中央アルプス全山縦走(将棋頭山 - 木曽駒ヶ岳 - 宝剣岳 - 檜尾岳 - 空木岳 - 南駒ヶ岳 - 越百山 - 奥念丈岳 - 安平路山 -摺古木山)
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- GPS
- 78:00
- 距離
- 45.6km
- 登り
- 3,722m
- 下り
- 3,858m
コースタイム
4:40桂小場 - 8:00将棋頭山 - 10:00木曽駒ヶ岳 - 10:30中岳 -(休憩1時間) - 12:00宝剣岳 - 14:20濁沢大峰 - 16:20檜尾岳 - 16:30檜尾避難小屋
2010/9/16(木)
7:15檜尾避難小屋 - 7:30檜尾岳 - 8:50熊沢岳 - 10:00東川岳 - 11:40空木岳 - 13:00赤柳岳 - 14:00南駒ヶ岳 - 15:00仙涯嶺 - 16:10越白山 - 16:35越白小屋跡(幕営)
2010/9/17(金)
5:30越白小屋跡 - 6:10南越白山 - 8:30奥念丈岳 - 9:30袴腰山 - 11:30松川乗越 - 12:20浦川山 - 13:40安平路山 - 14:30安平路山避難小屋
2010/9/18(土)
6:30安平路山避難小屋 - 7:00白ビソ山 - 7:40摺古木山 - 8:40自然園休憩舎 - 10:40大平宿
天候 | 2010/9/15(水)雨 2010/9/16(木)晴後曇 2010/9/17(金)曇 2010/9/18(土)曇後晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大平宿 - 市自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
越白山から南は藪コギ 基本尾根伝いに歩けば問題なし 袴腰山辺りは迷いやすいので注意 |
写真
感想
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2010/9/15(水)
桂小場までの道は分かりにくく少々迷った。
天気は悪いが回復傾向にあることを信じ、いざ登頂開始!
途中水場が2つ有り水は豊富。
大樽避難小屋は小さい。
胸突きの頭から冬は通行止めという尾根伝いから将棋頭山へ向かう。
行者岩、将棋頭山と越え木曽駒に到着。ガスっていて何も見えず・・・
宝剣山荘で1時間ほど休憩するが雨はより強くなり風も出てきた。
降りしきる雨と強風の中宝剣山に登る。
降りる50分の道のりはなかなかにハード。
岐阜県側からの風が激しい。
濁沢大峰から檜尾岳に向かう下りに道を見失ってしまう。
黄色のロープを越えてしまったようで七曲沢の方に降りてしまう。
何度か元に戻ったり降りたりで1時間近く時間を要してしまう。
大きく戻り返すと本道を発見する。
迷ったときは元に戻るの大原則を再確認した。
避難小屋には先泊が1名。あまりの雨風に1泊停滞したらしい。
その中を歩く私は馬鹿かもしれない。
濡れ物が多く出てしまい体も冷え、震えが止まらなかった。
酒と温かいシュラフにほっと一息。
避難小屋は大きい。トイレも汚くない。auの電波は繋がらず。
外は雨風が強く、夜ご飯の水を同泊者に恵んでもらった。大感謝:)
2010/9/16(木)
雨は上がり風は強いが晴れ。
水場は5分程降りたところ。トイレの下というのが少し気になる。
募金箱に千円を入れ、ゆるゆると準備をしていると風が収まり始める。
靴がぐちょぐちょで不快。新しいゴアテックスの靴を買おうと心に決める。
檜尾岳に登り返すと雲ひとつない快晴!最高に気持ちよい:)
昨日、苦しい思いをした甲斐があった・・・
前日の雨でカメラのレンズが曇ってしまい写真が良く撮れかったのが残念。
しかし、この天気も10:00ぐらいまでしかもたず、その後ガスがまた立ち込める。
たまに霧が晴れて素晴らしい景色を見せてくれることがあるが・・・
空木岳もガスで展望無し。池山から登ってきた人と写真を撮りあう。
伊奈ダムから登ってきたという人達3組程出会う。
越白小屋跡は30分程縦走路から外れ、また道も少々荒れ気味で笹多し。
しかし幕営ポイントとしては申し分なし。水場も近い。
広さはそれほどなく3テントがせいぜいか。auの電波が繋がる。
2010/9/17(金)
天気は曇り。
4時に起きゆるゆると朝の準備をする間、1日中の藪コギに対しての不安を抱えていた。
しかし、テントをたたみ、ザックを背負ったら勇気100倍!やる気に満ち溢れる。
ガスの中を南越白山に登り、いざ藪コギ開始!
ところどころ踏跡が消えるが、基本的には踏跡が有る。
ガスで先が見えないのが少し怖いが・・・
奥念丈岳からは踏跡が薄くなり、とにかく尾根を行くと安全。
薄い踏跡を辿りに袴腰山に着くがそれから道を失ってしまう。
多くの人が迷っているのであろうか?
多くの薄い踏跡があり、コンパスを頼りに道を探るが2度も沢筋に落ちてしまう。
登り返すのに大きく体力と時間を要してしまう。
一息入れ、尾根伝いに道を進むと標識が見えて一安心。
さらに進むと霧が晴れたところから旧安平路山避難小屋が見え、本道に戻ったと確信する。
松川乗越からは踏跡がしっかりしてきて、ここからは迷うことないと思う。
松川乗越から浦川山への登りは直登で急。それに加え藪コギで体力を使う。
そこからふた登りほどすると安平路山だ。
安平路山頂に着いたときは思わずガッツポーズ!!達成感がハンパじゃなかった:)
その後は笹はあるもののしっかりした登山道が続く。
膝が少し痛くなった。水場はあるものの、避難小屋からは10分以上かかると思う。
避難小屋は広く2階もある。auの電波繋がる。
戸が閉まらない、ドアノブがないなど少しぼろいが一夜を過ごすには十分。
後から3人組のおじさん達が来る。定年退職された方々で山歴が長く楽しい。
その夜はおじさん達の楽しい話を聞きながらご飯を食べ、お酒・おつまみをご馳走になる。
縦走後にこんな楽しい一時が待っているなんて・・・幸せな一時でした。
おじさん達本当にありがとうございました:)
いい感じに酔っておやすみなさい。
2010/9/18(土)
おじさん達と別れを告げ下山。
とても歩きやすい道が続き楽々。
摺古木山から安平路山までは笹があるので朝露用の防水の用意をしといた方が良い。
霧がかかっておりどこも展望はなし。
8:30辺りから霧が晴れ、青空が広がり気持ちいい天気になる。
大平宿の林道は途中までアスファルト。あとは道悪し。
しかし、結構な数の車が入り込んでいる。
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