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記録ID: 904637
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ハイキング
東海

安倍奥探訪-1 大谷崩、大谷嶺(行田山)、八紘嶺ピストン

2016年06月26日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
10.4km
登り
1,301m
下り
1,290m

コースタイム

日帰り
山行
6:03
休憩
0:24
合計
6:27
7:25
80
8:45
36
9:21
9:28
81
大谷嶺
10:49
11:01
91
八紘嶺
12:32
12:37
26
13:03
49
13:52
ゴール地点大谷嶺駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大谷嶺駐車場
安部奥はましになったとはいえあまり道がよくありません
大谷崩への道は崩落箇所からの落石にご注意を。
なお、新東名の新静岡インターの存在は、静岡市街を経ずに済み、30分は早くなるし運転のストレスを緩和してくれました。静岡側からの南ア、 安部奥へのアクセスを容易にするとともに、新静岡インターへのアクセス路である麻機トンネルにより国一静清バイパスに直で行けるため、高速を使わない県民にもありがたい整備となりました。帰りはそう考え、高速をあえて使わないで帰ってみました。
コース状況/
危険箇所等
登山口から砂防ダム 明瞭なるも扇の要なるガレ場通過箇所は印を見失わないように。
砂防ダムから水場 ここまではまずまず。
水場から新窪乗越 水場はガレ場急登開始の合図。頑張って下さい。登りは浮石の流れで力が逃げ、下りは浮きによる滑り落ち、それによる捻挫に注意を。
新窪乗越から大谷嶺(行田山) 地味にきついです。
大谷嶺(行田山)から八紘嶺 とにかくひたすら長いです。
その他周辺情報 梅ヶ島 黄金の湯
1時間入浴だと400円です。
飯は黄金の里という隣の建屋で物産と共にあります。
1000円の黄金そば膳定食は、なかなかでした。
手作りみそこんにゃく・手打ち山菜そば・マスの甘露煮・きび飯・小鉢・そば羊羹
どれも所謂山の幸系で変わり映えはしないかもしれませんがすきっ腹になる下山後には打ってつけかと。
泉質は奥の梅ヶ島温泉の方がいいと思いますが…。日帰りお断りの雰囲気が自分は苦手です。少なくともかつてはそう。ましになっていることを祈ります。
黄金の湯の重曹泉もまたとろみが強くまろやかで、これはこれでいい湯だと思います。重曹泉ゆえ非常に滑りやすいのでご注意を。
梅ヶ島エリアは、泉質の良さは静岡屈指だと改めて認識しました。
次はコンヤ温泉を試してみようかと。
スタートから、大谷崩を臨む
2016年06月26日 07:29撮影 by  SH-02H, SHARP
2
6/26 7:29
スタートから、大谷崩を臨む
崩途中から安部東陵を臨む。
2016年06月26日 08:07撮影 by  SH-02H, SHARP
6/26 8:07
崩途中から安部東陵を臨む。
新窪乗越から
長年の緑化の成果は出ているかと
2016年06月26日 08:51撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/26 8:51
新窪乗越から
長年の緑化の成果は出ているかと
大谷嶺(行田山)到着
2016年06月26日 09:23撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/26 9:23
大谷嶺(行田山)到着
山梨側プレート
南アが書いてますが、南嶺しかみえませんでした。
2016年06月26日 09:23撮影 by  SH-02H, SHARP
6/26 9:23
山梨側プレート
南アが書いてますが、南嶺しかみえませんでした。
笊と布引
その奥は無理でした
2016年06月26日 09:23撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/26 9:23
笊と布引
その奥は無理でした
大谷嶺(行田山)から 安倍川、東稜
2016年06月26日 09:25撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/26 9:25
大谷嶺(行田山)から 安倍川、東稜
八紘嶺
七面山希望峰から八紘嶺への道標をかつて見ていた
八紘嶺〜七面山にほぼ南北に、起伏も少なそうに並ぶ稜線を見て、ここを行ってみたいなと新たに感じた。
2016年06月26日 10:49撮影 by  SH-02H, SHARP
6/26 10:49
八紘嶺
七面山希望峰から八紘嶺への道標をかつて見ていた
八紘嶺〜七面山にほぼ南北に、起伏も少なそうに並ぶ稜線を見て、ここを行ってみたいなと新たに感じた。
三等三角点
2016年06月26日 10:49撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/26 10:49
三等三角点
八紘嶺は、安倍東稜、安倍奥稜線、七面山への稜線のジャンクションピークとなる。
八紘嶺自体の景色はイマイチも、七面山へのモチベーションをえたことに意味があるかと。
2016年06月26日 10:51撮影 by  SH-02H, SHARP
6/26 10:51
八紘嶺は、安倍東稜、安倍奥稜線、七面山への稜線のジャンクションピークとなる。
八紘嶺自体の景色はイマイチも、七面山へのモチベーションをえたことに意味があるかと。
七面山への稜線
2016年06月26日 11:05撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/26 11:05
七面山への稜線
布引と笊。
2週前行ったばかりで、もういとおしいくらいだ。
2016年06月26日 11:10撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/26 11:10
布引と笊。
2週前行ったばかりで、もういとおしいくらいだ。
大谷嶺(行田山)手前から 
よく見ると富士がここらでそこそこの大きさでいらっしゃる
2016年06月26日 12:31撮影 by  SH-02H, SHARP
6/26 12:31
大谷嶺(行田山)手前から 
よく見ると富士がここらでそこそこの大きさでいらっしゃる
大谷嶺(行田山)に戻りました
2016年06月26日 12:32撮影 by  SH-02H, SHARP
6/26 12:32
大谷嶺(行田山)に戻りました
山伏方面
やはり赤石山系はなかなか見えない。
2016年06月26日 12:36撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/26 12:36
山伏方面
やはり赤石山系はなかなか見えない。
上河内の方だと思うが…頭に雲が。
赤石、聖なども同様です
2016年06月26日 12:36撮影 by  SH-02H, SHARP
6/26 12:36
上河内の方だと思うが…頭に雲が。
赤石、聖なども同様です
大谷嶺(行田山)をあとに
ここまでで折り返して山伏の方が良かったかな。
二人組みがまったりしてました。
2016年06月26日 12:37撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/26 12:37
大谷嶺(行田山)をあとに
ここまでで折り返して山伏の方が良かったかな。
二人組みがまったりしてました。
大谷崩
2016年06月26日 12:47撮影 by  SH-02H, SHARP
2
6/26 12:47
大谷崩
崩れをよく見るとつづら折れが
あれを上がってきたし、あれを下るようだ。
下りで脚を挫かないかやや気が重いです。
2016年06月26日 12:47撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/26 12:47
崩れをよく見るとつづら折れが
あれを上がってきたし、あれを下るようだ。
下りで脚を挫かないかやや気が重いです。
新窪乗越に戻った
2016年06月26日 13:03撮影 by  SH-02H, SHARP
6/26 13:03
新窪乗越に戻った
新窪乗越 テン場跡の雰囲気。正面は十枚、反対側は布引・笊がどんと見えます
2016年06月26日 13:04撮影 by  SH-02H, SHARP
6/26 13:04
新窪乗越 テン場跡の雰囲気。正面は十枚、反対側は布引・笊がどんと見えます
折り始め
荒々しいですな
2016年06月26日 13:05撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/26 13:05
折り始め
荒々しいですな
崩れの縁はやはり荒々しいです
2016年06月26日 13:06撮影 by  SH-02H, SHARP
6/26 13:06
崩れの縁はやはり荒々しいです
ここらから下が一番ざれています。
落石が一際大きいです
2016年06月26日 13:06撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/26 13:06
ここらから下が一番ざれています。
落石が一際大きいです
右奥は大谷嶺(行田山) 下からだとやはり凄いです
2016年06月26日 13:08撮影 by  SH-02H, SHARP
2
6/26 13:08
右奥は大谷嶺(行田山) 下からだとやはり凄いです
水場にでました。
とても冷たく美味しいです
2016年06月26日 13:30撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/26 13:30
水場にでました。
とても冷たく美味しいです
扇の要 なるザレ場より
こちら方向はルート外
2016年06月26日 13:42撮影 by  SH-02H, SHARP
6/26 13:42
扇の要 なるザレ場より
こちら方向はルート外
扇の要 なるザレ場より
正面は大谷嶺(行田山)
2016年06月26日 13:42撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/26 13:42
扇の要 なるザレ場より
正面は大谷嶺(行田山)
扇の要 なるザレ場より
こちらに詰めたところが新窪乗越
ここへ登ったし、ここから降りてきたということです。
2016年06月26日 13:42撮影 by  SH-02H, SHARP
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6/26 13:42
扇の要 なるザレ場より
こちらに詰めたところが新窪乗越
ここへ登ったし、ここから降りてきたということです。
撮影機器:

感想

今週末は天気が良ければ、北沢峠までバスが上がってくれることですし、戸台から甲斐駒・鋸縦走を狙っていたのですが、梅雨時期ゆえ、二日連続好条件を言うことはなかなかなく、さりとて悪天候で結構できるほど甘いルートではないので、代替案を考えていました。
天候優先で土曜は自重、ならば北沢からの甲斐駒単体というのも思いましたが、日曜もガスがかかりそうな予報。なおのこと眺望が見えなければ物足りない結果となろうかとも思い、日曜に南ほど良さそうとのとから安部奥か、南ア深南かを考えました。
狙いより寝すぎ、南ア深南は時間が足りないと言うのもあり、また風が強めということで2000m級をと考え、安部奥の中でも興味があった大谷崩から八紘嶺へ行ってみることとしました。
大谷崩は予想を上回るザレでした。ザレの下りに難儀した小聖から聖を思い出しましたが、崩れで有名な鋸はこんなものではないとも思います。多少は予行演習になったでしょうか?
南アは、笊〜布引までは見えましたが赤石や甲斐駒ヶ岳などの主稜たちは頭が隠れていました。
どうやら回避して正解だったようです。

大谷崩、大谷嶺(行田山)の眺めはなかなかでした。
一週前に岳沢カールを詰めて前穂に行ったばかりでなければもっと感動できたのでしょうか。
ある意味贅沢病ですね。
八紘嶺は…、七面山まで行ってなんぼなのでしょうか?眺めがないとは聞いていましたがここまでとは。大谷嶺(行田山)から八紘嶺はなかなかにアップダウンがあり、その割に報いが少なく、眺望は大谷嶺までで十分。
そうかんがえると、大谷嶺(行田山)は安部奥の山々の中では登り2h.下り1hほどであり、中々にリターンが多いとお山だと言えます。
大谷嶺(行田山)のあとは、折り返して山伏の方が良かったのでしょうか?
八紘嶺は七面山に行った際、山頂から先に八紘嶺方面に行ったところにあるピークからの赤石山脈達が雄壮だったので、その先に当たる八紘嶺に来てみたかったんです。
まあ、トレーニングと割りきることとします。

梅雨時期に入ったことを最近実感しています。そうそう二日とも好天ということはないのでしょう。もし、満たされたならば、その時は甲斐駒ヶ岳・鋸アタックか、上河内か、中ア縦走を実施したいなあと思います。甲斐駒ヶ岳・鋸は奥穂・西穂に匹敵するかそれを上回る難関と聞いていますので失敗がないよう、せめて天候だけでも最適条件を選んで慎重に進めたいと思います。

さて、大谷嶺(行田山)に行くとその標識の有り様にどう感じるのでしょうか。
他県の方にはネタ程度なのでしょうか?ならばいいのですが、いい気持ちはしないと思います。仕事の関係で好まず静岡県民に所属している者としては、静岡・山梨双方の品位のなさを宣伝しているようで恥ずかしく感じます。あそこを維持管理される方々におかれては、道だけでなくあの標識をどうにか処置するよう本気で考えていただきたいなと。

ひとまず、その標識の件に目をつぶればなかなかでした。

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