回ってこれたぞ、大満足の南駒ケ岳、越百山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 2,030m
- 下り
- 2,027m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・北沢尾根は、ハイマツの藪漕ぎがあり、長袖シャツ、パンツ着用が適切。特に肌の弱い方は注意したほうがよさそうです。 ・仙涯嶺の通過に当たっては、危険個所がたくさんありますので、滑落に注意ください。 |
写真
感想
・今年こそは南駒ケ岳に行ってみたくて、この三連休に、伊奈川ダムから空木、南駒、越百を、2日間で無理なく回る登山を計画していましたが、天気予報では連続した晴れになりそうもありません。16日頃になって、最終日だけは晴れそうな予報が出始めたので、日帰り登山に切り替えました。そうであれば、伊奈川ダムから南駒、越百を周回するルートもあります。ただこのコース日帰りは自分にはちょっと無理かなと何年も敬遠していたルートです。しかし、ここで南駒ヶ岳を延期すると、しばらく行けなくなる気がして、行くことに。
・そして、以前、駒ヶ根から空木岳に登ったときは、駒石あたりまでは青空が見えていましたが、そこから山頂までのわずかな時間にガスに覆われた苦い経験がありますので、今回は少しでも早く山頂に着くよう2時台出発にしました。
・北沢尾根では、途中にじゃまくさいハイマツの藪漕ぎがあります。藪漕ぎに慣れていない自分にとっては、ハイマツが押し返してきて、けっこうたいへんでした。このハイマツをなぜ切らないのか越百小屋のご主人が教えてくれました。ハイマツは枝を切ると、弱ってしまって枯れてしまうのだそうです。仙涯嶺の岩場に土嚢が積んであるのも、ここに生えていたハイマツを誰かが切ってしまって、枯れてしまった結果なのだそうです。
・さて、今回は、全くガスに覆われることはなく、すばらしい展望を味わうことができました。この日、東海までは梅雨開けしたようで、いよいよ夏らしい気候になりました。その関係で気温も高めでしたが、終日木曽側からの風が吹いていて、それほど熱くならずに済みました。
・ところで、この山域はこんなに良い山なのに登山者がまばらでした。今回逢った方々は、10名程度です。そしてその少ない登山者のほとんどが若い健脚者(いや健脚者どころではなく超脚者)でした。自分は特に遅いわけでもないと思いますが、若い健脚者たちに抜かれまくりでした。気がつかないうちに後ろに着かれ、道を開けると、あっという間に消えてゆきました。まるでポルシェのようです。いいですね〜、ああなりたいですね、年甲斐もなく、憧れてしまいます。
・越百小屋を通過したあたりから、気温もさらに上がり、だんだん歩くのもたいへんになりましたが、この下山ルートには水場が2か所あり、とても冷たく、うまかったです。上の水場では、手ぬぐいを濡らし、頭、顔、体を拭き、生き返りました。
・今回の山行は、身の丈を考えると無理な面がありましたが、素晴らしい展望をいただき、予定の時間には駐車場に戻ってこれて、良い山行をいただきました。感謝!!
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