十勝岳 霧・霧・霧(単独→初対面3人パーティー)

2016年06月24日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,148m
• 下り: 1,145m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:47
• 休憩: 2:03
• 合計: 7:50

7:00 十勝岳温泉凌雲閣
7:15 7:25 新Z
7:55 上富良野岳分岐
9:15 9:25 上富良野岳
9:40 上ホロカメットク山
9:55 10:15 上ホロ避難小屋
10:30 大砲岩
11:02 11:50 十勝岳
12:20 大砲岩
12:40 12:50 上ホロ避難小屋
13:00 上ホロカメットク山
13:10 13:20 上富良野岳
14:00 上富良野岳分岐
14:20 14:35 新Z
14:50 十勝岳温泉凌雲閣
14:50 ゴール地点

コースタイムの下りは、下山開始と登山口到着以外は大体の時間です。

天候

曇りのち　里は晴れ　山は霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

十勝岳温泉凌雲閣の横の駐車場。

コース状況／危険箇所等

上ホロ分岐前後に長い雪渓、他に前後数か所あり。
アイゼン必要なし。今の状態では膝下程度の踏み抜きが数か所。
今後、雪渓のゆるみと共に踏み抜き多発となりそう。

稜線に登山道半崩壊あり。通行に支障なし。
尾根道に危険防止ロープ張ってありますが、鉄筋ポールにつまづき転倒注意。

その他周辺情報

十勝岳温泉「凌雲閣」道路向かいに駐車場とトイレあり。
上ホロカメットク山避難小屋にトイレあり。

写真

6/24 6:47

十勝岳温泉「凌雲閣」から、これから向かう十勝岳方面。(中央奥の左側)

6/24 6:54

登山口と入山届ポスト。
7時時点で、13名の団体と、ほとんど単独の方10名ほど入山。
休憩中の山岳救助に携わる単独男性と暫しの会話。
今年は十勝岳、富良野岳ともに開花が遅れているそうです。

6/24 7:14

ヌッカクシ富良野川を渡渉。
水量少なく問題なし。
ここで初対面パーティー3人組が始まります(^^)

6/24 7:44

新D超えると、最初の雪渓。
薄いので踏み抜き数回あり。

6/24 7:51

雪渓の長い登り。
歩きやすいが端っこは踏み抜きあり。
今後雪質が柔らかくなり歩きづらくなりそうです。

6/24 7:53

上ホロカ/富良野岳分岐。
このあたり、ずっと雪渓。

6/24 8:11

雪渓から280階段へ。
最初は低く歩きやすいが、中盤より段差が高い。

6/24 8:48

階段登りを終えのんびり休憩中。
一瞬、街が見える。

6/24 8:54

(訂正)コメバツガザクラ。可愛い♫
Erandioさんのレコに出ていて気付きました。
ありがとうございます。

6/24 8:58

トラバース道を進む、即席パーティーメンバーのお嬢さん。
足元から雪渓。滑り落ちたら大変。

6/24 9:05

最後の雪渓は左から右に渡る。
渡る先にピンクテープあり迷わないでしょう。

6/24 9:15

上富良野岳到着。展望なし。
のんびり休憩＆山談義。

6/24 9:25

キバナシャクナゲが満開。
稜線〜山頂ずっと咲いてました。

6/24 9:27

登山道、半崩落場所もわかりやすい。
垂直に近い傾斜で谷底へ。

6/24 9:35

上ホロカメットク山到着。
すごい久しぶり。

6/24 9:58

霧の中から「上ホロ避難小屋」現れる。

6/24 10:03

避難小屋内部の張り紙。
「熊へのお願い」

6/24 10:05

避難小屋の横にトイレあります。
こんな山奥のありがたい。

6/24 10:08

避難小屋のドア。
上は左にスライド。
下は反時計回りに回すと空きます。

6/24 10:31

大砲岩コースは閉鎖。

6/24 10:42

霧にまかれた細尾根。
見た目より安全に歩ける。
でも1人なら景色も見えず寂しいかも。

6/24 11:03

十勝岳山頂到着」！！
ゴロゴロ溶岩噴石帯をジグを切る最後の登りは、霧で先が見えなく長く感じました。

6/24 11:08

即席パーティーのメンバー、仙台からの旅人も到着。
3人でのんびり昼食＆山談義。
山頂には望岳台方面から6人、十勝岳温泉から他2人ほど。

6/24 12:15

霧も晴れそうにないし、下山開始。
ロープを張った尾根道。
鉄筋ポールに引っかかっての転倒注意。

6/24 12:25

霧の中から浮かび上がる雪渓。
模様が綺麗♪

6/24 13:33

チングルマ。
今年初見です。

6/24 13:38

ミネズオウ。
可愛いピンク。

6/24 14:02

だいぶん降りてきたあたりから、低い雲の下に街が見える。
里は晴れです。

6/24 14:06

ショウジョウバカマ。
お嬢さんが藪の隙間から見つけました。

6/24 14:18

ウラジロナナカマド。
紅葉時期も綺麗ですね。

6/24 14:18

ウコンウツギ。
なかのオレンジが綺麗。

6/24 14:25

メアカンキンバイ。
ヌッカクシ富良野川周辺に沢山。

6/24 14:29

エゾノツガザクラ。
ピンクの色が濃く可憐です。

6/24 14:55

無事下山しました。
登山口付近の看板「霊峰十勝岳大山神」。
この後、凌雲閣で温まる。
初対面でパーティー組んでくれてありがとう！！

撮影機器：

NIKON D40 NIKON CORPORATION

感想

tomo-masa

平日の休み。
次回のtomoとの山歩きの単独下見登山です。
雪渓や花はどうかな〜と。

7時凌雲閣横の登山口出発。
7時20分、ヌッカクシ富良野川を渡ったところでウロウロしていると、仙台からのおやじさんと道内のお嬢さんとたまたま出会いました。
この先は霧が酷そうなので、初対面3人パーティーで進みます。
先頭はへなちょこイケイケ行動の私、二番目は冷静判断のお嬢さん、最後尾は暖かく見守るおやじさんの絶妙なメンバーです。
おやじさんは2週間の北海道滞在で利尻岳、斜里岳など踏破の頼もしい旅人。
お嬢さんはモデルの様な姿なのに、羊蹄山山小屋泊もこなす行動派。
3人で霧にまかれ視界のきかない山道を進みます。

数回ののんびり休憩で山談義、上ホロ避難小屋の探検、危険箇所や急登を励まし合い山頂に到着しました！
山頂でも山の話をしながらのんびり昼食。
更にガスの濃くなった登山道を休憩を取りながら下りました。
下山後は「凌雲閣」でのんびり温まり帰路に。

稜線では酷い霧。景色も全く見えず、花も少なく、すれ違う人もほとんどいない状態。
たぶん単独では引き返していたかも知れません。
初対面同士で楽しく会話し、励まし合い歩けたので、無事山行を終えることが出来たと思います。
お二人さんありがとうございます。またどこかの山でお会いしましょう(^^)
一期一会の山行もたまには良いですね！