八甲田大岳 吹雪じゃなくても何も見えな〜い (〃゜д゜;A アセアセ・・・


- GPS
- 04:43
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 695m
- 下り
- 687m
コースタイム
08:53 地獄湯ノ沢 入口
09:30 地獄湯ノ沢 上部
09:37 仙人岱避難小屋分岐
10:58 八甲田大岳 山頂
休憩
11:04 八甲田大岳 出発
11:43 仙人岱避難小屋分岐
11:45 仙人岱避難小屋 到着
昼食・休憩
12:32 仙人岱避難小屋 出発
12:38 地獄湯ノ沢 上部
12:42 地獄湯ノ沢 下部
12:55 酸ヶ湯駐車場 到着
天候 | 曇り のち ガスと雪 風は珍しく 10m/s 未満でした でも、視界が悪かった。。。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ある程度除雪はされていますが、数泊してから下山すると・・・ 悲惨な状況になっているでしょう ! 大きなスコップを準備しておいた方がよさそうです 私の視界に 2 台ほど (爆) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはありません 完全に冬道が確立されていますので、トレースを忠実に歩いていけば地獄湯ノ沢までは確実に行く事ができるでしょう。 ただし、前夜の積雪でトレースが残っていればの話ですが。 地獄湯ノ沢の中腹程度まではトレースが残っていると思いますが、 上部に行くと風が強くなるので、ほとんどトレースは残っていないと思います。 さらにこのあたりは視界も極端に悪くなりますので、方向を見定めてしっかりと歩いてください。 平坦な場所に出ると、赤旗が取り付けられた長い棒が立っています、 そこから南方向に進路を変えると仙人岱避難小屋に行く事が出来ます。 竹のポールも立ててありますので、順調に進むと5分はかからない距離です。 仙人岱避難小屋から先は、どこに行くにしてもトレースは期待できません。 八甲田大岳の森林限界を越えると、吹雪ではなくても少しのガスと雪が降っていれば、 まわりの景色と一体化してしまい、視界が急激にきかなくなることがあります。 気温も -10℃以下は確実ですので、ゴーグルやメガネなどのくもりも瞬時に凍りつき、 更に視界が悪くなりますので御注意願います。 |
写真
感想
最近サボりぎみですが ^^;)ゞ
今回は新年 1 登目ということで
なんとか撮ってきました (笑)
普通の動画ですよ〜
正月の2日といえども考えてみたら何も予定がない日 !
どうする ? 何をする ? ・・・決まってる ! 山に行く !!
と、いう事で地元の裏山に御挨拶しに行く事にしました。
とは言うものの、ちょっとわけがあって全く気乗りがしない状況での朝を迎えました。
朝も30分ほど目覚ましと格闘して、行かないことを決意したのですが、
タイマーでストーブが点いてしまい、暑くなって結局起床 (笑)
起きたのでシブシブ行く事にして車を走らせると、ナカナカの天候に気が付いた
山頂部分は見えてはいないが、ほとんどの八甲田連峰が見渡せる好天であった。
途中のコンビニで朝食と昼食を仕入れ、車を山に向ける。
冬季は時間制限の通行となっている、ゲートの開門時間は7時30分。
ゲート通過時刻は7時27分過ぎでしたが、すでに開いていた。
駐車場に到着、この年末年始を山で過ごしている人の車が数台ある。
中には、脱出に相当苦労しそうな車も2台ほど (爆)
そうそう、たがじょのメンバーも昨日から数名入山しており、その人達の車も発見。
あちらこちらに散歩しにいっているだろうから、会えないだろうな・・・
と思いながら準備を進め、フっと山を見た・・・
バッチリ山頂まで丸見え〜っ !
それを見たけど、それでも気分はイマイチ。。。
準備を済ませてモンモンとしながら歩き出した・・・
30分くらい歩いたところで、私の上にスキーで下山してきた二人組と出会った。
一人が何か言っていたら、後ろの人が「どうせ たがじょのひとだよ」みたいな事を言っていた。
そうだよ、私も一応たがじょだよ、正月から山に入るのは たがじょぐらいのもんだよね、
まったくしょうがねぇーなぁ〜・・・自分のことだけどな (^^ゞ
と思っていたら、その声を発していた人は・・・同じ たがじょの Tさんでした (笑)
Tさんの次はOさんと会った、昨日入山しての下山途中のようでした。
まったく会うのは たがじょの人だけか ? と思った (爆)
そう思ったとたんに・・・誰とも会わなくなった・・・完全に孤独
あんなによかった天候も、気が付くとガス・・・雪もチラチラ
幸いに風は強くないが、うっすらとガスが広がり雪がチラつくと、視界は一気に悪くなる。
ぼんやりとでも回りに木があると、それを基準に遠近感がつかめるのだが、地形までは読むのが難しい。
なんとか大岳のとりつきの手前で地形を読み、地形図で現在位置を特定させ、山頂にコンパスを合わせた。
ここからはコンパスが頼り !
正直に言って恐かった、別に山頂に立たなくても構わないよ・・・帰ろうか・・・
何度も何度もそう思い立ち止まった。
でも、そう思っていても、よく見ると先が見えてくる、あそこまで行ってみよう
そう思って歩みを進めた。
そうこうしていたら森林限界ラインを越えた
ここからは視界が更に激しく悪化した !
前後左右上下、どこを見ても同じ色 !! これにはまいった
そんななかでも足元の傾斜で山頂方向は判断できた。
雪がクラストしてきたので、トラバースしながらゆっくりと登っていったが、
限界を感じてスキーを脱いだ。
最初はデポしようかとも思ったが、デポした場所に戻る自信が全く持てなかったので、
ザックに縛り付け、担いでのぼることにした。
本当に何回も帰ろうと思ったが、そう思うたびに何かがボンヤリ見える
そしてそこまでなんとかたどり着く・・・の繰り返し。
それを繰り返していたら、なんとなくピークらしきものが見えた
来たか !? と思って、そこまで行ってみると、火口であった。
地図を出したら確かに間違いない、把握している現在位置とほぼ合っていた。
そこからは火口の回りを進んで山頂を目指した・・・
残りの標高も確認してしまい、一気に足取りは重くなってしまったが (爆)
視界劇悪、気分も相変わらずよくない
そんな最低な状況でも一歩一歩足を出していると確実に進んでいたようである。
フッと目の前に木の杭らしき物体がたくさん並んでいるのが見えた・・・山頂に到着 !
その瞬間である、なぜかそれまで最低な気分で歩いていたのが、一瞬で消えてしまった。
まわりが全く見えなくて不安をたくさん抱えていても、一歩一歩足さえ出せば進んでいける。
足元の傾斜だけを信じて足を出しているだけでも、確実に山頂に向かって進む。
不安に押しつぶされて何度も足を止めて後ろを見たり、回りをみて呆然としても、また足を前に出せば進む。
進む事さえすれば時間がかかるが必ず着く !
本当にそれまでモンモンと考えていた事全てが、一気にバカバカしく感じてしまった。
そう思えただけで、今回の年始山行は大成功だったと思う。
帰りもギリギリで残っていた自分の踏み跡をたどったり、
勢いで違う方向に向かっていても気が付きうまく修正することもできた。
下りの地獄湯ノ沢でも、視界は良くはなかったがサラッサラのパウダースノーをしっかり堪能できた !
立派な裏山に感謝で幕開けとなった2011年です。
個人の記録です
67 登目
2011 年 1 登目
八甲田大岳 8 登目
お疲れ様でした。
たがじょの皆様と会えなかったのですか?
さすがに八甲田は厳しいところですね。
たがじょの皆様には会いましたよ〜
みなさん相変わらずでした
なんか、正月から行き場を失って山に入ってしまって
私って・・・・・すっかり・・・・・おバカさん?(笑)
そんな気になった一日でしたよ
でも、やっぱり山って好きだな〜
この悪天候中、よくも大岳まで行きましたね〜(^^)
お見事!の一言に尽きます。
あっぱれ! 〜
お見事 だなんて・・・
あっぱれ だなんて・・・
やったね だなんて・・・
とてもとても
ただの無鉄砲とも言われてますよ
でも、ナカナカ根性は座ってきましたよ
…白すぎて、ようやく「シミ」が見えるくらい…
視界不良でも、手がかり、足がかりをみつけて
目標に達することができる。
条件がよく揃っていなくても、ちゃんと山頂に立つことができることもある。
でも、それには準備と気構えがあってのこと。
私もそうありたい
まず大切な事は そこに行きたい と言う自分の気持ちかな
それがあれば準備もするだろうし、気構えもするだろうしね
すごく不安でしょうがなかったけど、自分の気持ちを信じてみました
自分の気持ち
それをしっかり信じてみる
大切だと感じましたよ
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