梅雨明けの赤城山(黒檜山・駒ヶ岳)はもう秋の気配



- GPS
- 03:35
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 548m
- 下り
- 531m
コースタイム
天候 | 晴ときどき曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
一昨日関東地方の梅雨明け発表があったが、今年は太平洋高気圧の張り出しが弱く晴れが長続きしそうもない。
明日は天気が崩れる予報だが、今日はなんとか天気がもちそうだったので赤城山へ行くことにした。
赤城山最高峰の黒檜山へは、山頂のカルデラ湖大沼(おの)から登るので手軽だ。
関越自動車の事故渋滞で前橋市街地に着いたのは昼近くになってしまったので、望む赤城山の周囲は雲がかなり湧いていた。
黒檜登山口からの火山らしい岩塊斜面を登っていくと、周囲のミズナラ林の葉の色がなんだかもう夏の盛りを過ぎた色合いに感じる。
山は8月に入る頃になるともう秋の気配が漂い始める。
陽射しの色合いもなんだか黄色みがかかってきているように感じるのは、陽の角度が変わってきたからだろう。
今年は梅雨が長引いたので梅雨明けして夏がやってきたというよりは、もう秋の気配だ。
頭上に続くミズナラの梢の間から見えた青空も、夏空というよりは秋の空のように見えた。
黒檜山は山頂付近までミズナラ林で、林床にはササがびっしりと生えている。
標高のせいもあり樹冠が開けた草原も少ないので、取り立てて目立つ花がないのはさびしい感じがする。
その笹原の中で唯一目立っていたのがマルバタケブキの大きな黄色の花で、それを見ていると、なんだかますますもう秋だなという気分になってきた。
今日は周囲も雲で覆われ日光連山や関東平野なども一望できず、この山は標高からしても秋晴れの日に来た方がもっと気持ちがいいかもしれない。
ただ、黒檜山と駒ヶ岳の間の笹原の道を歩いていると、丹沢主脈を歩いているのと同じような気分の良さがあった。
帰りはせっかくなので、小尾瀬とも称される覚満淵にも寄ってみる。
そこもワレモコウやツリガネニンジンが咲いていてもうますます秋であった。
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