岩と鎖の殿堂★【赤岳・真教寺&県界尾根】
- GPS
- 10:31
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,548m
- 下り
- 1,229m
コースタイム
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 10:07
天候 | 晴れ時々曇り http://www.tenki.jp/past/2016/07/18/chart/ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
東京方面→小淵沢→清里(JR中央線&JR小海線) 清里→羽衣池(山梨交通バス) 復路 羽衣池→清里(山梨交通バス) ※バスが定刻より早く来ることがあるので注意。 清里→小淵沢→東京方面(JR中央線&JR小海線) ※八ヶ岳美し森ロッジにてテントにて前日泊 (目の前が羽衣池バス停となる) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◾真教寺尾根 登山口は美し森ロッジから下った駐車場の脇にある。登山届のポストもそこにある。 六合目までは樹林帯の中を歩く。それ以降は、岩場、鎖場の連続。ただ足場はシッカリしており登りやすい。 ◾県界尾根 山頂直下のガレ場は傾斜が急であるため注意が必要。岩場・鎖場は真教寺尾根に比べて足場が小さく、見つけにくい。 |
その他周辺情報 | ◾美しの森ロッジ 基本的にロッジメインの宿泊施設だが、テントも設営可能。ただしテントも予約制なので要連絡。帰るまで張りっぱなしさせてもらえだが、本来的なチェックアウトの時刻を過ぎるため、そうする旨は伝えた方がよい。 入浴も可能。 |
写真
装備
個人装備 |
ベースレイヤー
ソフトシェル
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
インサレーション
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図
コンパス
計画書
ヘッドランプ
スマートフォンGPS
予備バッテリー
筆記用具
保険証
時計(高度計)
ストック
カメラ
ヘルメット
|
---|---|
共同装備 |
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ツェルト
ガス
バーナー
コッフェル
カップ
|
感想
八ヶ岳は八つの山で成り立っているからそう呼ばれると思いがちだが、実際には八つ以上の峰々で構成されており、どの山をもって八ヶ岳と呼ぶかは諸説あるのだという。
八ヶ岳の山々は非常に魅力的だ。峰々が連なる姿はアルペンムードが漂い、迫力がある、関東圏からも行きやすく、それぞれの山をプチ100名山的に登り詰めて行く楽しみもある。
『赤岳に登ったから、阿弥陀に行こう』とか、
『天狗岳はまだ行ってないよね〜』とか、
季節を替え、山を変えると、その組み合わせで色々と楽しめる。
そんな魅力的な山である。
つい行ってしまうのである。
そう・・・
つい・・・
そんな勢いで・・・
『一年に10回近く通ってしまった!』
((((;゜Д゜))))
まあ・・・・さすがに飽きもくる・・・かな?
今年、未踏峰であった蓼科を最後にほぼ制覇してしまった。
赤岳などかれこれ何と5-6回登頂しているではないか⁉さすがにここまでくると、上り詰める楽しみはない。
深田久弥は、八ヶ岳という単位でをバックリと100名山に加えたが、これだけ行けば、『八ヶ岳を登りました』と宣言してもいいだろう。
しかしそんな行き過ぎの登山者にもさらなる『楽しみ』を提供してくるところが八ヶ岳の懐の深さでもある。
八ヶ岳のというのは普通の登山以外にも、クライミングや縦走、冬季においてはアイスクライミングといった様々な楽しみ方ができる山だ。
実は前から行ってみたかったのが真教寺尾根と県界尾根のピストン!
岩場、鎖場の殿堂である。
八ヶ岳の『登山道』としては、難易度が高いとされ、山と高原地図でも危険マークがいくつも付いていものの、かれこれ半年ほどクライミングジムに通っているので、『チャレンジしてやろう』というより、素直に『楽しめそう』と思えた。
今こそ行くにちょうどよい頃合じゃないか!
岩場鎖場のワクワク感、充実感はたまらない。
いろいろ足や手をどう動かそうと、緊張感の中で考えながら登る楽しみはオツなものである。
難易度的には槍の穂先をチョット難しくした位かなぁ。ただ、距離は長いけれど・・・
また、鎖場の険しい岩場のスキマから咲き乱れる花。コレはいい。可憐ながら力強く生きているさまは心揺さぶられるものがある。
この尾根の欠点は岩場を登っている時間に対し、アプローチが長いこと。
もっと登っていたかったなーという思いはあったかな。
コメント
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こんばんは、cajaroa, maam さん☽
以前、他の方の高円寺の気象神社のページで、コメントを少しやり取りさせていただいたものです。
レコ、楽しく拝読させていただきました。
当方、まだ山は初級者で、いつか訪れてみたいと思いながら八ヶ岳はまだ未踏の地です。
車、所持しておらず、公共交通機関利用かつ、なるべく安く、をモットーに山行を毎回計画している貧乏人(-_-;)です。
八ヶ岳は、そう考えますと、清里駅ピストンで、いつか登りたいエリアです。
健脚な方でしたら、日帰り周回可能ですが…
美し森で、テント泊されてますが、これはベースキャンプとして張りっぱなしでいかれたのでしょうか?
自分、テントはありますので、今後の赤岳登頂の参考にさせていただけたならばと思いました。
詳細を教えていただければ幸甚です(朝、テントを撤収して、テント担いで登頂されたのか、それともテントはそのままで、テント担がず登られたのか、という点です)
夜分遅くに失礼いたしました。
machagonさん おはようございます!
我が家でも公共交通機関利用です。高円寺だと車がなくて十分生活できますし、駐車場代も高いので・・・なおかつ山行はほぼテントです。のんびりできていいですし、浮いたお金で山行回数増やせますしね!
この時は美しの森のテントを張りっぱなしにさせていただいています。
山のテント場ではないので、それができるかは、初めは我々も心配でした。
事前に電話予約する時に「もどるまで張りっぱなしでもいいですか?」と確認したのですが、問題ないという回答でした。
時期にもよるのでしょうが、基本的に人が少ない印象で、その時テントを張っている人はうちを入れて2組。ロッジも3-4組しかいませんでした。なので、元々のルールなのか融通を利かせてくれているのかはわかりませんでした。
基本的にテント場も予約制なので、事前連絡することにはなるかと思うのですが
そのときに張りっぱなしにする旨は伝えた方がよいと思います。
仮に混雑していたとしても、撤収したテントを預かってもらうとか交渉できそうな雰囲気はありました。
そうそう、余談ですが、テント場は草っ原の草を刈ったようなところなので、虫よけ対策をしておいた方がいいですよ!
真教寺尾根は青空に向かって登っていく感覚がなんとも言えず爽快です。管理人さんの話だと、県界尾根から登って、真教寺尾根を下る人の方が多いらしいです。おそらく県界尾根は急斜面のガレ場、ザレ場が多いので下りで使うと少し難易度が上がるためだと思います。問題なければ、真教寺尾根から登る方が楽しいと思います。
先日、machagonさんのいかれた二子山のレコを拝見、参考にさせて頂きました。わたしたちも是非行きたいなと思ってます!
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