三ノ峰 石徹白からガスの中を
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- GPS
- 07:44
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,629m
- 下り
- 1,628m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 7:42
天候 | ガス一時晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夏山シーズンにそなえてか?コース全線草刈りがなされ、おおむね快適。危険個所や道迷いの心配もないかと思います。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 ウイングヒルズ白鳥リゾート・満天の湯 http://winghills.net/bath/ |
写真
感想
いよいよ夏山シーズン最盛期となりましたが、すっかりアルプス登山に感動を覚えなくなったここ数年というもの、このハイシーズンの週末の激混みアルプスに向かおうなんて気持ちは全くありません。平日にお休みをいただけるならばまた話は別なんですが、それどころか土曜日の休日出勤が増加傾向で連休確保すらままならない状況では(^^ゞ
静かな山がいいといっても、この暑いさなかヤブ山をやるような根性もあるはずがなく、行き先に悩んだ末、この時期ならハイカーの少なそうな石徹白からの白山南縦走路(美濃禅定道)で三ノ峰のお花を見に行くことにしました。
【石徹白登山口〜銚子ヶ峰】
朝7時前の登山口駐車場は予想通りガラガラで、本日入山の先客は1名、残り数台の車は昨日からの入山者のもののようです。登山届出箱の置かれている東屋に遭対協のかたがおられ、「白山火山防災マップ」とウエットティッシュをいただきました。
準備をすませ雲優勢の空を見上げつつ、石徹白の大杉までの石段を登りだします。花らしい花もなく大杉の前から登山道へと進みます。急登とほぼ水平な道が程よい間隔で交互に続き登りやすい道です。ここで先行の年輩ハイカーをパスすると以降、全く他のハイカーの姿を見ることがなくなりました。
曇っている割に蒸し暑く、汗が止めどもなく噴き出してきます。その上、この時期いつも悩まされるアブが先々でしつこくまとわりつきペースを取り乱しがちな登りとなり、いつになくシンドイ^^;
おたけり坂の急登をこなすと少しでログハウス作りの神鳩ノ宮避難小屋に到着。小屋の前には一群れのニッコウキスゲが咲いていますが、かなりわざとらしさを感じます。小屋の中をのぞくと、昨夜泊まってお出かけ中と思われる方のシュラフがありました。
銚子ヶ峰への尾根道も雲で展望はさえず、癒してくれる花もほとんどなく、黙々と汗をかきながら進むのみ。そして登山口から2時間ほどかかって無人の銚子ヶ峰に到着しました。
【銚子ヶ峰〜三ノ峰】
いつもの私ならここで昼ごはんにして帰ってしまってもおかしくない天気ですが、まだ花もほとんど見れていないので納得できる程度の花に出会うまではと先を進みます。
どんどんガスが濃くなっていくなかをアップダウンを繰り返していくと、二ノ峰あたりからソコソコの花が見られるようになってきました。そして三ノ峰直下ではヨツバシオガマやニッコウキスゲなどがたくさん咲いており、避難小屋から上の斜面には高径植物のお花畑が展開していました。
ということであれば、花目的だけなら上小池から登ったほうがずいぶん楽ができたというわけです。同じ歩行時間なら別山まで行けますし。ただ今回は6月初旬のハクサンイチゲのいい時に(別山まで)登ったばかりだったので頭にはありませんでしたが。
今日も調子次第では別山までもと思っていましたが、暑さでバテたうえ、時間的にも無理です。今日はここまでとし、ガスで360度何も見えない三ノ峰で昼ごはんの大休止にしました。
【ピストンで下山】
登って来た道を帰るだけなのでやっぱりアップダウンとなります。
中でも一番きつかった銚子ヶ峰への登り返しを終え、冷えたゼリーと水ようかんを食べながら休んでいると、やはり三ノ峰までピストンしてきたというハイカーが戻ってきました。しばしお話をしたあと先に下山を開始されましたが、なんと反対方向に向かわれたので大声で呼び止めてあげました^^; 私も相当な方向音痴なほうですが上には上がいるものです。
銚子ヶ峰から下りはじめると、ポツポツとハイカーを見かけるようになりました。銚子ヶ峰までのハイカーは結構いたんだなと思いながら大杉までくると人だかりができています。聞いてみるとイベントで清掃登山があったということでした。
あとは石段を下って駐車場へ。このコース、また秋になって涼しくなり虫もいなくなった頃に別山目指して再訪してもいいかなと思います。
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