櫛形山・源氏山へ 池の茶屋より 森の香!
- GPS
- 11:00
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 888m
- 下り
- 877m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:10
4:00 安曇野穂高発
7:10 池の茶屋登山口 増穂町より丸山林道・池の茶屋林道
<復路>
14:00 池の茶屋・池発
18:00 自宅着 (松本カモシカ経由 ツェルト購入)
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2016(平成28年)6月18日(土)
櫛形山・源氏山へ
「森の香に 足取り軽く 櫛形山」
「道直す 下って登る 源氏山」
もしかしてアヤメが見られるかもしれないと思い出かける。
結論からしてまだ時期的に早かったようだ。
それでも櫛形山は中央道を走っていると
名前の通りくしの形をして大きく目立つ山だった。
ずっといつかは登りたいと思っていた山だけに機会を狙っていた。
今回梅雨の合間でどこか登ってない山を登ろうと考えたとき
第一に思いついた。
久しぶりの3時台起き4時に自宅を出た。
登山道までは長い丸山林道をひたすら走るのだが
池の茶屋の表示がなかなか出てこなく迷ってしまったところもあったが
何とか到着。すでに何台かの車が止まり人気の高い山だとわかる。
櫛形山への登山口は小屋の裏からで
一気に高度を上げ尾根伝いに進む。
その途中からの展望が今回の山行の中で一番だった。
白峰三山が正面に壁のように立ち、雄姿を見せてくれた。
さらに南アルプスの塩見・荒川・赤石・聖が肩を並べるように聳える姿は
長野県側から見られる姿とは違っていた。
当たり前のことだが
改めて南アルプスの雄大さを感じられた。
櫛形山の最高点 奥仙重を過ぎ
山頂の標柱が建つ地点を過ぎると
バラボタン平が広がり変化にとんだ櫛形山を感じられた。
さらに心地よいのが木々の香り、森の香り、落ち葉の香り…
これほどどこを歩いていても香ってくるところは久しぶりだった。
高山では味わえない森の香だ。
足取りが軽くなり、気持ちも良くなる。
森林浴という言葉があるが
正にこの櫛形山は森林浴の最高峰といってもいい。
天候、湿度、日差しの具合など様々な要件が当てはまり森の香が多かったのかもしれないが、
これほど気持ちよく嗅覚から自然を味わうことはない。
アヤメ平、裸山のアヤメは見ることはかなわなかったが
気持ちよい登山道を快適に歩き幸せを多く感じた。
源氏山も森の豊かな山で
静かな山を味わうことができた。
大峠山への分岐までは快調に登って行ったが、
そこからは急下降
さらに山頂までの急登。
登って下って先の見えない山だったが
意外と早く山頂に到着することができ驚いたのも事実だ。
今回登山道を整備する方が3名おられ、
正に整備したばかりの登山道を歩くことができ
それも気持ちいいものだった。
山頂はシラビソなどの樹林帯が広がるのみで展望もなく
「山梨百名山」の標柱が立つのみだった。
これだけだと魅力の少ない山だが
やはり「源氏」と名の付くだけあって歴史ある山だった。
甲斐源氏の祖先、源義光が砦を築いたと言い伝えがある山
とのことだった。
今は展望が樹々によって遮られているが、
甲府盆地の展望が良く、要衝の山だったのだろう。
丸山林道と池の茶屋林道の分岐地点には
静かな池があった。
湖面は鏡のようで池の回りの木々を映し出していた。
池の茶屋と言われる
その謂れをこの目で確かめることができた。
きっとお茶屋さんも近くに立っていたのだろうと思い浮かべた。
ふるちゃん
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