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記録ID: 90852
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積雪期ピークハント/縦走
大雪山

旭岳

2010年12月14日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:21
距離
6.2km
登り
709m
下り
694m

コースタイム

9:30姿見駅-10:30旭岳石室-12:45金庫岩-13:25旭岳-15:15旭岳石室-15:40姿見駅-
天候 曇り&ガス、山頂付近は吹雪いてました
過去天気図(気象庁) 2010年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
冬季は、ロープウェイの駐車場が無料になってました。
コース状況/
危険箇所等
姿見駅から姿見の池までは、なだらかな斜面ですが、雪が深いのでラッセルが疲れました。
姿見の池から金庫岩までは、比較的歩きやすいです。
金庫岩を左からまくと危険ですので、右側からまきましょう。ただ、右に行き過ぎるとニセ金庫岩の斜面は雪崩がおきそうなので気をつけましょう。
でかいロープウェイ。100人乗れるらしい。
2010年12月14日 09:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 9:18
でかいロープウェイ。100人乗れるらしい。
あの先に旭岳があるらしい。
2010年12月14日 09:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 9:18
あの先に旭岳があるらしい。
姿見駅
2010年12月14日 09:49撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 9:49
姿見駅
旭岳石室
2010年12月14日 10:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 10:26
旭岳石室
姿見の池のあたり
2010年12月14日 10:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 10:26
姿見の池のあたり
6合目付近かな
2010年12月14日 10:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 10:47
6合目付近かな
7合目付近だと思う
2010年12月14日 10:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 10:48
7合目付近だと思う
太陽が一瞬見えた
2010年12月14日 10:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 10:57
太陽が一瞬見えた
太陽、ドコ!?
2010年12月14日 10:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 10:57
太陽、ドコ!?
まだ余裕な時だ
2010年12月14日 10:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 10:58
まだ余裕な時だ
岩なのかな??
2010年12月14日 11:15撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 11:15
岩なのかな??
一日で、この時だけガスが晴れた
2010年12月14日 11:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 11:39
一日で、この時だけガスが晴れた
慌てて写真撮る。めちゃくちゃキレイだー。
2010年12月14日 11:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 11:39
慌てて写真撮る。めちゃくちゃキレイだー。
風が強いのですにー
2010年12月14日 11:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 11:39
風が強いのですにー
もう、オッサン丸出し・・・。
2010年12月14日 11:40撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 11:40
もう、オッサン丸出し・・・。
オッサンがんばる
2010年12月14日 12:28撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 12:28
オッサンがんばる
岩の進化系?
2010年12月14日 12:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 12:32
岩の進化系?
山頂の標識みーつけた!!
2010年12月14日 13:24撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 13:24
山頂の標識みーつけた!!
何も見えないのであまり感動もない・・。
2010年12月14日 13:24撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 13:24
何も見えないのであまり感動もない・・。
山頂からの景色1
2010年12月14日 13:24撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 13:24
山頂からの景色1
山頂からの景色2
はい、何も見えません・・・。
2010年12月14日 13:24撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 13:24
山頂からの景色2
はい、何も見えません・・・。
景色が取れないので自分を撮ろう!
2010年12月14日 13:27撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 13:27
景色が取れないので自分を撮ろう!
レンズが凍ってたので、もう1枚
2010年12月14日 13:28撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/14 13:28
レンズが凍ってたので、もう1枚
はい、がんばりました!
2010年12月14日 13:29撮影 by  DSC-TX5, SONY
2
12/14 13:29
はい、がんばりました!
撮影機器:

感想

夏に時間が無く行けなかった旭岳に行ってきました。
しかも、1人で雪山。雪山初心者だし・・・。

ピークまで行けなくてもいいかなー、っと行ける所まで行こう!

バックカントリーで有名な旭岳スキー場も12月14日にオープンで、本格的なバックカントリーのスノーボーダー、スキーヤーがいました。
そんな中、1人だけ登山装備だし、ういてる・・・、まっいっか。

帰りは、旭岳スキー場をスノーボードで降りてロープウェイ代をうかす作戦で、ボードを持って姿見駅へ。ボードは姿見駅にデポして出発。

まずは、スノーシューを履いて出発。
いきなり、登山口が一切分からない・・・。ガスってて、先も見えないし・・・。
GPSと地図を頼りに、とりあえず進む。
が!雪が深く、高台になってて進めない。
大きくまいて、どうにか旭岳石室に到着、雪が予想以上に深く重くラッセルに時間と労力がかかり汗だく・・・。

さて、ここからがようやく登山だ!と、姿見の池に沿って歩き始めると。
むむっ!濃いガス??いやいやっ、雪煙!
姿見の池にの山側の斜面で雪崩が・・・。
一気にテンション下がる。
ガスもひどいし、風も強いし、雪崩れるし、撤退するには十分な理由だよなー。

っと、地図を見て、登山ルートを確認する。
金庫岩までは稜線のルートなので、風は強いと思うけれど、
雪崩れ斜面ではなさそうだし、様子を見ながら歩いてみよう。

6合目でスノーシューから、アイゼンに取替え。
6合目から8合目までは、風は強いけれどアイゼンも効いて歩きやすかった。

8合目から金庫岩に入るところでガスがさらに濃くなってきて、ルートが良く見えない。
金庫岩(2170m付近)にぶつかり、右?左、直登??
左からまこうと思ったら、崖がありやめて、右もルートが不明瞭なので、
ここは気合を入れて直登を選択、身長以上の雪のついた岩を登る、落ちたら滑落だよなー・・・。
ピッケルのピックで手がかりにして、アイゼンの前爪を蹴り込み、ビビリながら登る。ふぅ〜・・・、どうにか登れた。
(本当は右側からまくのが正解みたいです。)

最後の標高100mが、かなりキツかった。
雪山で、風も強かったので、休憩は立ったままの短時間のみ、食事もあまりとれなく、行動食をちょこちょこ少量で、さすがに疲れがピークになってきた。
岩陰に隠れて、突風の中、パンとカロリーメイトにチョコを口に詰め込み、寒いけれど3分ほど休憩をとった。
ようやく気力が戻ってきて、どうにかピークに到着!
だけれど、なーんも見えない・・・。。
十勝岳の二の舞だ・・・。

それでも北海道の最高峰の雪山を登り切れたので、ちょっと嬉しい。
写真を撮り5分くらいで下山開始。

下山初めて5分くらいで、ガスがさらに濃くなり。
自分の足元も見えにくいレベルで、2m先も良く見えない。
地面が分からないレベルで、怖くてピッケルで手探りで1歩1歩ずつしか進めない。
しかも、ゴーグルが、氷ついて視界をふさぐので、手袋を脱いで拭こうとしたら、
突風で手袋が吹き飛ばされた・・・。
あっ!と深い雪の中だったので、振り向いた勢いでアイゼンも外れる!!
目出し帽は、完全に氷の塊となるし・・・。
何も一斉にトラブルが来なくてもいいじゃんー!!!
軽くパニくる。いやっ、かなりパニくった・・・。

真白で突風の吹雪の中、とりあえず叫んで気合を入れる。

まずは、予備の手袋を出し、
ゴーグルの氷を取り、
予備の目出し帽をかぶり、
アイゼンを付け直す。

かなりの時間を取られた感じ。
それでも、装備が元に戻り、ちょっと平常心を取り戻す。
平日のこんな天気で登っているのは、もち自分ひとりだし。
精神的に、キツかった・・・。

その後は、ニセ金庫岩の方に下り、GPSを見ながら修正し、
何回もルートを外れる、GPSが無かったら3回は遭難してたな。

ガスも薄くなり、7合目まできたら風も弱風だし、気温も温かい。
本気でホッとした。

旭岳石室に着き、ホッとしたけれど、またガスる。
もう嫌!ガスは嫌!!
案の定、ルートを外れる・・・。
ハイドレーションも防寒したけれど、さすがに凍ったし。
あとちょっとなので、気合で進む!!

バテバテになりながら、どうにか姿見駅に到着。
この疲れた体で、ガスの中、思いザックを背負って、しかも登山靴でスノーボード。
はい、却下です。
最後のロープウェイで降りて来ました。
結局、自分のスノーボードはただのお荷物でした・・・。

今回の反省点など
・ガスは怖い!!あんなに何も見えなくなるとは知らなかった。
・突風と吹雪で全てが凍る。帽子もグローブもドンドン凍り始める。
・予備の手袋を前日になけなしのお金で買っておいて良かったー。
・ファイントラックの下着タイツは良かった。
・荷物が重すぎた(約18kg)。もう2〜3kgは減らさないと、体力的にキツイ。
・雪山は天候のいい日に登るべき!!

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コメント

お疲れ様でした
jugglingさんのヤマレコ、好きです

「叫んで気合を入れる」のは大事ですよね〜
2010/12/15 1:19
叫ぶのは・・・
山の中で、1人で絶叫するよりも、
本当ならロマンチックに愛を叫びたいですね。

気軽に山歩きをするつもりなのですが、
気づくと苦行の様な山行が多いかもです・・・。

どんな山でも、やっぱり楽しまないと!ですよね。
2010/12/15 10:53
はじめまして。
jugglingさん

ゴメンなさいね。
私もいつも失敗ばかりなので、こんな感じなのかと、
失礼な話なのですが、他人事なので楽しく拝見してしまい
ました。

冬の大雪山大変そうでしたね。
周りが真っ白で、ホワイトアウト状態だったのでしょうか?
やはり、雪山ではGPSは必携なのでしょうね?

onsen♨
2010/12/15 10:57
いえいえ
全然問題ないですよー、笑い飛ばしてください
自分でも思い出し笑いしちゃいそうです。

失敗は避けられませんよねー。
懲りずに、これも経験だと思って、また失敗しての繰り返しかも・・・。

冬の大雪山系は、予想通り寒くて、風がキツかったです。
気温は、昼の街でもマイナス10度は下回りますしね。
寒い、寒い・・・。
逆に言うと、普段から寒さに慣れてたりもしますが。

きっと軽めのホワイトアウトだったのでしょうね。
だいたいソロだし、踏み跡の無い雪山ばかりなので、
GPSには、非常に助けられています。
ただ、高価過ぎなのが・・・。
2010/12/15 15:40
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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