立山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,121m
- 下り
- 1,133m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 7:15
2日目:室堂(トロリーバス)大観峰(ロープウェイ)黒部平(ケーブルカー)黒部ダム(トロリーバス)扇沢(路線バス)信濃大町(高速バス)新宿
天候 | 1日目:晴れ 2日目:雨と強風 のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
立山は憧れの山のひとつでした。
行きましょうよ!と背中を押してくれたのは義妹のE子ちゃん。
思い出すままに。。。
1日目:申し分のない天気。
・さすがに人気と天候でにぎわう中、いきなり広がる景色に見とれながら歩くうちに、浄土〜龍王と行くつもりが、気づくとまっすぐ一の越山荘へ。慌てて龍王岳だけピストンしました。
・雄山は大きな浮き岩と人間距離の近さがちょっと怖かったなあ。一つ一つ確かめながら慎重に行けば、楽しいことこの上なかったです。
・山頂の峰神社でお祓い。神主さんは一度山頂に上がると、2週間くらい詰めるのだとか。一日ず〜っとあそこでお祓いをしていたら、冷えるでしょうに、大変な仕事だなあとつい余計な心配をしました。
・その先はぐっと人が減ります。大汝への急降、滑らないようにすれば大丈夫だけど、これを登るのは結構大変だなあ。
・休憩所ではゆっくりお湯を沸かして、コーヒータイム。行き交う人たちと話をしながら、気づくと随分まったりしていました。
・富士の折立を見上げながら行くと、さあ!素晴らしい稜線が広がります。
・この旅で一番忘れられない景色。幸せだなあと何度も深呼吸。大雪渓の向こうに、これから行く内蔵助山荘が、ポチッと見えました。
・そういえば、真砂岳って?気づかなかったね?明日見よう!と思ううちに、満ち足りた気分で山荘に到着。
・寛いでいるうちに、E子ちゃんが頭痛で具合悪そうになる。山荘の方に伝え、酸素吸入をしてもらうことに。山荘でも標高2800あることを改めて思い出しました。
・E子ちゃん、吸入の甲斐あって回復。お茶を飲みながら、一緒になった方達と地図を広げてあれやこれや。星は見えなかったけどね。天気はどうかしら?
2日目:雨と強風 のち曇り
・やられました。前日とはうって変わっての荒天。ご来光は真っ白ガスの中。
・しばらく様子を見てみたものの、よし!と出発。
・本当は、別山〜乗越とまわりたかったけど、あきらめて大走りルートを突っ切ることにします。
・小雨交じりで冷たい、横殴りの風が吹き、ゆっくりと歩を進めます。それでも注意して歩いたのだけど、結局真砂岳は認識できず。不思議だなあ。
・付かず離れず歩いていたグループは、山荘で一緒だった若者(!)たち。声を掛け合いながら、写真など取り合いながら。
・そのうちに、晴れ間が見えてきました!何て素敵な山あいを、私たちは歩いていたんだ!と一気に気分が盛り上がります。
・キャンプ場を横切る頃にはかなり良い天気に。長い長い石畳の階段が続きましたが、振り返って眺めれば、ご機嫌になりました。
・雷鳥沢ヒュッテが近づいてきた頃から、火山ガスが目や喉を刺激するように。手でふさいで歩きました。
・うっとりとする佇まいのミクリが池をすぎて室堂が近づいてくると、ほとんど街着で軽いスニーカーの観光客たちとすれ違い。。。夢と幻想の世界から、現実の世界に舞い戻ってきた気がしました。
無我夢中で、夢の岩岩と稜線とを、格闘し泳ぎ踏みしめていた旅でした。
目をつぶれば思い出します。その誇らしげな山容。気持ちを凛と張ってまた
その懐に飛び込んでいきたいと思う、素晴らしい山でした。
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