大峰 八経ヶ岳 トップリ尾〜弥山〜神仙平 灼熱の2日間
- GPS
- 29:25
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 1,969m
- 下り
- 1,993m
コースタイム
8:50 湯ノ又・出発
11:06 トップリ平
12:30 高崎横手出合
12:43 狼平小屋(小休止) 13:02
13:36 大黒岩
14:00 弥山小屋(テント泊)
2日目
8:12 弥山小屋・出発
8:33 八経ヶ岳
9:38 五鈷峰
10:34 神仙平
12:36 七面山登山口
14:00 湯ノ又・駐車地 下山終了
天候 | 18日 快晴・夜 霧と風 19日 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【湯ノ又〜トップリ尾〜高崎横手出合】 ヒウラ谷へと続く廃道を少し進んだ所から取り付く。 取り付き〜トップリ尾稜線は印ないが、尾根を忠実にたどれば大丈夫。 崩落岩場など危険個所ないが、高崎横手出合付近まで長い登りが続く。 【高崎横手〜狼平避難小屋〜弥山〜八経】 危険個所なし。道は明瞭。 【八経〜神仙平下降地点〜七面山登山口〜湯ノ又】 五鈷峰付近は崩落個所通過のため、注意が必要。 下降地点から神仙平まで、 草が生い茂り石がゴロゴロした急斜面降下のため、転倒注意。 神仙平から七面登山口林道最終地点まで、印のほぼない樹林帯を進むので、 コンパス及びGPSの携帯は必需。 林道最終地点から湯ノ又まで、長い長〜い林道歩きが待ってます。 随所に崩落地ありますが、慎重に通過すれば特に問題はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 湯ノ又・届け出ポスト、トイレなし |
写真
感想
海の日の連休中遠征予定でしたが、初日から悪天予報のため中止決定。
しかし連休後半から快晴に急変、おまけに梅雨明け宣言されましたね。
こんな経緯から急きょ計画、いつも日帰りの大峰をテント担い登ることに。
夏の大峰テント装備、そして長〜い登りが続くトップリ尾・・・、
湿度は低いが風はなく、強い日差しと3時間半の登りで、
汗だくのヘトヘトになりました。
しかしトップリ平の開放感満点の景色は、なかなかgood!!の一言。
まとわりつくブヨとハエとの終わらない格闘という、楽しい時間も楽しめました。
弥山小屋での一晩。
いつ頃からか分からないが、静かだった夕刻から一変した強風。
18:00には就寝したが、目覚めた21:00ごろの上空では、
風がゴォーゴォー唸り、手が届くのではという近さで雲が激しく流れてました。
月が隠れ辺り一帯暗くなり、また顔をのぞかせ月明かりに照らされる・・・。
近畿の低山とはいえ、奥深い山でしか体験できない神秘的な夜が楽しめました。
神仙平
何年も昔、大崩落があった所なんでしょうか。
倒木が横たわり、点在する岩となだらかな斜面に生える苔地帯。
視界を遮る高い木々はなく、振り返り見上げると奥駈の稜線の壁が、
大波の様に迫力大ありです。
広い静かな世界を一人貸し切り、ココでもブヨと終わらない格闘しながら楽しい時間が過ごしました。
今回の周回ルートを歩いて感じたことは、
このルートの登り下り逆の行程が良かったかなぁ〜という感想。
長く続くトップリ尾の登りは、夏場は特に体力消耗します。
主稜線から湯ノ又へ下る分岐点がポイントになりますが、ここは下り選択が得策かと・・・。
奥駈道から神仙平へ下降する斜面は尖った石がゴロゴロ点在、
しかも草や苔に覆われ下り選択は大変危険です。
此の様な状況だと、安全なのは登りのルート取りが最良策です。
ザック35L (テント泊装備、発泡酒2缶、食料でパンパン状態)
水3.5L (途中、狼平避難小屋での0.5L補給分含む)*下山時、1.0L残る
シュラフ モンベル#7 (寒くなく、快適に就寝)
コメント
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◎ お久し振りで失礼します! トップリ尾でドップリと汗を掻かれたみたいですね!? 発泡酒も高級ビールに変化したのではないでしょうか!?? ^,^;;
◎ 中々景色も良く良いコースみたいで危険箇所が有れば怖くて止めときますが無ければ、何時かは歩いてみたいな〜と思いました。
◎ 情報満載のレコを有り難うございました! そして暑い中を御苦労様でした! 暫くユックリと心と身体を休めて下さい。 m(_ _)m
mypaceさん、こんばんは〜 。お久しぶりです〜♪
遠征活動、ますます精力的に実行されてますね〜。
トップリ尾・・・
なかなかロングな登りでここ最近にない汗の掻き具合、そして手ごわい代物として、
深く心に刻む山行きとなりました。
おっしゃる通り安い発泡酒は、喉を潤してくれる最高の極上ビールとなり、
小さなザックに無理から詰め込んだ価値、大ありの結果に。
狼平避難小屋からの木道での重い足取りの中では、凍らした発泡酒しか頭にありませんでした。
ロングでマイナーなルートではありますが、トップリ平と神仙平の開放感あふれる景観。
そして奥駈道の稜線から見る景色は大変素晴らしく、お勧めです。
是非、歩いてみて下さいね!
popoi11さん こんばんは
南アは中止でしたけど、代わりに大峰テン泊ができてよかったですね
トップリ尾をタップリ堪能したみたいですね
写真で見る限り、明星への尾根はパスですが、トップリ尾は笹尾根がすごくよさそうに見えましたが、同じ感想ですか?
やっぱり山並みの素晴らしさは、大峰ならではですね。私も早朝の三兄弟見てみたくなりました。
神仙平の下り そんな恐怖が待ち受けているとは
でも紅葉の時期にまた行きたいですね
metsさん、こんちは〜。暑いですねぇ〜。
遠征中止は大変残念でしたが、それ故計画できた結果なんで吉としときます。
トップリ尾笹原尾根の魅力は、写真ではなかなか伝わらないかと思います。
metsさん!、是非登って感じてください。
私はもう十分楽しませて頂きました。しばらく行くことないでしょう。
ご一緒した神仙平。
稜線直登時、その時気づきませんでしたが、
石がゴロゴロ生い茂った草に隠れていて、神仙平到着までの急坂通過は以外と苦労しました。
また風が吹いて心地よかった印象ありますが、
この日はブヨの襲撃と無風の暑さで、残念ながら長居できませんでした。
えっーと、確かポポイさんも 登山はご無沙汰でしたよね😊 久々の登山はどうでしたか? 体力的には大丈夫でした?
見た感じは青空で展望最高!ですが
暑かったんですね?写真ではわかりませんが😅
テン泊中はさすがに大峰の晩なので暑くはなかったですか? 涼しい季節にゆるゆるルートでまた、テン泊をご一緒したいですね(^ ^) それと、ザックはパンパンですが大きなミレーのザックをお持ちでしたね?
orisさん、こんばんは〜
海の日の連休中、予定してた遠征に向けての近場での山訓練は、ココ最近何度か繰り返してましたよ〜。
なので体力的には問題なかったハズなんですが・・・。
とにかく長い登りと梅雨明け直後の日差しと無風で、大変暑過ぎました。
テント内は大変快適で、モンベル#7のシュラフが丁度良いチョイスとなりましたよ。
またミレーのザックは数年前に手放し、只今75Lのドイターです。
暑い夏が苦手なorisさんですが、
山から遠のくレコの無い状態が続くと、orisファンが悲しみますよ!!!
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