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Yamareco

記録ID: 935135
全員に公開
沢登り
日高山脈

キムクシュベツ沢 〜 ペテガリ岳 〜 東尾根

2016年08月05日(金) ~ 2016年08月08日(月)
 - 拍手
GPS
80:00
距離
51.6km
登り
2,348m
下り
2,342m

コースタイム

1日目
山行
8:15
休憩
0:20
合計
8:35
6:40
80
スタート地点
8:00
8:00
110
林道終点
9:50
10:10
30
入渓点
10:40
10:40
275
キムクシュ出合
15:15
Co535付近=C1
2日目
山行
10:20
休憩
0:00
合計
10:20
5:30
280
C1
10:10
10:10
60
・722三股
11:10
11:10
80
Co800付近函滝下
12:30
12:30
200
Co800付近函滝上=Co810二股
15:50
C2
3日目
山行
10:15
休憩
0:25
合計
10:40
5:20
75
C2
6:35
7:00
540
ペテガリ岳
16:00
ポンヤオロマップ岳西コル=C3
4日目
山行
5:30
休憩
0:00
合計
5:30
4:20
10
C3
4:30
4:30
180
9:00
9:00
50
林道分岐
9:50
ゴール地点
1日目:快晴
歴舟川林道車デポ地点(6:40)林道終点(8:00)入渓点(9:50-10:10)キムクシュ出合(10:40)Co535付近河原=C1(15:15)
東尾根下山の予定で車の回収があるため、歴舟川林道のCo250の橋を過ぎたあたりで車を止め入山する。林道を歩く。林道終点からは左岸の踏み跡を行く。やよい沢出合を過ぎたところで右岸の踏み跡に移り上滝沢出合で入渓。河原を歩いてキムクシュ出合まで。しばらくは平凡な河原。Co430屈曲付近から函状。一の函。F、中間部の突き出た岩に泳いで取り付き這い上がる。K氏左岸ハング下をへつる。二の函はよく覚えてない。Co445二股手前に10mの滝。Fは左岸から、K氏は右岸から登っていく。続く三の函は泳いだりへつったり。三の函の小滝は泳いで左岸に取り付き這い上がろうとするが体が上がらない。K氏、空身で泳いで取り付き突破する。ザック吊り上げ。Fも空身で突破。続く小滝は、左岸のかぶった所をF、ショルダーで越える。後続はザックを引き上げ空身にする。クラックにナッツを決めてアブミをセットして這い上がる。続く第四の函は全体的にしょぼい函の集まりで泳いだりして中を進んで行く。Co445付近の河原でC1とする。この辺りは泊まれそうな所が多い。高台にも泊まれそう。夜は星がギラギラ。

2日目:快晴
C1(5:30)・722三股(10:10)Co800付近函滝下(11:10)函滝上=Co810二股(12:30)C2(15:50)
河原を少し歩くと釜を持った3段の滝。左岸を延々と泳いで突破しようと試みるが水圧に押されて無理だった。今度は右岸を泳いで取り付き這い上がる。一見するとツルツルで難しそうに見えるが右岸からだと簡単だった。Co570二股から五の函が始まる。細い廊下を泳いで進んで行くが足がつく所もある。その後しばらく岩盤状の綺麗な河原が続いく。函もいくつか。Co620付近から六の函が始まる。入口の函は流木がかかっておりくぐり抜ける。次の函滝は、泳いで取り付き突っ張って突破する。これで六の函は終了。続く七の函は・670二股手前。函滝となっている。左岸容易に捲けるが水流突破を試みる。F、しばらく粘ったが水流に押され突破できず。K氏、渾身の突っ張りで突破していく。体が冷えて消耗したので・670の二股でしばらく日向ぼっこ。・670二股は左股に進む。綺麗。七の函は細い廊下。泳いだり突っ張ったりしていく。出口の小滝は右岸捲き。八の函も細い廊下。泳ぎ、突っ張りなど。ここも出口の小滝は右岸捲き。三股手前にはきわどいスノーブリッジがあった。三股周辺は流木多く荒れている。左股に入る。三股からCo810二股までの間には主な滝が3つある。1つ目の滝はゴルジュにかかる10m程の滝。捲くのは無理そう。左岸を登るが出だしがつるっとしていてホールドスタンスがない。F、デッドで少し上のカチを両手で取り、止める。そのまま落ち口へ向けて登っていく。後続はザックを吊り上げ、出だしハーケンを打ち込みA0で抜ける。2つ目の滝は15m程の滝。左岸を登っていくが滝の抜け口が立っていて悪い。F、左岸の水流際を乗越して抜ける。後続はセカンドビレイ、シュリンゲ垂らす。続く3つ目の滝はC810二股手前、ゴルジュ状にかかる15m程の直瀑。少し戻った手前の右岸ルンゼから高捲くことができそうだが、滝を眺めていると、右岸の流木を使って1段上がり、浅い凹角につなげるラインが登れそうに見える。F、流木を使って突っ張りで登り流木上に出る。下部一か所アングルを打ち込みA0。流木の上の浅い凹角登ろうとしてみるが、逆層でぬめり、傾斜も強く、悪い。流木の上にザックを置いて空身にし、下にいるK氏にビレイをしてもらい登ることにする。側壁に足を張りフリクションを使った凹角登りで、痺れるクライミングだった。后棔前未亡兇犬拭8綢海魯札ンドビレイで確保。A0交えつつ登り、流木の上からはザック吊り上げて空身で登る。キムクシュの函よりもこの滝が核心だった。Co810二股は右股のペテガリに直接突き上げる沢に入る。この二股は滝となって合流しており、その上部も連瀑となっている。奥に20m程の直瀑があり、これは直登不可。右岸の草付きを高捲いて行くが、少し気持ち悪い捲きだった。その後も滝が延々と続く。多段、50〜60m程のナメ滝が2つ程あったと思う。Co1240二股を左、次いですぐ現れる二股を左に進む。小カール状地形となっている所まで進むが、良いテンバがないので少し下りた右岸の狭いスペースに泊まる。薪が少ない。本日も快晴、星がギラギラ2日目。

3日目:快晴
C2(5:20)ペテガリ岳(6:35-7:00)ポンヤオロマップ岳西コル=C3(16:00)
沢型を詰めていくとペテガリピークのすぐ近くに出る。東尾根は踏み跡程度で藪漕ぎとなる。おまけに今日も快晴、かなり暑い。そして水も少ない。徐々にK氏がへばり出しペースが上がらない。所々道が完全に分からなくなり藪を漕ぐ。ポンヤオロマップ西コルで時間切れ、C3とする。今日もまた快晴、星がギラギラ3日目。

4日目:快晴
C3(4:20)東尾根登山口(7:30)林道分岐(9:00)歴舟川林道車デポ地点(9:50)
本日も快晴、暑い日。ポンヤオロからのコースは比較的明瞭。・1058〜・1121は笹に覆われ不明瞭。他所々不明瞭な所多数あり。ペテガリ橋まで下りる。Fはここから空身で車を回収しに林道14辧2時間。

高速で札幌まで飛ばし、ゼミに間に合った。
天候 4日間とも快晴
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2の函?
2016年08月05日 12:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 12:08
2の函?
3の函の滝。空身で右岸バンドから飛び込み左岸に取り付き登った。
2016年08月05日 11:56撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/5 11:56
3の函の滝。空身で右岸バンドから飛び込み左岸に取り付き登った。
3の函の滝。左岸をショルダーで越える。
2016年08月05日 12:23撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/5 12:23
3の函の滝。左岸をショルダーで越える。
2日目。3段の滝。左岸は突破できず。
2016年08月06日 05:41撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/6 5:41
2日目。3段の滝。左岸は突破できず。
3段の滝。右岸を登る。
2016年08月06日 06:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 6:13
3段の滝。右岸を登る。
5の函。
2016年08月06日 06:09撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/6 6:09
5の函。
6の函入口。
2016年08月06日 07:15撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/6 7:15
6の函入口。
6の函出口の函滝。泳いで水流突破。
2016年08月06日 07:20撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
8/6 7:20
6の函出口の函滝。泳いで水流突破。
6の函出口の函滝。
2016年08月06日 07:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/6 7:44
6の函出口の函滝。
7の函。
2016年08月06日 09:23撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/6 9:23
7の函。
8の函。
2016年08月06日 09:35撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/6 9:35
8の函。
・722手前のスノーブリッジ。
2016年08月06日 10:01撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/6 10:01
・722手前のスノーブリッジ。
・722左股、1つ目の滝。左岸のつるっとした壁から登る。
2016年08月06日 10:27撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/6 10:27
・722左股、1つ目の滝。左岸のつるっとした壁から登る。
2つ目の滝。左岸を直登していく。抜け口が立っている。
2016年08月06日 10:53撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
8/6 10:53
2つ目の滝。左岸を直登していく。抜け口が立っている。
3つ目の滝。右岸を流木伝いに上がり、浅い凹角へとつなぎ登る。
2016年08月06日 11:23撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/6 11:23
3つ目の滝。右岸を流木伝いに上がり、浅い凹角へとつなぎ登る。
下段、流木を使って登る。
2016年08月06日 11:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/6 11:49
下段、流木を使って登る。
流木を越え凹角を登る。ビレイ中のK氏。寒そう。
2016年08月06日 11:51撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/6 11:51
流木を越え凹角を登る。ビレイ中のK氏。寒そう。
3つ目の滝、フォローのK氏。
2016年08月06日 12:19撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/6 12:19
3つ目の滝、フォローのK氏。
Co810二股の右股。滝となって合流しており、滝が連なっている。一番奥に見える直瀑は右岸を高捲いた。
2016年08月06日 12:53撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/6 12:53
Co810二股の右股。滝となって合流しており、滝が連なっている。一番奥に見える直瀑は右岸を高捲いた。
延々とナメ滝、滝が続く。
2016年08月06日 13:45撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/6 13:45
延々とナメ滝、滝が続く。
テンバ。
2016年08月06日 18:55撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
8/6 18:55
テンバ。
3日目朝、沢型を詰めペテガリへ。
2016年08月07日 06:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/7 6:12
3日目朝、沢型を詰めペテガリへ。
ペテガリからヤオロ、39方面。
2016年08月07日 06:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
8/7 6:58
ペテガリからヤオロ、39方面。
東尾根から見るペテガリはピラミダル。
2016年08月07日 08:29撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6
8/7 8:29
東尾根から見るペテガリはピラミダル。
4日目、朝日。
2016年08月08日 04:30撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
8/8 4:30
4日目、朝日。
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