2016東北遠征02 岩手山 馬返し登山口
- GPS
- 06:42
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,405m
- 下り
- 1,390m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:41
天候 | 晴れ 七合目より上は雲の中。山頂は霧雨・風強し・視界なし。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料。トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼登山ポスト 馬返しキャンプ場駐車場より更に進んだ柳沢コース登山口前にあり。 用紙・筆記具もありました。 |
写真
感想
東北遠征2日目。今日の予定は岩手山と八幡平の2座。まずは岩手山から登る。
10時位から晴れる予定のはずがどうも雲行きが怪しい。山頂にすっぽり被った笠雲のとれる気配がない。ま、仕方がない…、柳沢コースからスタート。
「登山届はどこで出すのかな…?」と思っていたら、駐車場から50mほどさらに歩いた、立派なトイレと水量豊富な鬼又清水がある登山口の前でした。奥のほうには宮沢賢治の詩碑もあります。東屋にはビールやカップ麺の箱が山積み。その時は「誰か歩荷でもするのだろうか?」と思っていた。後で知ったのだがこの日は八合目避難小屋への歩荷重量を競う “ボッカ大将” 開催日だった。
往路は旧道-旧道、復路は新道-新道と決めていた。旧道は見晴らしが良いだけではなく初夏の花がいろいろ見られて楽しい。時折振り向けば牧場や自衛隊の演習地が見えるが、山頂方面に目をやると雲で隠されている。ちょっと残念。標高を上げて森林限界から露岩帯へ。白い丸のマーキングがわかりやすい。また要所要所に合目石があって目安にもなった。
七合目で新道と再び合流。もうすっかり雲の中のようで、あたりは白い霧に包まれている。空気は湿気を帯び、風も強くなったのでここでジャケットを着用。軍手もレイングローブに取り替えた。ジャケットは当然だけど、レイングローブの効果というのもなかなかスゴい。取り替えただけで一気に身体が温まった気がした。
八合目避難小屋到着。立派な建物だ。小屋の入口で “ボッカ大将” と書かれたTシャツが風に音を立てている。濃い霧が立ちこめ、風が冷たく、御成清水もキンキンに冷えていやがる!小屋から出てきた男性が「東屋に荷物はあったかね」と尋ねてきた。そこでようやく歩荷の大会であることを知る。他の避難小屋でもこういう行事はあるのだろうか?大変な作業を楽しいイベントとして行ってしまうなんて、なんていいアイデアなんだろう!
ここから外輪まで、もっと早く歩けると思っていたのに意外に時間がかかり、ほぼコースタイム通りだったのには自分にガッカリ。周囲の景色も見られずに砂礫歩きやお鉢巡りをしてもあまり面白くもない…。時計回りで岩手山の最高峰へとうちゃこ。雨…というほどでもないが湿気を含んだ霧でジャケットはビショビショだ。当然眺望もない。コマクサかな?カワイイ花のイラスト入りの山名板が恨めしい。15分ほど待ってみたがいっこうに晴れる気配がないので退散。奥社を経由してお鉢巡り終了。
八合目避難小屋まで登ってくる人とスライドすることも多くなってきた。山頂の様子を尋ねられるので、「寒いですよ」「風が強いですよ」と伝えながら下りた。七合目からは新道。ザレた旧道を歩くよりは楽。シラネアオイはこちらのほうが多いし、旧道には咲いていなかったサンカヨウやエンレイソウも見られた。もし天気が良ければ景色を楽しめる旧道を復路に使うのもいいかもしれない。下りでは歩荷の人たちともたくさんすれ違った。24缶入りビールの箱を4つ担いでいる人も!恐れ入ります!
無事ゴール。鬼又清水で簡単に靴底を洗っていると、“ボッカ大将” のスタッフらしき人から「余ったヤツ配ってって言われたんで…」とミルクとコッペパンを頂いた。歩荷もしていないのにありがとうございます。
山頂の天気は残念だったが仕方がない。まだ雲は取れていないようだ。次の目的地に向かって再び車に乗り込んだ。…八幡平も…こんな天気じゃなきゃいいけど?w
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-902175.html
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