八ヶ岳【雪上訓練と絶景の赤岳&青と白のコラボ】
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,301m
- 下り
- 1,291m
コースタイム
時間はデジカメから記入。
◆到着時間◆ ◆場所◆ ◆出発時間◆◆所要時間◆◆コースタイム◆
12月27日(月)
赤岳山荘駐車場 10:43ーーー2:09ーーー2:00
12:52 赤岳鉱泉 07:53ーーー0:35ーーー0:45
12月28日(火)
08:28 行者小屋 08:50ーーー0:10ーーー0:10
09:00 文三郎尾根分岐 09:01ーーー1:12ーーー1:00
10:13 赤岳中岳分岐 10:17ーーー0:28ーーー0:40
10:45 赤岳山頂 11:06ーーー0:39ーーー1:20
11:41 行者小屋 12:10ーーー0:32ーーー0:40
12:42 赤岳鉱泉 13:22ーーー1:08ーーー1:30
14:30 赤岳山荘駐車場
天候 | 12月27日晴れ時々曇り 12月28日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは美濃戸口バス停にあります。 週末に新雪がたくさん降ったようで、美濃戸口手前から雪が積もっていましたが、 28日の帰り道では美濃戸口より下は雪は殆んど溶けていた。 27日の朝、美濃戸口から赤岳山荘駐車場までは悪路で凍結していましたが、 FFのエコカー(スタットレス+タイヤチェーン)でも全く問題なく走ることができました。 赤岳山荘駐車場〜赤岳鉱泉(北沢ルート) 砂防ダムまでは一部林道を歩きます。 その先、橋を11本渡りながら右岸、左岸を歩く情緒豊かな登山道。 傾斜は緩やかで南沢より歩きやすい。 一部凍結してます。 赤岳鉱泉〜行者小屋 中山乗越をピークに、赤岳鉱泉側が少し傾斜のある林間道。 危険箇所はありません。 行者小屋〜赤岳中岳コル(文三郎尾根) 階段はほとんど雪で隠れていますが、所々階段や鎖の支柱が露出している所が ありますので、特に下りは注意が必要です。 トレースは有りますが、新雪が降ったばかりなので登りは特に歩きずらいです。 文三郎尾根の赤岳中岳コル近くは、南から相当強い風が吹いていました。 赤岳中岳コル〜赤岳山頂 山頂直下の鎖場も新雪で登りづらくなっています。 下りは特に慎重に。 赤岳山荘の肉うどん\700は美味しかったですよ。 自家製の野沢菜と山クラゲの漬物も旨かったです。 下山後の温泉は「延命の湯」 http://www.nns.ne.jp/ent/spatio/spa.htm |
写真
感想
雪山登山と雪上訓練を突き詰めたくて、更にガイド登山をお願いし、今回は八ヶ岳
に行きました。
26日の夜、車で出発。
その日のうちに諏訪南I.Cを出たので、中央高速代は\1,000だった。ラッキー!
美濃戸口バス停近くに車を停め、後ろの座席の背もたれをフラットにし、寝袋で就寝。
朝起きたら寒い。-9℃だった。
ガイドさんとの待ち合わせ時間は美濃戸口に9時30分でした。
一緒に赤岳山荘駐車場まで行くことになりましたが、私の車はエコカーで車高は低い。
それでも11月には赤岳山荘までは行けたが、今回は雪が積もっていて、心配しながら
運転するが、一箇所アイスバーンのところがどうしても登れない。
仕方なく、平らな場所まで戻って、ゴムのチェーンを付けて、再度チャレンジしたら
難なく通過できました。
今回は赤岳鉱泉なので、北沢からのコースで登ります。
途中まで林道を使い、砂防ダムからは本格的な登山道とは言っても、沢を見ながら
橋を11回(たぶん)渡って歩くコースです。
新雪が降った後なので、とても雰囲気がいいですし、急な登りとかもないのでお勧めの
道だと思います。
赤岳鉱泉のアイスキャンディーは、前回11月に来た時より更に大きくなっていました。
28日は、色々な方々が練習に勤しんでいらっしゃいました。
雪上訓練は、27日に中山乗越の手前の斜面で3時間ほどやりました。
何種類かの初期制動と滑落停止を中心にリクエストして訓練をしたのですが、その
辺りだと新雪の積雪が1m以上あるので、滑落しないで止まってしまうのが難点でした。
赤岳鉱泉は素晴らしい小屋だと思います。
まず、料理がお美味しい。ボリュームもあり四季折々よく考えて作っています。
それに、掃除が行き届いていて、清潔感があります。
以前一回、ここにお邪魔した時、総出で掃除機をかけて、雑巾で床を拭いてました。
それと従業員の接客もさわやかだと思います。普通に笑顔で接してくれますし、
28日には雪おろしをしていた男性スタッフが、屋根の上から笑顔で「お帰りなさい。
お疲れさまでした」と、挨拶されてしまいました。
何か凄いなーって、感じてしまいました。一小屋に収まらず、料理から掃除から
挨拶に至るまで、一貫しての経営理念みたいなものを感じました。
小屋のご主人はどういう方は存じませんが、そういった方々の努力の賜物なので
しょうね。
28日は快晴でした。
本日は赤岳登頂です。
しかし、気温が高かったのか、歩き始めから汗をかいてしまいました。
ウエアの取り合わせを完全に間違えてしまったようです。
文三郎尾根を登ったあたりでは、夏のように頭から汗が滴り落ちてきてまいた。
反省材料ですね。
行者小屋からは各自ロープで確保しながら歩きます。
文三郎尾根には階段が幾つかありますが、一部を除き雪で完全に埋まっています。
下りは埋まった支柱や鎖、階段等にアイゼンを引っかけないように下ります。
新雪なので、登りづらいです。
文三郎尾根の上部は権現岳方面からの風が強く吹いていて、風が強く吹いている
登山道は、雪が飛ばされて固くなっています。
基本的に固い雪と柔らかい雪とでは歩き方も変えます。
その辺りの中岳と赤岳のコルまで登ると、北アルプスや中央アルプス、南アルプスが
きれいに一望できました。
頂上直下の鎖場は、雪で一部埋まっています。
それに、新雪が積もっているので登りにくいです。
逆に下りは、そういう新雪なので注意が必要です。
ピッケルを自分より後ろに縦に刺して、自分自身を確保しながらゆっくり下ります。
頂上からは360°の大絶景が見ることができました。
これほどの天候は、年間にそう何度もないように思います。
みなさんが大好きな富士山。南アルプス、中央アルプス、乗鞍岳、北アルプス、
浅間山、新潟や群馬の山々、甲武信岳をはじめとする奥秩父などが遠くに見ること
ができました。
11月にも同じような天候で登ることができましたが、今日の方が更に良いと思いました。
今日のコンディションの赤岳なら、今の私の力だったらいつでも登れると思います。
今年の冬は自分自身で大きく成長をしたと思う反面、もっと難しい斜面で凍結して
行く手を塞がれたりしていたら、果たして自分は難所をクリアできるのかと、疑問
です。
もしかすると、これからの課題はそういったところにあるのかもしれないと思った
赤岳山行でした。
onsen♨
onsenさん、こんばんは。
同じ日程で天狗岳に行ってました。赤岳もチラっと考えたけど、まだ自分には無理かなぁ、と…w
赤岳鉱泉で張って雪だるまぶら下げておけば、またonsenさんが声かけてくれたかもなぁ… う〜ん、おしかった
お疲れ様です
すごいペースで雪山に行かれてますね
間をあけないほうが習得も早いでしょうから
本当に羨ましいです
小屋の食事も美味しそうです
テント派の私には縁のない世界だけど・・・
これも羨ましいなぁ
urayasuさん
こんちわー
ほんとニアミスでしたねー
urayasuさんのように、同じ山を何度も登るっていうのも
いいなーって感じてます。
私も通年小屋の赤岳鉱泉をベースに、シーズンを通じて
赤岳や硫黄岳に登ろうか画策しています。
雪山素人の私が言うと、「山を舐めんな」って、諸先輩
方から怒られてしまうかもしれませんが、赤岳はurayasuさん
が言れるような、それほど難しい山ではないと思います。
ま、簡単ではないですが・・・
私のペースでよければ、一度一緒に登りませんか?
onsen
mic726さん
どうもっ!こんちはー!
私もテン泊しながら縦走してみたいです。
でも、20圓鯆兇┐訌備を背負っての山歩きは絶対に
ムリっ!
体力をつけるのは私の来年の課題ですが、今は体力を
少しずつ付けながら、技術を習得してるとお考え下さい。
それでも、雪山に慣れるために、ムリして行っているは
確かです。
行けば行くほど楽しいです。
でも、「安全が第一優先」っていうのが大前提ですけど。
onsen
onsenさん、こんばんは
なんというありがたいお申し出! ピークハント優先で乗ってしまおうかと一瞬思いましたが、やはり富士山の雪訓のときに思ったとおり、撤退や試行錯誤もひっくるめて楽しみつつ、もう少し一人で頑張ってみますw それに、なにぶん素人ですので同行してもらってもし万が一なにかあったりしたら大変ですしw(そう考えるとやっぱプロのガイド登山って有効ですよね…)
とりあえず自分の中で天狗岳は一段落付いた気もするので、次の目標は赤岳に設定してみます。今決めましたw
雪だるま見かけたらいつでも声かけてくださいw 日帰りだと無理ですが、泊まりのときはいつでもアルコール担ぎ上げときます
urayasuさん
明けましておめでとうございます。
お返事遅くなってしまって申し訳ございません。
urayasuさんの心意気、確と私の心に刻み込みました。
頑張って下さい。
私も頑張りますので、お互い励まし合いましょう!
今年も宜しく!
onsen♨
onsenさん こんにちは
私も是非ご一緒させて下さい!!
赤岳はさすがに危ないかな・・・
と思っておりましたがヤマレコを拝見させていただいて
俄然やる気が出てきました 笑
あ、無理だ、と思ったらすぐやめますが・・・
そして来年は是非どこかに縦走(ぜひテントで 笑)を
ご一緒できればと思っております
では良いお年を!!
to4さん
明けましておめでとうございます。
折角のお誘いですが、テン泊は今の私にはまだ、ムリだと思います。
しかし、私が小屋で、to4さんはテン泊っていうなら良いですけどネ(笑)
ことよろー
onsen♨
onsenさん
コメント遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
ついに赤岳ですか・・・
驚くべきスピードで成長されていますね。
それも絶好のお天気にも恵まれて、羨ましいです。
自分は入れ違いで、硫黄岳に行ってきましたが悪天候でした。
それと同時に、冬山の厳しさも若干体感できたかなと思います。
これから、ますます雪も多くなり、どんどんコンディションも悪くなります。
お互いくれぐれも無理せず、雪山を楽しんでいきましょう☆
star
starさん
あけましておめでとうございます。
>驚くべきスピードで成長されていますね
全くもってお恥ずかしい限りです。
<「今日のコンディションの赤岳なら、今の私の力だったらいつでも
登れると思います」
なーんてアホなこと言って、今読んで赤面です。
穴があったら入りたい気分です。
きっと、簡単に登頂しちゃったんで有頂天だったんでしょうね。
こんな私ですが今年も応援して下さい。
onsen♨
onsenさん 明けましておめでとうございます。
雪山の赤岳もチャレンジされちゃいましたね。
(^_^;)をたくさんかく位の雪山歩きで風邪はひかれませんでしたか?
雪をまとった木々の景色が素晴らしく別世界ですね。
赤岳鉱泉でのお食事や感じの良い従業員の方(お掃除が行き届いている事)など、満足感いっぱいで良かったですね。
sumikoさん
明けましておめでとうございます。
私が行った日は、人も赤岳も私には微笑んでくれましたが、
そうかと思えば、天候が急変して行く手を阻む程の山行を
強いられ、人は翻弄されるけど、そんな良い思いをすれば、
する程、取りつかれたように行きたくなるのが、山の魅力
なのでしょうね。
年末年始も、甲斐駒仙丈に行ってきて、雪山の微笑みと
洗礼を受けてきました。
早く山行記録書きあげなきゃだけどね。
ところで・・・・
汗対策ですが(真冬のかよ?)今回の山行で一応ピリオドを
打ちたいと思います。
自分なりの形が見えたような気がします。
次、書きます。
今年もよろしっく
onsen♨
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