手強し! 雨後の武尊山
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 1,129m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【滑】前日の雨で地面が非常に滑りやすく、下りで何度か転びました。鎖場もあるので慎重に。 【熊】登山中にすれ違った登山者によれば、斜面を歩くクマが山頂から見えたとのことです。帰りは駐車場からクルマで移動中、車道で子グマに遭遇しました。 |
写真
感想
2,000m級の頂を目指して。気温の上がるこの時期に選んだのは、標高2,153mの上州武尊。「武尊」と書いて「ほたか」と読む、その山名になんとなくロマンを感じていて、登ってみたい山でした。
前日、梅雨前線上の低気圧が本州の南岸を通過し、関東地方に雨を降らせました。明けて登山当日は低気圧が去ったものの、関東北部には望んだ晴れ間はなく、登山口に向かう道中では雨もありました。
すっきりしない天気の下、登山開始。しっとりともやに包まれた森は幻想的でしたが、前日から朝にかけての降雨により地面は湿潤。スパッツを付けて歩いて正解でした。鎖場は、乾いていれば鎖を掴まなくても登れそうでしたが、安全のために要所では鎖に頼ることにしました。
山頂には想定よりも早い時間に到着。残念ながら雲は晴れず。周りの山は全く見えませんでした。じっとしていると寒いので、お昼を食べ終えたら早々に下山することに。
下山は、登りに使った鎖場は避けたかったので、南側のルートをとりました。急斜面があることは分かっていたのですが、岩や根っこはツルツル、地面はヌルヌルで、難度の高さは想像以上。実に手強い。一同、幾度も脚を滑らせ、時には手や尻もちをつくこととなりました。大苦戦の末に下りきったので、戻ってきたときはホッとしました。
長い行程、気力と体力をつかう急斜面でかなり疲れました。そして、久しぶりに筋肉痛になりました。山頂からは何も見えず、何をしに行ったのだろうという山行ではありましたが、途中でかわいいノウサギに出会えたのはよかったです。こんな山にいるものなんですね。
悪天候・悪路面で百名山の魅力をいまひとつ実感できなかった今回の山行。いつか天気のいい日に、別ルートからの再アタックをしてみたいと思います。
登山中、すれ違った登山者の方が、遠くにクマがいるのが山頂から見えたと教えてくれました。我々が登頂した時にはその姿は見えませんでしたが、駐車場からクルマで帰る時、車道上、前方に黒い物体を発見。子グマでした。民家の近くです。今年は各地の山でクマに襲われたニュースを多く目にします。気をつけましょう。
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