ん〜、なんとなく…坂戸山 (新潟県六日町)
- GPS
- 02:04
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 472m
- 下り
- 471m
コースタイム
- 山行
- 1:38
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 1:49
天候 | 晴れ時々曇り(朝方雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:六日町駅[10:38]−(以降、往路の単純往復) |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は「薬師尾根コース」を往復しました。朝方の雨の影響だと思いますが、道が少し滑りやすくなっている個所がありましたが、ぬかるむ程ではありませんでした。 登山者が多いためでしょうか、コース全体として非常に良く整備されていると思います。頂上直下に鉄製階段と柵に鎖が取り付けられている場所がありますが、特に危険を感じるようなことはありませんでした。 この「薬師尾根コース」ですが、ほとんど尾根(=稜線)を一気に登って行くコースになります。麓から約標高差50m弱ごとに「1合目」「2合目」…「9合目」というように小さな標識が立てられています。3合目付近までは樹林に覆われた中での勾配も緩やかな道幅の広い登山道になっていますが、4合目を過ぎると一気に様相が変わり、段差の大きい階段がコースの大半を占めるようになり、急な登りが続きます(但し、登り返しは全くありません)。また同様に4合目付近からは道路わきの樹木の背丈が低くなり、展望が一気に広がる反面、日影がほとんどなくなります、(←これから夏に向けては熱中症に注意が必要だと思います。) 記憶では3合目の手前と4合目の手前、及び7.5合目の箇所に展望も良いベンチが備えられた休憩箇所がありました。また頂上にも切り株状のベンチが設置されていました。 今回私が選んだ「薬師尾根コース」の他に、北側に勾配の緩やかな(階段が少ないらしい)登山道があるとのことで、そちらのコースを登られる方も多くいらっしゃるそうです。 |
その他周辺情報 | ・駐車場:登山道付近に(たぶん無料だと思います。)10数台程度止められる駐車場がありました。(今日のAM10:30前には満車になっていました。) ・公衆トイレ:登山道付近にあります。(利用しなかったので詳細は不明です。) ・登山ポスト:みかけませんでした。 ・日帰り湯:それらしき施設はみかけませんでした。 ※今度の6月30日にこの「坂戸山」でイベントが開催されるそうです。夜に登山道に5m間隔で蝋燭を立てるそうです。(←下山中に地元の方とすれ違った際にこの情報を伺いました。) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
熊鈴
ビニールテープ
小型三脚
災害用携帯ラジオ(充電・ブザー機能付き)
予備用靴ひも
|
---|
感想
「坂戸山」…、ご存知でしょうか?高尾山の南側にある山ではありません。(←それは「草戸山」ですね。)また、埼玉県の坂戸市の付近にある山のことでもありません。新潟県は南魚沼市、上越線の六日町の駅のすぐ南側にある山のことです。百名山でもなく、標高634m程の小さな山です。(←強いて言えば、東京スカイツリーと同じ高さ、というのが最大のアピールポイントかもしれません。)
今回、わざわざ新幹線を利用してまでこの山を訪れたのは約1年前にNHKの「にっぽん紀行」という番組でこの坂戸山が紹介されたことがきっかけでした。これといった特徴があるような山でもなさそうなのですが、地元付近の方々にとても愛されているような山のように紹介されていて、機会があれば是非一度訪れてみたいと思っていました。(なお今回の旅行に関しては、初の北海道新幹線に乗車すべく購入したJR北海道内及びJR東日本管内全線5日間乗り放題¥26,000の「大人の休日クラブパス」の残存期間を利用して出かけた新潟旅行でしたので、実質交通費はかかっていません。)
実際訪れてみると、想像以上に訪れている方々が多く、それこそ小さなお子さんからお年寄りの方々まで、登山中も下山中もひっきりなしにすれ違っていました。驚いたことに多くの登山者が軽装で、”運動着に水筒だけ”という人や、トレラン風の方がビュンビュンと登っては下っていました。特に高校生らしき男性は(所属している運動部の訓練のためでしょうか?)登りは普通の道を速足で歩くように、また下りの階段では大きな段差をものともせず1段飛ばしで駆け下りて行く姿には呆然としてしまいました。
私も今までそれなりの山に登ってきましたが、苦手な下りはともかく、上りで一人も追い抜くことができなかったのは今回のこの「坂戸山」が初めてでした。
そんな「坂戸山」、前日の天気予報ではあいにくの「雨のち曇り」。ということで当日は朝3時に起床し、パソコンで「雨雲レーダー」とにらめっこすること約1時間。自分に都合の良い予測をする”エセ気象予報士”の私の出した結論は「午前中はたぶん大丈夫」(←明確な根拠は全く無し…)、さ〜て早速出発の準備です。
上越新幹線が国境のトンネルを抜けた時の緊張感はMAX状態…。しかし幸いなことにエセ気象予報士の推測通り、既に雨は降っておらず、雲が多いものの薄日も差してきました。幸いその後は時間と共に晴れ間が広がり、むしろ登山中は強い日差しに悩まされる程でしたが満足できた登山とすることができました。
特に「コレはお勧め!」という程の山ではないかもしれませんが、六日町駅から歩いて1km程ですぐに登山道入口というアクセスの良さもありますし、最低限の装備でも安心して登下山できる山かと思われますので、新潟県を観光等で訪れた際の「寄り道」の一つとして足を運ばれるのも良いのかと思います。
コメント
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せっかくの坂戸山なので、次回は是非春先に登ってみてください
特にカタクリのシーズンは最高です、登山者も多いですが・・・
いろんな花が見れます のんびりでき遠く八海山が望めます
3月末から5月初めにかけていいですよ!
できれば六日町温泉でゆっくりするのも最高です
by うきうき隊
ukiuki様
はじめまして
このたびは早々にコメントをお寄せして頂きまして大変ありがとうございました。
はい、ukiuki様がご指摘くださった通り、今回訪れた「坂戸山」ですが、”春”が一番みたいですね!実は私が下山している途中にすれ違った地元の男性の方と5分程お話しすることができ、その方もやはり”春”が一番良いですよ”、と勧めて頂きました。ukiuki様がご紹介していただきました「カタクリ」もそうなのですが、その方は麓の「桜」を特に勧めていらっしゃいました。
東京在住の私としてはそう簡単に訪れることはできませんが、春に新潟県を訪れるような機会が今後ありましたら、その際は是非再びこの山を訪れてみたいと思います。
改めまして大変ご親切なコメントをお寄せしていただきまして、心からお礼申し上げます。
aochanman777さん、こんばんは(´▽`)
新幹線で新潟遠征!?と大変驚いてしまいました。
NHKの番組で見て気になっていたお山だったんですね。
三角点が2つも!?
一つで二度おいしい(なんか違う?)お山ですね!
夜の登山道に5M間隔で蝋燭を立てるイベント…面白そうですね。
そういうったイベント含め地元の方々に愛される里山なんでしょうね、きっと。
ところで私、新幹線は生涯で2回だけしか乗ったことがありません。(田舎者です)
新幹線はやっぱり快適なんでしょうね〜(´ω`*)
遠征おつかれさまでした(∩´∀`)∩
ruisui様
おはようございます。
早々にコメントをお寄せしていただきまして、大変ありがとうございます。
「新幹線」で日帰り”低山”登山、とは随分贅沢な感じもありますが、今回を含めて新幹線を利用しての登山は「大人の休日クラブパス(←JR東日本管内だけですと、4日間有効で¥15,000)」の発売期間中だけに限られます。格安なのは大変助かりますが、発売期間は年に3回程度、しかも(当然といえば当然ですけど…)旅行客が少なくなる閑散期(梅雨時期、夏休み後、真冬)だけですので、どうしても天候に恵まれなかったり、猛暑や厳しい寒さの中での登山となりがちです。
今回の「坂戸山」、ruisui様もご指摘されました通り、本当に地元の方に愛されている山だなぁ、とつくづく感じました。東京でいえば「高尾山」のような感じになるのかもしれませんが、それほど知名度が高くないためでしょうか、登山客の大半は地元付近onlyといった感じでした。6月30日の蝋燭のイベント、本当に美しいものらしく、案内して頂いた方にしきりに再訪するよう勧められました。
それにしてもruisui様、まだまだお若いとはいえ、生涯新幹線乗車回数が”2回”というのは驚きですね!新幹線が通っていない遠隔地ならともかく、首都圏近郊にお住まいですから…。きっと多くはマイカーでの移動でいらっしゃるんでしょうね!(私は自転車しかないもんで…。(自転車で上越国境の峠越えは厳しい…)
改めましてコメント頂きまして大変ありがとうございました。
aochanman777さん、こんばんは。
今回はかなりの遠出でしたね。眺望がとても良い山歩き、気持ち良さが伝わってきました。(^^)
そのNHKの番組、見たような気がします。定年後の再雇用嘱託でバスの整備をしている旦那さんと、その奥さんが出演していて、夫婦で春先の坂戸山を登る番組だったような記憶があります。旦那さんは、スコップを持って、登山道を整備しながらでした?で、番組中、旦那さんが奥様の前で突然泣き始めた場面があった様な…。全然違っていたらスミマセン…!(^_^;)
とてもいい山歩きでしたね!お疲れ様でした!(^^)
Takeshi1108様
おはようございますです。
はい、間違えなくTakeshi1108様もご覧になった番組です。しかし本当によ〜く番組の内容を覚えていらっしゃるんですね!(←私よりお若いので、まぁ当然といえば当然なのかもしれませんが、1年以上も前の番組なのに、ここまで明確に記憶していらっしゃるTakeshi1108様の記憶力の高さは尋常ではありませんね!これだけの素晴らしい記憶力があるからこそ、様々なバリエーションルートを進まれても無事安全に進むことができるんでしょうね!)
きっと学生時代も、「社会」などの記憶力が問われる分野の試験では、抜群の成績を収められていらっしゃったことと思います。そして今ではお仕事でもその能力をいかんなく発揮されていらっしゃることと思います。
今日はどういうわけか!?Takeshi1108様を誉めちぎってしまいました。きっと次回はこの反動で………。
追伸:この坂戸山登山の前日の25日、JR全線乗り潰しを更新すべく、北海道新幹線に乗ってきました。当初は函館駅まで足を伸ばすつもりでしたが、あいにくの豪雨の影響で在来線の運行ダイヤが乱れまくっていたので、函館駅行を断念し、新函館北斗駅に2時間近く留まるだけの”旅”に終わってしまいました。
ご無沙汰してました、PCの調子が悪くてお手上げ状態です
久しぶりの後ろ姿、少しお痩せになられた?
_dejavu様
「山の神様」(←正確には、”山の女神様”ですね!)、お久しぶりです。しばらくレコのご投稿が無かったので、きっと岸壁にへばり付きっぱなしなのでは???、と少々心配しておりました。今回は「台湾」にてお元気なご様子を確認でき、大変安心させていただきました。
私の方ですが、山は”凡山”、コースも”凡ルート”と日夜”凡”を究め、今では自らを「山の”凡”の神」と、_dejavu様とは対極を行く”神”となりましたことを謹んでご報告させていただきたく存じます。コメントをお寄せして頂き、大変ありがとうございました!
aochanman777さま、こんにちはっ(*^o^*)
新潟遠征!!新幹線!!と思ったら、なるほど納得、北海道新幹線がらみだったのですね(笑)
坂戸山、知ってますよ♥まだ、未踏ですが、坂戸山のカタクリがすごいと、他の山で勧められて、ずっと気になっていたお山でした(#^.^#)駅から歩けるのもいいですし、4合目以降、見晴らしもよさそうで、カタクリの時期に関わらず良いお山ですね(≧∇≦)♥夜の登山道に灯篭を立てるイベント、面白そう✨✨✨地元に愛されてる山ってあったかい雰囲気で大好きです♪今回は凡の神、お上品な感じじゃないですか!?(笑)
ちなみに北海道新幹線はいかがでしたか?✨♪( ´▽`)
な〜んて、少々小ジャレた標題をつけましたが、要は日頃から高度な技術と体力をお持ちのchi-sukeさまは、26日にはまさにその実力にふさわしいハイレベルな「黒戸尾根」への果敢な挑戦をされた一方、”凡の神”の方といえば、豪華にも新幹線を利用して地方遠征したのにもかかわらず、登った山はいつもと変わらず”凡”でした、チャンチャン! でした…。
と、ご挨拶が遅くなりましたが、chi-sukeさま、今回もコメントをお寄せしていただきまして大変ありがとうございました。偶然6月26日はchi-sukeさまも私も地方遠征での登山となりましたて、お互いの持ち味!?を如何なく発揮した点でも同じになりましたね!このペースでいきますと、私とchi-sukeさまが同じ山の山頂で出会う確率はジャンボ宝くじで1等賞をGETするより低くなるかもしれませんね
さてご指摘の通り、今回の登山の動機はchi-sukeさまご指摘の通りで100点満点です。JR全線乗破の記録を維持すべく、北海道新幹線に乗車するためだけに購入したきっぷの残存期間を有効活用すべく計画しました。(ちなみに天気の状況に応じて予備の候補として、軽井沢の「矢ケ崎山」と福島の「信夫山」を考えていました。いずれも駅から1〜2kmの至近距離に登山口があり、きわめて”凡”なところも共通です。)
ちなみに北海道新幹線の感想ですが、ほんの少しだけ津軽湾の青い海と函館山が車窓から見えた以外はトンネルだらけでしたので”ふ〜ん、そんなもんか…”でした。
『山の凡の神』、今回は山頂付近に大勢の人で賑わっていたのにも関わらず、ちゃっかり堂々と山頂標識の前で記念撮影を自撮りしていました。どうも人に気付かれることなくあのポーズで写真を撮る技術を習得したようです。そのうちその技術も上達して、お尻の角度もより鋭くなってくることと思います。
ということで今回もお立ち寄りして頂きまして大変ありがとうございました。
追伸:早いもので昨年6月、chi-sukeさまが「筑波山」に登山し、私の方から最初にコメントさせていただきましてから1年がたちました。いつもいつも心優しいコメントやメッセージをお送りしていただきまして本当にありがとうございます。月日の経過とともに心身とも益々”凡”化していく私ですが、今後も何卒よろしくお願い申し上げます!
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