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Yamareco

記録ID: 910444
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

山梨百名山完登記念「笊ヶ岳」※老平から日帰り

2016年07月03日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
12:04
距離
27.6km
登り
4,342m
下り
4,267m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:50
休憩
0:34
合計
12:24
距離 27.6km 登り 4,349m 下り 4,274m
3:13
43
3:56
53
タケ沢吊橋
4:49
4:54
35
広河原
5:29
5:31
59
6:30
6:36
54
7:30
7:31
98
9:09
9:10
54
10:04
10:13
58
11:11
70
12:21
12:22
41
13:03
13:05
41
13:46
21
14:07
14:11
43
14:54
14:57
40
15:37
老平駐車場
総歩行時間=12時間24分(ヤマプラ標準時間=16時間25分/21.6km)
歩行距離=33.28km
標高差=2,115m
平均速度=2.76km/H
※全てGPSログより
 GPSログは長めに記録されていますので参考程度として下さい。
 (NV-U37使用:NMEA形式で記録後、フリーソフトでGPX形式に変換)
 今回は、山旅ロガー(測定モード15m)衛星ロストがあり比較不可
天候 曇り一時晴れのちガスのちガス+強風&雨
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
老平

道路状況:集落を抜ける狭い道

駐車場:老平に無料駐車場あり(5〜6台)

トイレ:老平にはありません
    道の駅「とみさわ」にあり

コンビニ:周辺にはありません
     R52上に数件あり
コース状況/
危険箇所等
1.全工程が長いので日帰りの場合は、暗い中スタートする必要があります
2.老平から暫く林道歩きで暗くても問題ありませんが、
 山道に入る場所がやや判りにくかったと思います
3.広河原に行く前に崩落個所の通過があります
 ここはかなり注意が必要です
4.広河原の渡渉は、石を渡るのは難しく、川に入る必要があります
 ※水の抵抗もかなりあります
5.登り標高差は2,000m超、昇降量合計は4,500mを超えます
6.登り全体的に樹林帯歩きの為、苦行
7.布引山から一旦下りになります
 見た目は「どんだけ〜」ですが、実際は150m程度です
8.足元はガレていて、下りでは体重を掛けた時に
 10cm程度ズルッとなる場合あり
9.雨天だった今回は、苔むす石はかなり滑りました
10.また木の根が厄介で、木の根に足が乗るとそのままスケート状態になります
11.と言う事で、コケそうになる事5回、コケたのが2回ありました
12.今回は前半涼しい環境でしたが、蒸し暑い場合水分の準備が課題です
13.水分消費量≒2.5L
その他周辺情報 早川町観光協会
http://hayakawakankou.daa.jp/index.php
タケ沢橋、暗い行きは気になりませんでしたが、帰りは揺れの大きさと真下が見える高度感が結構怖かったです
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タケ沢橋、暗い行きは気になりませんでしたが、帰りは揺れの大きさと真下が見える高度感が結構怖かったです
この時は好天を期待できたのですが……(-。-)ボソッ
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この時は好天を期待できたのですが……(-。-)ボソッ
広河原、結構な水量でした。降雨後の登山はやっかいになると思います
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広河原、結構な水量でした。降雨後の登山はやっかいになると思います
今回はビニール袋で足元を保護して渡りました。底の方をガムテープ等で補強しておくと良かったかもしれません。但し同じ行為をしても責任は取れません……。
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今回はビニール袋で足元を保護して渡りました。底の方をガムテープ等で補強しておくと良かったかもしれません。但し同じ行為をしても責任は取れません……。
雲海と富士山
笠雲の富士山
布引山山頂
笊ヶ岳山頂
眺望を期待しましたが、こんな感じとなりました
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眺望を期待しましたが、こんな感じとなりました
ま、それでも笊ヶ岳に着いたので良しとしましょうか?とりあえず、山梨百名山完登です!
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ま、それでも笊ヶ岳に着いたので良しとしましょうか?とりあえず、山梨百名山完登です!
やっと写真を撮る余裕が出た下山時の風景
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やっと写真を撮る余裕が出た下山時の風景
風雨激しいです
下山途中で晴れ間が見え始めました
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下山途中で晴れ間が見え始めました
崩落個所。これは下山時の写真ですが、ここを右に下がります。行きに比べると怖さはありません。
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崩落個所。これは下山時の写真ですが、ここを右に下がります。行きに比べると怖さはありません。
ロープのある場所は綱渡りしないと行けません。ここは左に下がるのですが、かなり怖いです。
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ロープのある場所は綱渡りしないと行けません。ここは左に下がるのですが、かなり怖いです。
晴れてきましたね
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晴れてきましたね
出来たら山頂で見たかったです
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出来たら山頂で見たかったです

装備

個人装備
Tシャツ 長袖シャツ フリーライドパンツ 靴下 夏帽 手袋 雨具(ストームクルーザージャケット) 着替え ザック ザックカバー 行動食(SOYJOY×1+ゼリー飲料×2+おにぎり×2+パン×2) 非常食(ビタミン剤+ドライフード) 飲料(スポーツドリンク×6) 地図(地形図) ヘッドランプ(予備) 予備電池(GPS+ デジカメ用) GPS ファーストエイドキット 常備薬(痛み止め) 日焼け止め リップ ロールペーパー 保険証(コピー) 携帯 タオル ツェルト 浄水ストロー(常備) 万能ナイフ(常備) カメラ(コンデジ) エクストラクターポイズンリムーバー(常備) パラコード(予備30m) ホッカイロ(常備) ネックウォーマー(常備) ウルトラライトダウン(常備) 熊鈴×2(常備)

感想

2016年7月3日(日)
夏至近辺は、1年の中で日の出が早く、また明るい時間が長い。
と言う事で、日帰り難関な山々に日帰り登山を挑む季節でもある。

そしてそれは突然訪れた。
躊躇しまくりだった「笊ヶ岳」ではあったが、
この季節を逃してはいけないと、一念奮起し挑む事にした。

躊躇していたのは、長距離&標高差もあるが、荒れた登山道がある。
今回登頂したが、やはり不安だった個所は不安的中となる。
第1は、崩落個所、そして第2は、渡渉個所だが、
どちらも、事前調査と技術と、度胸が必要だ。
特に崩落個所は、今後の大雨等により状況は一変するので
事前確認は十分にする必要がある。

さて、登山開始はまだ暗い3時過ぎとなった。
想定外を鑑み、日帰りの目標を12時間と設定したからである。

駐車場から老平集落を抜けるのに数分、
そこからは砂利道の林道となる。
まだ暗い中、ヘッデンで歩きガンガン進んだ。
但し林道終点から登山道に入る場所で少し悩んだ。
皆暗い中を歩んだのか、同じく迷い跡が多々ありました。

登山道に入ると、左側にガケを見つつ歩く事になる。
歩く登山道の幅も微妙に狭い。
帰りに思ったが、登り&見えない、と言う状況が功を奏した感がある。
下山時は「よくこんな場所を何の気なしに歩いたな……」と思いました。

で、広河原に着くとやはり増水していて石の上を渡る事はできない。
今回は足にビニール袋を履いて挑んだが、
どうしても靴底が擦れ、袋の底に穴が開くので水が入り込む。
次回……は無いと思うが、改善の余地があった。

ここまで晴れ間が見え隠れしていたが、
天気予報通り風が吹き始め、そして想定外の雨となる。
ガスも伴い眺望は皆無である。
元々樹林帯歩きの急登なので、道中の眺望は期待していないが
風の強さはかなりであり、稜線での影響に不安が過ぎる。
が、そのまま前進!!!(^_^;)\('_') ォィォィ...

2013/8/30の古寺鉱泉→大朝日岳に比べれば屁みたいのなものだったのと
快方へ向かう天気が味方したと言う感じである。
また布引山までの急登は、かなりのものであるが、
この日の水分消費量は約1L弱と、これもまた涼しい環境が味方している。

布引山から笊ヶ岳への移動は、一旦下りとなる。
見た目には、数百m下るのではないかと錯覚するが実際には150m程度である。
とは言え、自分もかなり焦った。。。。。(ノ><)ノ ヒィ

で、暴風と雨に気を取られていたので、笊ヶ岳到着は突然となった。
期待していた眺望はなく、また、強風故、空腹の補給もままならず
即効で下山の途に着くことになる。

そして下山は4H程度と想定していたが、
スリッピーな木の根への注意が、雨天にて想定以上に増した事、
またガレた足元への注意、その他諸々にて時間を要してしまい
結果、下山時間は5H強となってしまった。

誰とも合わなかった今回の山行は、ある意味堪能できたが、
200名山である「笊ヶ岳」、かなりつらい結果となった。

眺望を求めて再登?
下山のつまらなさから、無い!!かな。

以下、山梨百名山登頂履歴(+マークは、同一日登山又は縦走)
2010年(2座)
 大菩薩嶺、長者ヶ岳
2011年(27座)
 身延山、十二ヶ岳、石割山、御坂黒岳+釈迦ヶ岳、王岳
 大室山、岩殿山+三ツ峠、節刀ヶ岳、毛無山、瑞牆山+金峰山
 本社ヶ丸、三方分山、竜ヶ岳、杓子山、菜畑山、甲武信岳
 足和田山、御正体山、日向山、滝子山、今倉山、櫛形山
 高川山、九鬼山
2012年(45座)
 百蔵山+扇山、思親山、高ドッキョ+貫ヶ岳、白鳥山+蛾ヶ岳
 大栃山、春日山、曲岳+黒富士+太刀岡山、千頭星山+甘利山
 倉岳山+二十六夜山、小金沢山、富士見山
 要害山+帯那山+兜山+大蔵教寺山、源次郎岳+棚横手+達沢山
 茅ヶ岳+滝戸山、雲取山、大蔵高丸+笹子雁ヶ腹摺山+雁ヶ腹摺山
 七面山、仙丈岳、三石山、甲斐駒ヶ岳、雨乞岳、笠取山
 黒川山、三頭山+高柄山、山伏山、源氏山、鳥の胸山、権現山、篠井山
2013年(19座) 
 羅漢寺山、小楢山、八紘嶺、十枚山、横尾山、飛龍山、黒金山
 小川山、乾徳山、破風山+雁坂嶺、国師ヶ岳、鳳凰山、アサヨ峰
 権現岳+編笠山、富士山、八ヶ岳、笹山
2014年(1座)
 鶏冠山
2015年(5座)
 鋸岳、小太郎山(1日目)+北岳+間ノ岳+農鳥岳(2日目)
2016年(1座)
 笊ヶ岳

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コメント

おめでとうございます✨✨✨
とうとうやりましたかっ*\(^o^)/*山梨100の達成、おめでとうございます✨✨
標高差2000mと聞いただけで、ひえ〜と思っていましたが、道中の難易度も高いですね〜💦渡渉は、水に入るのが前提なのですね!!(゚Д゚)そして、登り全体的に、苦行(笑)ロープ場のトラバースも足場がガレガレですね(^◇^;)山梨100キビシイなぁ(笑)
7月のノルマも早々に達成され、今月はこれからのんびりお山選びもできますかね♪
やぁあ、本当にすごいっ!!(≧∇≦)*/
2016/7/5 8:14
Re: おめでとうございます✨✨✨
chi-sukeさん、こんばんは。
まさかの強風雨天で、山梨百名山完登記念山行となりましたが、
祝福ありがとうございます。
ま、ある意味「笊ヶ岳」が最後に残ったり、当日強風+大雨だったり、の
修行の様な山行は自分らしいかな、と思いました。

今年はここを目標に、山選びは想定「笊ヶ岳」のトレーニングの場でもありました。
笊に行けると確信したのは、八絋嶺〜山伏岳を余力を残して走破できた事、
信州峠〜小川山の長時間を歩いた事、ですかね。
今まで躊躇してきた山々を問題なく歩けたとの結果から、体力的に行けると。
ただあの崩落個所は嫌でしたが……(-。-)ボソッ
2016/7/5 19:11
おめでとうございます!
以前コメント交わしたことがあるように記憶してますが、よく拍手もありがとうございます。

それはそうと、
山梨百名山、完登おめでとうございます
山が多いのに山無し(梨)県とはよく言ったものですが、千葉県人からするとうらやましい限りです。
それに最後に難関の笊ヶ岳とは

次はどこを目指されるのでしょうか?
今後もまだまだ楽しみにしています
2016/7/5 23:58
Re: おめでとうございます!
ShuMaeさん、おはようございます。
祝福ありがとうございます。
周辺に色々な山があり、なんとなく登っていましたが、
それが偶々山梨百名山だっと言う事です。
最後に笊ヶ岳が残ったのは本意ではありませんでしたが、
なんとか歩ききる事が出来ました。
今は山梨百名山同士のルートを繋ぐべく、インチキを混ぜながら歩いています。
2016/7/6 6:16
山梨百名山完登、おめでとうございます!
drunkさん、こんにちは!

超遅コメにて大変恐縮です。
山梨百は安易なものから、厳しいものまで
バリエーションがたくさんあって
最初のうちは数を稼げても、最後の方の詰めが非常に大変ですよね
私も亀のスピードでやってはいるのですが
最近安易なことばかりやっていて、数が増えず・・・

今回の笊ヶ岳も厳しかったことでしょう
老平のゲートの写真はレコ等で目にするのですが、
あそこを踏み出す腹もなかなか決まらないですよね。
格闘された状況がとてもよく伝わってきました
本当におつかれさまでした

また、いろいろと参考にさせていただきます
2016/7/17 11:28
Re: 山梨百名山完登、おめでとうございます!
yamahiroさん、お久し振りです。
それからありがとうございます。

山梨百名山は2010年の楽々の「大菩薩嶺」から始まり
2016年、最強の「笊ヶ岳」で終わりました。
途中、大怪我をしたものの、ギプスのまま登山してみたり、
日本百名山にシフトして、山梨百名山から疎遠になったり、
また2014年は病により、登山そのものと疎遠になったり、と、色々ありました。

最後に4強が残りましたが、自分のレベルアップと共に
笹山→鶏冠山→鋸岳→笊ヶ岳の順に踏破する事ができました。
ちなみに、小太郎山もかなり難敵となります。

yamahiroさんも、山梨百頑張って下さい。
こちらは、今度は日本百名山に集中したいと思います。
また教えて下さい。
※仕事の関係でルート繋ぎがメインになりそうですが……。(-。-)ボソッ
2016/7/17 15:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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