月山(月山八合目BS〜湯殿山BS)
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 637m
- 下り
- 963m
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
月山八合目へのバスが出る鶴岡までは、新潟駅で特急いなほ号に乗換え。梅雨明けが遅れている東北地方には前線が伸びてくる予報だが、山形県内は曇り空。しかし、鶴岡周辺では朝にかなりの雨量があったらしく、特急は途中で停車し、徐行運転に切り替わった。予定していたバスには乗れず、羽黒山での行程がやや慌ただしくなってしまったが、他に乗客のないバスで、月山八合目へと到着。
八合目はガスがかかり、やや肌寒く感じる。弥陀ヶ原を散策後、宿泊地となる御田原参篭所へと着く。他に宿泊客もなかったが、宴の騒ぎに辟易しつつ夜を過ごすこととなった。
翌朝は夜明け後から降雨。新調した雨具を着込んで山頂を目指す。雨でも花々を見ながら登っていけるので、気持ちには晴れ間も覗く。標高は2000メートルに満たない月山だが、八合目先から山肌の窪地には根雪が残る。
九合目の仏生池小屋を過ぎると、ガスが濃くなってくる。山頂では雨も強まり、月山神社をいったん通り過ぎてしまい、山頂小屋から引き返し、御祓いを済ませて無事登拝。
予定していた湯殿山への下山路は沢の渡渉もあるため、月山八合目に引き返すことも選択肢として残していたが、レーダーの雨雲の動きを見ると、月山八合目に引き返す方が豪雨にぶつかるリスクが高そうだったため、当初の予定通り湯殿山への道をとる。やはり三山に詣でなければ点睛を欠くことにもなる。
山頂直下の岩まじりの急坂を下り、根雪の中の滑りやすい箇所を越え、沢沿いの道を更に下っていくと、施薬避難小屋へと着く。小屋で一息入れ、いよいよ難所の月光坂へと差し掛かる。雨で滑りやすい梯子を慎重に下る。梯子を下りきっても、まだ沢沿いの滑りやすい急坂が続く。渡渉も石を渡って無事に越え、ようやく湯殿山神社に着く。
ここでは、裸足になってから御祓いを受け、御神体を巡る。さすがに雨の中、参拝バスが有難い。参篭所で風呂と食事にありつき、予定のバスで鶴岡まで戻ることができた。
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