記録ID: 935099
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
南アルプス 烏帽子岳・小河内岳 〜真夜中の鳥倉林道でまさかのアクシデント〜
2016年08月07日(日) ~
2016年08月08日(月)
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体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 08:21
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 2,298m
- 下り
- 2,292m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:44
距離 14.4km
登り 2,023m
下り 1,091m
2日目
- 山行
- 1:24
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 1:25
距離 6.2km
登り 306m
下り 1,204m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7日(日)朝7時満車。路駐も多数。下山者の場所がたまたま1台空く。ラッキー。第2駐車場は余裕あり。 8日(月)朝7時。15台ほどの空きあり。 |
写真
やむなく小河内岳敗退。Uターンして大鹿村役場の駐車場で仮眠することに。すると夜間窓口発見。宿直の方に倒木のことを伝えると、深夜にもかかわらずそれから奔走してくださいました。場所や倒木の状況を説明するなどして1時半に仮眠。
感想
真夜中の鳥倉林道で、いきなり倒木が現れたときには、「え”っ?」と言葉を失いました。
以前北海道でも同じ経験があり、その時は何とか自分の力で動かしましたが、今回の木はあまりに太く、ビクともしませんでした。(しかも2本)
出直せということか(涙)・・・と、第2案、第3案の山を考えながらUターン。
ところが、大鹿村役場の宿直の方に伝えることができ、その後は役場の方が奔走してくださり、朝には通行再開できたのでした。
もし再開が遅くなれば、朝下山の方たちも足止めを食い大変だったことでしょう。
あまりの早ワザにこのアクシデントを知らない方がほとんどです。三伏峠小屋の方も知らなかったです。
そんなわけで、夜中に鳥倉林道に入った人だけがこのアクシデントを知っています。別の山に変えた人もいますが、倒木の場所で開通を待った方もいるとのことでした。
真夜中にもかかわらず尽力してくださった大鹿村の方々に、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
おかげで、南アルプスを歩くことができました♪
久しぶりの南アルプスの稜線は、やっぱりステキでした。
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Nyororoさま:いつも300名山踏破のパイセンとして、全国津々浦々のご山行記録を大いに参考にさせていただいております。夜中の倒木トラブルを力強く乗り越えられての小河内岳踏破、お疲れ様でした。他の多くの鳥倉ルート入山者各位の立ち往生を未然に防がれた御活躍に加え、好天の下、ちょうど日曜日に小生も暑さと疲労にヘロヘロ状態で北端を彷徨っていた北アルプスも遠望いただけたようで、何よりでした。
当方も昨年5月の南ア深南部・黒法師岳ツアーの際、麻布山ルートの県民野鳥の森登山口手前で林道が複数の倒木により寸断、ただでさえロングなコースが更に往復3km上乗せされた苦い思い出があります。同日も、前夜までに登山口へ入った複数のパーティ各位の車が閉じ込められた形となり、帰るに帰れなくてご苦労されるのでは、と心配したのですが、地元役場の迅速な対応により、午後までに応急処理が終わって車1台分の通行スペースが確保されたことに大いに感心したものでした。
近年の山間部自治体の合併ラッシュで、南アルプス山麓の町村も隣接する大きな市への合併が進み、林道維持管理予算の不足から、登山口へのアクセス林道のメンテや修復もままならない状況と聞きます(黒法師岳の場合も、管轄の旧水窪町が浜松市に吸収され、林道整備予算が減少の由)。鳥倉林道担当の大鹿村は、ここを舞台とした映画も作られるぐらいの「名物自治体」ですし、これからも単独で生き残り、登山者向けに今回のような迅速な林道メンテ・サービスを行ってくれると良いですね。同時に、我々ハイカーも、こうした山間地の自治体に(ふるさと納税や地元での宿泊・土産購入などで)相応の財政的貢献を図ることも重要かも、と感じた次第です。
satonao1jpnさん
黒法師岳の倒木の写真拝見しました。すごい塞ぎ方でしたね。
その時のsatonao1jpnさんの心情、おおいにお察しします。
お互い、誰も来ないような山奥の林道を使うことがあると思います。
携帯も通じない、人もこない場所で、倒木やパンクなどのアクシデントがあったら、あとはひたすら歩いて人里に下りるしかないないですね。
(一応、スペアタイヤや牽引用のワイヤーは対応策としていつも車に積んでいます。今回も、木にワイヤーを巻いて車で引っ張ったらよかったかとあとから考えましたが、実際車でどの位の木まで動かせるんでしょうか?)
今回、大鹿村役場の方には本当によくしていただきました。
私たちが山に行ける裏には、地元自治体の林道整備などの努力があることを心に留めてこれからも山を楽しみたいです。
百高山、目指して、まっしぐらですね
でも、百高山終わると、今度は、2500m以上の山を制覇したくなりますよ
NYAAさまのように先を見通して登ることはなかなかできません
300名山を目指しているときには、いくつの百名山に再び登ったことか・・・。
新たな目標で再び同じ山を訪れる。それもまたよしです。
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