金峰山・瑞牆山 富士見平でテント泊♪ しゃくなげは2,000m付近見ごろ
- GPS
- 14:28
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 2,146m
- 下り
- 2,137m
コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:50
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 5:07
1日目は富士見平でテント幕営時間が入っています。
天候 | 1日目:曇りっぽい晴れ(金峰山頂ではガスガス) 2日目:晴れ(富士山もよく見えました!) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下道が結構長いですが、対向車に困るようなところはありません。 みずがき山自然公園の無料駐車場に駐車してスタートです。駐車場からは瑞牆山の展望が良いですね。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●参考資料 山と高原地図「金峰山」 山梨県の山 ●みずがき山自然公園→富士見平 駐車場から少しアスファルト歩き。その後左手の登山道に入りますが、1個目から入ると間違えてカンマンボロンのほうに行き易い。沢を渡る口が無いのでおかしいと思い引き返して正解。橋を渡ってすぐ、途中九輪草が咲いていました。 樹林帯の中ですが、この時期の淡い緑が目に優しく、春ゼミの音が意味に優しくて癒されます。比較的歩き易い気持ちよいコースです。 ◎富士見平小屋 テン場1人1,000円。350缶ビール500円。 樹林帯の中なので風の心配もほぼなし、気持ち良い雰囲気です。 水場は若干下った個所に豊富な湧水で冷たくて旨し。 ネットでテント場100張りと書いてありましたが実際に広い。 今回は開山祭があったからなのか60〜70張位あり大賑わいです。 その広さにしてはトイレは男女1個(男は小用と大用各1か所)と少ないので大変。 ツツジが満開でした♪ 九輪草も満開でした♪ ◎大日小屋 無人小屋で富士見平小屋が管理。1人1000円に変わったらしいです。 テン場は10張り位か。今回は金峰から降りてきたら一杯でした。 トイレドアなしでちょっと使いたくない。 小屋内部はきれいですが、立てつけ悪く風の吹きこみありそうです。 水場の沢は今年は雪が少ないためかかなり細かったですね。 ●富士見平→金峰山 標高2000m付近(大日岩付近)のシャクナゲは満開。それより下は終わり、山頂付近はまだでした。 砂払ノ頭までは樹林帯ですが、それ以降は稜線歩きとなり展望が開けます。何段かになった稜線の先には金峰のトレードマークの五丈岩が見えて登り甲斐がありますね。 五丈岩は2回目ですが、今回も登れました。最後の登りは上部に指で掴まれるようになっているのでタイミングを合わせて体を引き上げるイメージで足を上げます。 降りる時は慎重に。 ●富士見平→瑞牆山山頂 途中はほとんどシャクナゲ終わり。山頂は今が見ごろでした。 一度沢に下り、そこから登りが始まります。中盤以降は岩の連続。重装備には結構こたえる。クサリ場数箇所あるが、それほど危険なところは無いでしょう。 山頂は岩の上なのでかなり展望がよく、下が切れ落ちています。落ちないように注意。前回訪れた時にはオオヤスリの上にクライマーがいて驚きました。 八ヶ岳連山が広がり、南アが北部から南部まで全部見える好展望の山で軽身なら手軽に楽しめるお勧めの山ですね。 ●瑞牆山頂ー黒森経由→みずがき山自然公園 標高1,800m付近のシャクナゲが見ごろ。名前のついた岩があちこち、それ以上に名も無き大岩がたくさんあります。苔むした雰囲気が神秘的です。不動の滝から下は沢沿いの歩きとなりますが、水がきれいで富士見平の方とはまた違った雰囲気ですね。 地図だと荒れていると書いてありますが、それほどでもなかったです。 |
その他周辺情報 | ●温泉 増富ラジウム温泉にて汗をながしました。小屋で割引券いただいて770円也。 源泉かけ流しで、複数の温度の温泉ががあります。平均的には通常の風呂より温めですね。30度〜37度くらいが主流。 休憩施設、食事処もあります。 |
写真
感想
今年は夏山でガッツリ縦走する計画を何本か考えているので、そろそろ重装備の足を慣らそうと考え、適度な歩行距離と満足感の得られる山、花が時期の山ということで、この時期しゃくなげが見事な奥秩父の金峰山・瑞牆山に富士見平テント泊で行くことにしました。前回黒斑に登った時にテント泊をしたいと話してくれた地元のヤマトモya_saさんをお誘いし、自分の仲間と計7人テント2張りです。
当初は土曜に黒森コースから瑞牆山を越えて富士見平にと思っていましたが、なんと日曜が金峰で開山祭があるということで当日の登山渋滞が予想され、急遽富士見平にテントを張って金峰山をピストン、日曜に瑞牆山を越えて黒森コースを下る反対周りに変更。
足慣らしのため23キロ背負ってテントを張り、その後の金峰もテントを置いた変わりに水を2リットルだけ追加して15〜16キロの重量で往復してきました。金峰までのルートは思いのほか長く、結構いい足慣らしになりました。
久しぶりの山頂もガスで展望はありませんでしたが、体重が当時から5キロ増加しているにも関わらず五丈岩にも登れて満足です。買いそびれていた金峰・瑞牆の山バッチもゲット♪
2日目の瑞牆では天気がよく富士山、八ヶ岳、南ア、遠くは中央ア、浅間山が見えて梅雨時期にしてはベストコンディション。特に南アは北部から南部まで見え、三座同定を楽しめました。
黒森コースは初めてでしたが大岩がたくさんあり、岩と苔の神秘的な景色、沢沿いに歩く登山道、そして人が少なく静かな登山を楽しめたのが良かったです。
花のほうも九輪草の群生、富士見平の満開のツツジ、金峰では大日付近で満開のシャクナゲ、瑞牆では山頂の満開のシャクナゲと想像していた通り。目当ての花がバッチリ見れると本当に嬉しいですね♪
金峰山・瑞牆山とも日帰りで行きがちですが、テント泊で訪れてもこれだけ楽しいので、たまにはゆっくり来たい場所となりました。
さー週末はガッツリ山行第1弾の南アです。雨降らないことを祈ります。
YAMA555さんと飲んだ際、「5月下旬に職場の同僚と金峰瑞牆へ行く予定だったのに子供の運動会で行けない」、「いつかテント泊で山に行ってみたい」、などと話していたら6月に金峰瑞牆へテント泊で行く予定がある!!との事。
話が繋がり過ぎてビックリしましたが、同行させて頂くことになりました。
金峰山は大弛峠から登ったことがありましたが、瑞牆山は初めてです。
いつもよりは重い?!ザックに少し戸惑いながらも涼しい樹林帯の中を進み、程なく富士見平小屋に到着。テキパキテント設営していくお仲間に遅れまいと手を出しましたが、さすが早いですね(^_^;)
ザックも重いなんて言ってられない程の荷物を他の方は背負っていました、申し訳ないです。
夜は慣れていないと寝れないかもよ、と言われていましたが、早起きと山歩きの疲れで、直ぐ寝てしまっていたようです。。
おかげで翌日の瑞牆も気持ち良く歩く事が出来ました。
テント泊はどうしても荷物が増えてしまう為、これまで山小屋泊を選んでました。
今回ご一緒させてもらい、自分のペースで行動でき費用も安く抑えられるテント泊もイイなと改めて感じました。
ご一緒させて頂いた皆さん、ありがとうございました<(_ _)>
23キロ背負って山に入るだけでなく、テント設営後も15キロ背負って金峰山ですかぁ、あいかわらずのタフネスぶり、さすがです。そしてなんとストイックな(@_@)
白峰南嶺山行1週間前の足慣らし、私のお気楽な高度順応山行とは対照的なちゃんとした山行での足慣らし、思わず自分が恥ずかしい
富士見平は私がはじめて山登りした際の宿泊場所(テント泊)であり、そしてその1年後にはじめての単独テント泊山行で再訪した、思い入れのある場所です。
サイトは広々だし、水は豊富だし、金峰&瑞牆を楽しめるし、山行初級者には丁度良いところですよね。
あれから何度も訪れていますが、そういえば自然公園からで周回したこと無かったのを思い出しました。これは何かの折に歩いておきたいし、この記録を参考にしたいと思います。
まあそれにしてもタフネスすぎです。でも頼りになります<(_ _)>
kazさんコメありがとう。
金峰・瑞牆ともまだ2回目で本当にむかーし登ったきりでした。久しぶりに訪れましたが良い山であることを再認識しました。富士見平はスペース100張りとありましたが、平らで張りやすいスペース多数ですね。トイレが各1か所ってのが厳しいですが、他は満足いくサイトです。初心者からテント泊希望された時に使いたい場所になりました。
リーダーに南峰は相当厳しいと脅されましたからね〜ちょっと頑張っておきました。当日はなるべく軽量化していこうと思います。天気も良さそうで楽しみです。
金峰山、瑞牆山は周りが開けていて展望がよいところですよね。
九輪草の大群落があるなのて知らなかったです。
昔、残雪の5月連休後に川端下から廻り目平を経由して金峰山小屋に一泊して金峰山、瑞牆山を登って瑞牆山荘に下山したことを思い出しました。
平日だったので金峰山小屋は小屋番の若旦那と私の二人きりでした。
夕飯には焼肉で一緒に酒盛りしました。
追伸
いつも楽しく山行記録を拝見しています。楽しみです。
gakujinさん、お久しぶりです。最近山は行ってますか?
九輪草は私も計画して情報収集している時にみつけました。しゃくなげ目当てでしたがちょうど満開で素晴らしい景色。今回はイワカガミも群落見れ嬉しい山歩きでした。
富士見平小屋は確かシカ肉出してくれるんですよね?小屋泊まりも貸切だったら色々な話ができて満喫できそうです。
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