北穂高岳東稜
- GPS
- 56:57
- 距離
- 38.0km
- 登り
- 2,103m
- 下り
- 2,098m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:29
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 9:20
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 前衛宿泊先として使った沢渡足湯温泉近くのライダーハウス温泉小屋ともしびは、とても親切に対応いただき、よかったです。 |
写真
感想
「嗚呼、北穂東稜、四年越しの東稜アタック実現」、あまり感情を露わにしない私ですが、まずはこの思いを言いたい!
東稜の尾根に取り付いて北アルプスの山々を見たとたん、雄たけびとともに感動の涙が。齢、五十にしてあまり感動を覚えないですが、久しぶりの感動を味わうことができた山行でした。
しかし、そこはバリエーションコース、ただでは登攀させてくれません。切れ落ちた崖を見たとたん、足がすくみましたが、バディーが持つザイルを信じ登攀が出来、最後の崖を懸垂降下したあとは、達成感で満ち足りておりました。
バディーありがとう!
思い起こせば4年前、北岳に登った後、皆で登りたい山を各自発表しました。私は、その時ひそかに温めていたこのゴジラの背を目指すと声に出しました。
初年度は、台風が直撃の中、涸沢で天幕し暴風雨に一晩耐えました。
2年目は、夏の南岸低気圧が爆弾低気圧にまで発達し、これまた涸沢で直撃。
3年目は、7月第一弾は、台風が去った後を狙い入山。しかし、台風が日本海に抜けたため、南からの暖かい風を維持したままの状態となり、結局は涸沢で濃い霧と風雨により断念。9月の第二弾は、入会した山岳会からの許可がおりず、晴天の天気予報でありながら、涸沢に足も踏み入れず断念。行きつけの焼き鳥屋のママさんに悔しくてオイオイ泣くのをなだめて頂きました。ありがとうございました。
そして、晴れて今回。北穂高小屋に着いたら、四年の月日に練習してきたこと、何度もつらい思いをして断念してきたことが入りまじり、涙がほほを止めどなく流れました。もう、ここには登れないかもしれない。でも、登れた。ものすごくうれしかった。とても長い道のりでした。そして、ここまで長い道のりをお付き合い頂いたtakayukiさん、目茶目茶感謝しています。ありがとうございました。
ビデオでの半端ない高度感がすごいですね。私にはとても行けない所なので、一般ルートから北穂に登りました。それにしても、みんな本格的に山男になっていることに感心しています。登頂おめでとう!
ついに念願のゴジラ制覇よかったね!これまでの過程を知ってるだけに私もとっても嬉しいよ。生涯語り続ける思い出になるね。ビール片手に何度でも聞くよ。 一息ついたら次はどこ目指すのかな?
kmkobe4103さん、お久しぶり。ビデオ見ると確かに高度感ありますね。でも、現場では、手と足のホールドをどこに置くかにしか目が行っていませんでした。かなり集中していたので、それほど感じてませんでした。
kusakiさん、そんなこと書かれると、また涙が出てきてしまいました。
あの時は悔しかったなー。でも、だからこそ、誰からも文句言われないよう、クライミングの技術を上げました。この一年でかなり力がつきました。この積み重ねがあったから、悔しさがあったから、今回ミッションコンプリートできたものと思います。
しばらく、次はないです。私にとって最大の課題でしたので。。。
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