて抜戸岳に寄り道。

6/12 8:23

ここからは飛騨沢がよく見えますね。まだまだ雪はある様子です。

6/12 8:34

先週の槍でお終いかと思われたピッケル。
またお守りとして持ってきているので下りで使います。

6/12 9:12

杓子平から。
今日の笠新道は2人の方とすれ違ったのみ。

6/12 9:21

笠新道を下り始めると穂高が大きいです。

6/12 9:21

笠新道は心折れる下りが続きます。

6/12 9:30

いや、ほんとキツイ
不規則な段差の大きい岩が延々と続きます。
こういうトレイルは苦手です。
雪のある季節のほうが下りはいいよなー

6/12 9:51

だいぶ下ってきたつもりなのですが続きます。

6/12 10:01

下に沢が見えます。つまり水平距離は短いということ。
ほんと厳しい下りです（笑)

6/12 10:38

あともう少し…

6/12 10:46

やっと登山道入り口に着きました！
下山が厳しい山は心折れますね。
これほど心折れるのは皇海山の延々と続くトラバース以来です。

6/12 11:10

ロープウェイに着きました。このあと下山届けを出して本日の登山終了。
笠ヶ岳、笠新道は厳しかったけれど良い山でした！

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

感想

hirotieee

今週は先週の槍ヶ岳から見えて一目惚れした笠ヶ岳に行ってきました。

梅雨の合間の晴れがギリギリ狙えそうでしたが午後から崩れる予報だったので朝早くから登ることに。午前2時は朝じゃないかもしれませんが(笑)

このコースの核心は笠新道の長い急登にあると思いますが、そのつらく長い急登の果てに出会える稜線からの景色は最高でした。雲海の向こうに槍が見えたときは感動の一言。笠ヶ岳も堂々とした山容でファンになりそうです。
ただし下りも長く険しく心折られます(笑)
次は双六岳からの稜線を歩いてみたいです。

それにしても毎週の山行の成果なのか、だんだんと楽に速く登れるようになってきました。追い込んでいるわけじゃないんですが自然と速い。スピードは登山の安全にも登れる山のバリエーションの広がりにもつながるので良い傾向ですね。それでも今回の笠新道の下りには心折られましたが(笑)
次はもっと追い込んで黒部五郎岳あたりまで行ってみようかなと思います。