白馬岳(栂池から往復)



- GPS
- 56:00
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,532m
- 下り
- 1,531m
コースタイム
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:10
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 5:18
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 9:30
天候 | 7/30曇り時々晴れ・小雨 7/31晴れ時々曇り(午後は一時的にヒョウ・大雨) 8/1曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路アルピコ交通栂池高原~新宿 栂池パノラマウェイ http://www.nsd-hakuba.jp/sp/green/tsugaike/panoramaway.html 前日コンビニで前売り券購入。往復3600→3,220円 乗車日から3日間有効。栂池自然公園入園料込。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
栂池登山相談所にて登山カード提出。 ビジターセンターは改修工事のためやっていません。 乗鞍岳直下の雪田は溶けてルート上に雪はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉『栂の湯』 パノラマウェイのチケット提示で100円引。 ボディソープ、リンプー、ドライヤー有。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着フリース
雨具
スパッツ
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料1850ml
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ポール
サンダル
T8.9kg
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感想
憧れの、焦がれ続けた白馬岳に行ってきました。
しかも栂池から小屋2泊という超のんびりの、それはそれは贅沢で楽に。
このルートを決めるまで本当に悩みました。
当初は普通に大雪渓から登ろうと思っていたのですが、色々調べていくうちに坂の上の雲のエンドロールで使われた稜線が小蓮華山だったということを知ってしまい、この稜線をどうしても登りたくなってしまったのです。(我が家は三代続く司馬遼太郎氏ファン。家宝は祖父が司馬遼からもらった直筆葉書。)
ルート選定を任されていたとはいえ、白馬岳の代名詞でもある大雪渓を登らないなんて許されるのだろうか?と悩んだ末、同行してくれる友人に相談したところあっさりOKをもらい栂池ルートに決定。
しかも晴天の稜線を見る確率を上げるために往復。
北アルプスは年に一回しか行けないし、お花もゆっくり見たいし、山小屋でのんびりしたいし、この際2泊にしてしまえ~と好き放題組んだ末にこうなりました。
怠け者はすぐ楽な方に流されます・・・
結果、2泊とも山小屋に正午には着け、午後の天候不順に遭わずに済み、ひと気の少ない静かな尾根歩きと景色を存分に楽しめたので正解でした。
正直なところ、寝不足で大雪渓を一気に登りきる自信もなかったので、無理なく登れて良かったです。
白馬大池から白馬岳までの尾根歩きは、こんな私がこんな美しい稜線を歩いていいのだろうかと、歩みを進めるのがなんだか申し訳ない気持ちになりました。
夜明けの白馬岳山頂は正に360度の大展望で、劔から穂高まで北アルプスの稜線がくっきりと見え、あまりの眺めに鳥肌が立ちました。
ご来光の後、先を急ぐ人が去り、山小屋へ朝食を食べに行く人が去り、山頂に友人と二人きりになった時間があったのですが、こんな景色を独占していることが不思議でした。
書きたいことは沢山あるのですが、全てのことが素晴らしすぎて筆舌に尽くしがたいです。
白馬岳は、会社の同僚だけどただの顔見知り程度だった父母が、同じ日に偶然登っていて、頂上宿舎のテン場で会い、その後に登山を通じて結婚したという私のルーツでもある山です。
病後の健康体力回復のために軽登山を始めた私が、この頂に立てる日が来るなんて四年前は思ってもいませんでした。生きてて良かったな、と心から思います。
私の我がままに付き合って一緒に登ってくれた友人には感謝しています。
下山後は心が満たされてお腹いっぱいになってしまい、もう高山には登らないかも、なんて思ったりしていたのですが、一週間経ってこれを書いている今、また登りたい気持ちが戻ってきました。
山小屋でお話しした方たちが、皆さん口を揃えて蓮華温泉に下山する、と仰っていてとても気になるので、次に白馬に来るときは大雪渓から蓮華温泉に行きたいと思います。
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