高田大岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 982m
- 下り
- 984m
コースタイム
2日 仙人岱小屋 〜 小岳 〜 高田大岳 〜(小滝沢経由)〜仙人岱小屋
3日 仙人岱小屋 〜 鬼面沢 〜 酸ヶ湯沢 〜(湯坂)〜 酸ヶ湯
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地獄湯ノ沢は、前日の東風の影響で岩が埋まり、スムーズにスキーで登り下りできる。 小岳付近は、強風。雪庇に気をつける。 高田大岳頂上も、東風の影響で雪があって、スキーができた。雪は軽くベストな雪質。 小滝沢に入ると風が無く、ハイキングを楽しめる。 鬼面沢からは、南八甲田がきれいに見渡せる。 湯坂は、まだ枝が埋まりきらず、よけながら滑る。 |
写真
感想
1月1日
今年もお正月は八甲田で過ごすことに。そのために、荷揚げをしてきた。
前日の大晦日は、全国的に荒れ模様。特に山陰地方がすごい被害を受けた。
弘前も久しぶりのまとまった雪で、1日2回雪かきをした。東風の影響で雪は湿り気が多く、重たかった。八甲田の雪もたぶんこんな感じだろうと思いながら、元日の朝もブルドーザーの置き土産の雪の塊を除雪してから家を出発。
大川原から沖上平の間は、除雪が追いついていなく、道路は1台通れるのがやっと。対向車が来ると、どうするのかなと考えながら、ゆっくりと安全運転に努める。
酸ヶ湯でも、泊まり客の車が雪で埋まっていて、スタッフの方が手伝って掘り起こしている。
ラッセル大変だろうなあ・・・でも、思いの外、風もなく穏やかな年明けだと思いながら、登山口までくると、akatoiさんの姿が。30日から入山し、今朝わざわざ私たちを迎えに来てくれたとのこと。少し前に、同じ会の組長も登ったとのことだった。ラッセルしなくていいみたい。ありがたい。
雪は、思ったよりもすごく軽く、とてもいい。スキーの達人sawayaさんが、スキーを忘れて、酸ヶ湯からスノーシューを借りてきて登っている。こんなベストコンディションの時に滑れなくて、かわいそう・・・。
雪で冬道がしっかりして、先週、荷揚げに来たときより、楽に地獄湯ノ沢の降り口まできた。すっかり沢も雪で埋まっていて、自分が沢に下りたことにしばらく気づかずに進んでいた。帰りにスキーで滑ったら、気持ちいいだろうなあと思いながら。でも、スノーシューに慣れないsawayaさんは、とってもきつそうに登ってくる。あーあ・・・。
あっという間に、仙人岱清水の水場についた。akatoiさんが前日と今朝、掘り起こして整えてくれていた。ドーム型で階段を下りて行き、水も汲みやすそう。sawayaさんが、「さすがだな!」と褒め称える。
小屋には、前日から泊まっている人が4,5人。今日、着いた中には、埼玉から毎年年越しにくる方もいた。八甲田をこんなに愛してくれてありがたい。
埼玉の方は、大岳に登りに行ったが、私たちは、さっそく宴会の準備。2日ともkana-50さんが鍋奉行を務めた。楽させていただいて、ありがとうございます。
2日
朝、4時起床。sawayaさんがうるさく活動し始め、みんな目が覚める。早めの行動。だって、今日は、高田大岳へ登るのです。
7時16分小屋発。
小岳へ向かうと、樹氷の落とし穴がすっかり雪に埋まって、歩きやすい。東風(ヤマセ)の影響だとsawayaさんが教えてくれる。
小岳は、いつ来ても風が強い。雪庇に気をつけながら、高田方面へと滑り下りる。朝日がまぶしくて、いい年明けだと、一人でウキウキし、思わず叫んで滑る。
高田への取り付きも、雪が柔らかく、でも深くなく、本当にラッキー。樹氷が無くなってからも、その雪は吹き飛んでいなかった。なんでだろう?硫黄岳は、見事に飛ばされて、樹氷が黒々としていてスキーヤーはがっくりしていた。高田も来る途中見ると黒々していた。きっと、飛ばされて、ちょうどよいくらい雪が残っていたっていうことかな。2年前来たときは、ガリガリで、スキーをデポしてキックステップで頂上までたどり着いた。今日は、なんて楽々と・・・。高田さん、ありがとう。
祠も半分くらい埋まっていた。ツエルトを張って、ティータイム。ここから、谷地温泉へ滑り下り、今日下山した八戸のTさんに車で酸ヶ湯まで乗せてもらうなどの案も出たが、予定通り引き返すことにした。
高田からのスキーは最高でした。楽しかった。こんなに優しい高田なら、また来るぞ〜。
鞍部まで下りたら、sawayaさんが、「やっぱり同じ道を帰るのはつまらない。小滝沢に下りて、沢を詰めて帰ろう。」と言う。行ったことのないコースを歩くのは、新鮮で楽しい。雪崩に注意しながらトラバースし、沢の中へ下り立った。風も無くとても静かで暖かい。みんな満足顔。sawayaさんからコンパスの指導を受け、仙人岱小屋まで帰った。
夕方、横浜から山形へ移住したA森夫妻が合流した。久しぶりの再会に、話が弾んだ。お酒も、さぞおいしかったでしょう。
3日
私は、もう1泊したいとリクエストする。だって、こんなに穏やかな八甲田のお正月は、今度いつになるかわからない。もっと楽しみたい。でも、sawayaさん、「もう酒がないから。酒がないとだめだ。」の一点張りで、あえなく下山することにする・・・。酒がなくても死なないのに。
地獄湯ノ沢の途中から、鬼面沢に向かう。A森夫妻も同行。関東出身なのに、スキーうまい!特に旦那さん、超うまい!
湯坂は、まだ枝がたくさん見えていて、コース取りに苦労した。まあ、見えていなくてもそんなにうまくは滑れなかっただろう。でも、楽しんだ。
今年のお正月は、穏やかな天気で、本当に楽しい山行だった。いいスタートが切れたと思っている。
今年の目標。地図読みを習得する、スキーをうまくなる・・・。あぁ、何年同じ目標かな。でも、頑張るぞ〜。
スキ−忘れて、ごめんなさい。
はぁ〜?
なぜスノーシュー?????
って思いましたよ
もう一泊すればよかったのに残念でしたね
あまりにも天気がよかったので冬の八甲田をなめてしまいそうでこわいです。
それにしても、自分のスキーの下手さには閉口しました。次回リベンジです。
明日からの3連休はニセコでゲレンデスキーを楽しんできます。
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