丹沢主稜主脈縦走(西丹沢自然教室〜蛭ヶ岳〜大倉@日帰り)
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 2,107m
- 下り
- 2,358m
コースタイム
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 8:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鎖も出てきますが危険箇所はありません。 基本的にコースも明瞭です。しかしながら道迷いを2回してしまいました。 一つはゴーラ沢で、丸太の橋を渡った後、そのまま対岸にまっすぐ進み登山道が無いので探してしまいました。正解は橋を渡ったら対岸に行かず上流に数10m進むと対岸に石の階段が出てくるのでそれがルートになります。 もう一つは臼ヶ岳から少し進んだ下りの道で100m位完全にコースアウトしてしまいました。知らぬ間に薄い踏み後になり、変だなと思いつつも道が険しくなり間違いだと気が付いた時、その先に正規の登山道らしき尾根が見えたのでそのまま進み合流。事なきを得ました。 檜洞丸〜蛭ヶ岳は草が覆って道が見えにくかったり東側と比べると未整備なので、こんなもんかと薄い踏み後を信用してしまいましたが、やはり登山は気を抜けないと思いました。 |
写真
装備
備考 | 撤退級の大失態だったのがヘッドライトを忘れてしまった事!!。確かに日の長い時期ではありますが、出発が遅く到着が早くとも17時以降が予想される状況でこれはまずかったと大反省。 檜洞丸のみにしようかとも考えましたが、蛭ヶ岳より先は踏破済だったのである程度の時間予測も出来るとの判断でGOしました。 |
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感想
いや〜〜、きつかった。本当にきつかったです。
最後大倉下りでは膝も限界寸前で、塔ノ岳から2時間近くもかかってしまいました。
やはりこのルートの最大のネックはスタート時間の遅さでしょう。
6:00位からスタート出来れば余裕を持って歩けるのですが、バス利用しか選択肢の無い中で行動時間を9時間で済ませたとしても大倉には17:30着。
ただ救いは歩き慣れた大倉尾根が下山道という点で、多少暗くなっても安心という事で私も実行したのですが、よりによってヘッドライトを忘れるという大失態を犯してしまいました。
その結果、日暮の不安からか前半が明らかなオーバーペースとなり、まさかの大倉下り2時間と言う事態になってしまいました。
歩行時間はビックリの7時間台でしたが、大倉⇔蛭ヶ岳が8時間程度だった私としては明らかなオーパースペックで、やはりそのツケは確実に膝にきてしまいました。
このルートの核心は蛭ヶ岳の登りに尽きます。
そもそもその前の檜洞丸が丹沢山より高い標高があるので、ここの登りでかなりダメージが蓄積されてしまいます。
そしてせっかく登った檜洞丸ですが、本当に残念な位急下降するので、もうこの時点で嫌になってしまいますね。ちなみに大倉からの逆ルートで来た場合この登りの過酷さは半端ではないでしょう。途中すれ違った方が本当に苦しそうに登ってましたが気持ちは良くわかりますw
あときつい原因は歩きにくさと景観でしょうか。
檜洞丸〜蛭ヶ岳は人も少ないのか普通の登山道っぽい道で、異常に整備されている東丹沢の道と比べるとやはり歩きにくいです。
景観も振り返ると絶景なのですが、正面は木々が景観を覆っておりそう言った気持ち的な事も影響してるのかもしれません。
まぁ、とにかくきつい登りなので覚悟しておいた方いいですw
蛭ヶ岳〜塔の岳は景観抜群の天国稜線なので疲れも吹き飛びますし、こちらは檜洞丸〜蛭ヶ岳と比べてアップダウンの差が少ないのではるかに楽です。まぁ距離は結構ありますが。
勝手知ったる大倉下りに入ればようやく安心出来ますが、今回私は膝に疲労が来てたのでペースが上がらず、ヨロヨロには流石になりませんでしたが、いつもの小足の下りもリズムが悪かったです。
しかし今回初めて16時台に大倉下りを歩きましたが、この時間でも歩いてる人が結構いるのに驚きました。この時間に歩いてる人はやはり完全に膝をやられたヨロヨロの人が多く、日暮までに下山できるのかと心配になってしまいます。当然ヘッドライトなどは用意していないだろうし。
まぁ今回の私は全く人の事を言える立場ではありませんがw
このルートの日帰りはやりきったという充実感では文句無しにあります。
なにせ丹沢の核心とも言える深い稜線をずっと歩く事が出来る訳ですから。。。
ただし、スタート時間の遅さを考えると気軽に挑戦するルートではないと思いました。
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