梅雨の合間に焼岳(上高地〜焼岳〜中の湯)
- GPS
- 07:05
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,092m
- 下り
- 1,209m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 6:41
天候 | 雨〜曇り〜雨〜晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 中の湯〜新島々 アルピコ交通バス 新島々〜松本 松本電鉄 松本 〜名古屋 ワイドビューしなの 名古屋〜新大阪 ひかり ・往路、私は上高地BTまで乗りましたが、焼岳に登るだけなら帝国ホテルが最寄りのBSになります。 ・帰りもさわやか信州号を使うと楽で安いことはわかっていましたが、違う経路を経験したかったのでバスと電車を乗り継いで帰りました。 ・中の湯側に下山したため中の湯BSからバスに乗りましたが、アルピコの公式HPによると上高地で満車になると乗せてもらえないようですので、ピークシーズンは注意する必要がありそうです。増便とか、ないんでしょうかね? 今回はガラガラで余裕で座れましたが、中の湯側から登って上高地へ降りるか上高地からピストンする方が、精神衛生上、良いと思いました。 ・往路に使ったさわやか信州号ですが、今回は梅雨時の土曜夜発だったためか乗客はたった5人で、好きな席に座らせてもらえました。なお、7,8月の金曜夜発便は現時点でほぼ埋まっているようです(;_;)。こっちこそ増便してくれないかなぁ〜まだまだ需要あると思うんだけどなぁ〜 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地ルートは高度感抜群のはしごがありますが、特に危険ではありません。 今回は雨後、雨中の山行だったため、樹林帯の登山道は泥濘だらけでした。 森林限界より上部はザレた岩場になりますが、滑りにくい溶岩なので歩きやすかったです。 岩にはマークがたくさんあり、ちゃんと見ていけばルートを見失うこともありません。 南峰は崩壊しやすく危険なため、立ち入りが禁止されています。 |
その他周辺情報 | 釜トンネル入り口にある卜伝の湯に浸かって帰りました。 上高地側には日帰り入浴できるホテル等がたくさんあります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
山登りを始めた頃によく山行の参考にさせてもらっていたHPに、東京から夜行バス日帰り焼岳の記事があり、そのうちやってみようと思っていました。しばらく忘れ去っていたのですが、先週、炎天下の伊吹山で懲りたので今週は涼しげなところに行きたいなぁと思い、この夜行日帰焼岳登山を思い出しました。金曜の時点で日曜は天気が回復しそうな予報だったのと、土曜夜発のバスが空いていたので速攻で予約し、実行に移しました。
しかーし、山の天気はやっぱりわからないもので、上高地は雨(予報は曇りで午後から晴)。BTで朝食のおにぎりを頬張りながらお空を観察しますが、諦めてカッパを着て出発です。
前日までの雨もあり、梓川は増水。登山道も泥濘んで、川のようになっているところもありました。森林限界を超えると泥濘はなくなるのですが、今度は風が強くなりました。焼岳小屋のかなり手前で男性ソロハイカーとすれ違いましたが、風が強いし眺望もなさそうなので山頂は諦めて引き返してきたとのこと。焼岳小屋でも十数人のツアー客が避難中で、こちらも風が強いので登頂は諦めたとのこと。小屋でコーヒーを頂いてちょっとゆっくりした後、様子を見ながらアタックすることにしました。
しばらく登ると新中の湯ルートで登ってきたハイカーに続々と遭遇して、風はあるものの山頂まで行けそうなことを確認。稜線は少し風が強い程度で恐怖を感じるほどではありませんでした。雨もやんでカッパの中も乾いてきてむしろ快適。火山性ガスの香りを嗅ぎ、イワカガミに癒やされながら岩陵帯を登って山頂に到着しました。しかし、やっぱりガッスガスで眺望もないので、標識と火山ガス噴出口の写真を撮って下山。この頃には風も収まりつつありました。
当初は上高地ピストンのつもりだったのですが、ピストン嫌いの血がムクムクと騒ぎだし、ここはやっぱり中の湯でしょう〜、と、しばし逡巡の後、自分の中の黒い天使が勝ったので予定変更。中の湯温泉を目指しました。少し降ると雨が降り出したので、山頂は雨雲の上に出ていたのかもしれません。風もなく、また蒸れ蒸れになってしまいました。首から提げてカッパの中に入れていたカメラがびしょ濡れで拙かったです。
新中の湯ルートは上高地ルートよりも更に泥濘が酷く、カッパの裾をドロドロにしながら下山。中の湯温泉に立ち寄ろうと思ったのですが、そこからバス停までの送迎は無いとのこと。登山靴の中まで濡れてきていたので、入浴後、またそれを履いて歩くのもいやだなぁと思い、立ち寄らずに降りました。つづら折りのアスファルト道を30分くらい掛けて降り、ようやく釜トンネル入口に到着。ここにある卜伝の湯は貸し切り風呂なのですが、運良く空いていて入ることができました。ちなみに遠方山行のときはサンダル履きで行くので、入浴後は濡れた登山靴ではなく、裸足にサンダルで快適に帰りました。
今回は天気の予測を誤り、あまり良い山行とはなりませんでした。そういえば3年前の夏休みに家族旅行で上高地に行ったとき、下界は猛暑なのに上高地だけ雨続きでした。去年は雨の中、燕岳に登ったし、白馬岳に登ったときも下山途中で大雨に降られました。どうも晴天の北アルプスに縁遠いようですが、次こそは絶対に晴れた北アルプスを目指そうと思います。
お疲れ様でした!
雨の中 中の湯までの急坂 よく下りられましたね
あのトンネル脇の温泉 入れるんですね
その勇気に 乾杯です
PS 勇気→あの温泉 です(笑)
確かに急坂でしたね
勇気ではないですね、なーんも考えてなかったです
でも、フリクションの良く効く溶岩だったので安心して降りることができました。
これが先週行った伊吹山の1合目あたりのように滑りやすい岩だったら、登りで諦めてたと思います
釜トンネル脇の卜伝の湯、これもよく調べもせずに行ったもんだから、入れて良かったですわ。
ほんま、今回はなーんも考えず急に行ったので、いろいろ危うい山行でした
あぁ、温泉の方ね。
ちゃんと読めばわかりますね
雨と汗でびしょ濡れだったのでお湯に浸かれるなら何でもOKでした。
その後晴れてきたのもあって、気持ちよく帰ることができました。
感謝感謝ですよ、あの温泉には。
amenouwoさん、こんばんは。
さわやか信州号なんてバスがあるんですね。信州は遠いものと考えているので、そっち方面にアンテナがほとんど向いていないものでちっとも知りませんでした バスを使えば日帰りも何とかなりそうですね
せっかく信州まで行ったのに残念な天気でしたね。帰りの新島々での青空が目に痛いです
東京で単身赴任していると車がないので、常に公共交通機関で行く方法を探していました。
奥多摩とか、近いところはローカル線+バスでわりと簡単に行けるのですが、
ちょっと遠いところは夜行バスとか新幹線を組み合わせて何とか行けないものかと、
さわやか信州号とか毎日アルペン号もよくチェックしていました。
大阪からは登山口まで直接行くバスが少なくて残念ですね。
私の中ではもっとたくさんの登山バスがあってもいいのに・・・と思います。
今回は雨で残念だったぶん、またまた行きたくなってきました
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