娘(5歳)といっしょに。尾瀬2 燧ケ岳・至仏山(13,14/百名山)見晴新道新ルート
- GPS
- 56:00
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 1,950m
- 下り
- 1,766m
コースタイム
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 5:16
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 8:34
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 9:03
長らく閉鎖されていた見晴新道は新ルートとして開通していましたがお勧めできないルートでした。GPSログは使わなかったのでこの区間のルートは適当です。
登山道整備の大変さを実感しました。
天候 | 晴れ 時々 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
入山:戸倉〜大清水(バス)、大清水〜一の瀬(低公害車バス) 下山:鳩待峠〜戸倉(バス・乗り合いタクシー) |
写真
感想
幼稚園児の娘と、行けるかどうか様子を見ながらの夏休みチャレンジ第2弾。
休みが1日ずれてしまってお友達に誘われた山には行けず、先週の白馬の疲れもあるといけないので近場で山探し。前日の夜に尾瀬にロックオン。
1日目(一の瀬〜三平峠〜尾瀬沼:長蔵小屋泊)
前日夜に常宿の長蔵小屋の予約を済ませ、いつもなら深夜に出発ですが、今日は早朝に出発。
渋滞もなく、すんなりと戸倉駐車場に到着。 第2駐車場は閉鎖中で第一駐車場へ戻ります。95%くらい埋まっていました。鳩待峠へ向かう人が多い中、大清水行きのバスは空いていました。
大清水で低公害バスに乗り換え、一の瀬まで快適ドライブ。
バス乗り場でストックを置き忘れ、バスを降りたところで手袋を落としたまま出発してしまうハプニングがありましたが、天気もよく、いい気分で出発。
3歳の時にはかなり時間がかかった三平峠ルートはあっという間で、娘の成長を実感。お子さん連れもたくさんいらっしゃいましたが、娘の歩き方を見比べると、明らかに登山家風の歩き方。たいていの子供たちは子供らしく跳ね回ったり、騒いだりグズったりしていますが、娘は無駄の少ない歩き方になってきています。
三平峠でも写真を撮るだけで休憩もせず尾瀬沼に到着。
そのまま今夜の宿、長蔵小屋に到着。まだ昼前でチェックインもできないのでビジターセンターで折り紙やスタンプを楽しみます。
顔なじみの小屋番さんと久しぶりのお話しをした後、先ほど気になったグリーンカレーを食べに、三平下まで戻って散歩。その後は明日に備えて、ビジターセンターて夕方までのんびりして、尾瀬のお風呂。16時すぐに入ったらお湯は上は熱く、下は冷たい。かき混ぜたらちょうどいい感じでさっぱりしました。
明日は第2長蔵小屋泊なので、キッズプランも連泊扱いでお食事メニューを調整していただきました。
食後は、お友達と談話室で知恵の輪で遊んだ後、プラネタリウム。今回初めて見せていただきましたが、手作りのプラネタリウムはとてもステキ。本当の夜空は今夜は流星群の極大の予定ですが、月が明るい上に、雲も多く、観察できませんでした。
2日目(尾瀬沼〜長英新道〜燧ケ岳〜見晴新道新ルート〜見晴:第2長蔵小屋泊)
朝食を済ませ、燧ケ岳目指して出発。行けるかどうか、遅くなってしまわないかと少し心配もありましたが歩き始めたら順調。明らかに以前より休憩ペースが少なく調子よく登ります。 といってもさすがに燧ケ岳。なかなか大変です。
今までは「疲れた〜」の声5回くらいで、休憩1回とか娘の調子主導のペース配分でしたが、今回は少しづつ時間やコース状態主体の休憩配分を意識してみました。
何度(何十回?)の休憩の後、まずはようやく念願のマナイタグラ。山頂は結構お子さんも登頂されていました。先を急ぎますので、おにぎりを食べていそいそと出発。
一旦下って登り返すと すぐにシバヤスクラ。これで東北最高峰をゲット。
山頂写真を撮って、見晴新道を下ります。途中からは新ルート。
出発前に滑りやすいとは聞いていましたが、何度かしりもちをつきながらどうにか下山。まだ開通したばかりの新ルートなので、整備状態はあまりよくないので、お勧めできません。普段の登山道がいかによく整備されているかを実感しながらも、これだけの長さの新ルートを通していただいたことに感謝しながら下りきりました。
道中、一緒に新ルートを苦労した山ガールさんと記念写真を撮って、今夜の宿、第二長蔵小屋に到着。
付近を探索してから入浴。こちらのお風呂は時間帯で男女入れ替え。一汗流して夕食。相部屋のおじさんにビールとかりんとうをご馳走になりました。ご馳走様でした。
夕食・朝食時には小屋番さんから簡単な挨拶と、天気の見通しを発表してもらう。
夕食後は素直に熟睡。
3日目(見晴〜山の鼻〜至仏山〜鳩待峠)
今朝も食事30分、準備30分。ここはまだまだ眠たがっている娘のゴキゲンを伺いながらの準備なので、仕方ないとあきらめて、どうにか出発。
トイレも済ませて出発したはずが、尾瀬ヶ原の真ん中でトイレに行きたいと騒ぎ、急いで通過。今回みつけた竜宮の吸い込み口、不思議。。。もう少しゆっくり観察したかったが、山の鼻のビジターセンターへ急ぐ。
ギリギリトイレに駆け込み、アイスクリームを食べて、至仏山登山口へ向かう。
入り口がいっしょで途中から山の鼻の散策コースと分岐しているので、他のファミリーさんは娘を見てコースを間違えているのでは?と思っていた様子。
麓から見上げると、やはり結構大きな山に見える。
至仏山は有名な蛇紋岩ルート。山の鼻からは安全のため登りの一方通行になっているためすれ違いはゼロ。子供の頃、親に連れてきてもらったときに、親が滑って尻を痛めているため心配だったが、昨日の見晴新ルートからすれば全然問題なし。注意しながら大きな岩を何度か乗り越えて山頂ゲット。ちょうど雲も切れていて昨日登った燧ケ岳や通ってきた尾瀬ヶ原を一望。昼食にコーヒーを淹れてようやくのんびりと休息。
バスの時間を気にしながらもゆっくりとおしゃべりしながら尾根道を歩く。
出発前は、「2泊3日」の単語の意味もわからなかったようだが、実際に一緒に歩いてみて実感してくれた様子。今回は30kmオーバーのコースになったので嫌がるかと心配したが、次に行きたい山を話ししながら楽しんでくれた様子。
バスも最終便の覚悟が、その前のバスよりさらに早く到着し、随時運行の乗り合いタクシーで早めに到着。
大きなお風呂で3日分の疲れを癒して、関越道の大渋滞を避けて帰宅。
道中、たくさんの応援とお菓子を恵んでくださった皆さま。ありがとうございました。 ご心配いただいた方々もいらっしゃいましたが、無事に楽しく余裕を持って帰宅することができました。 ありがとうございました。
今回も父娘2人の大冒険は大成功でした。
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