記録ID: 941011
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沢登り
道南
上ノ国/石崎川遡下降(右股〜燈明岳〜左股)
2016年08月12日(金) ~
2016年08月14日(日)
saito1987
その他1人
- GPS
- 56:00
- 距離
- 38.7km
- 登り
- 1,039m
- 下り
- 1,039m
コースタイム
8/12 石崎川早川ゲート(16:40)→左股との林道分岐(17:00)→右股川Co160(18:30)C1
8/13 C1発(7:40)→右股川遡行→燈明岳(17:00)→左股川下降→左股川Co530(19:00)C2
8/14 C2発(6:30)→黄金の滝下流側Co190より左岸側林道へ上がる(12:00)→ゲート戻り(15:50〜16:50)
8/13 C1発(7:40)→右股川遡行→燈明岳(17:00)→左股川下降→左股川Co530(19:00)C2
8/14 C2発(6:30)→黄金の滝下流側Co190より左岸側林道へ上がる(12:00)→ゲート戻り(15:50〜16:50)
天候 | 8/12 晴れ 8/13 晴れのち曇り 8/14 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
写真
撮影機器:
感想
道南の大河、石崎川にどっぷりと浸かった盆の3日間。
昼はアンブの襲来に耐え、夜はヤブカの攻撃に悩まされた。
イワナ(ヤマメ?)の大群や、同時遡行する大熊の気配にも驚かされる。
登山体系にも「原始的な味わい」とあったが、まさにそのもの。
右股川はひと昔前にすすめられた砂防事業の名残が上流にもみられ、興ざめしたが、左股川は、日高の中流部を思わせる明るい渓相。河原歩きも楽しい。渓谷としての醍醐味は、左股が右股よりも数段勝る。
右股川:上部地滑り地形のため、全体にブタ沢チック。矢淵は平常であれば胸〜腰まで浸かって楽に通過できる。Co380〜500m間に断続的に小滝と淵が出てくるが、いずれも容易に対処できる。源頭部大千軒岳の三角点から出る沢の水量が突出して多い。
左股川:Co200〜240の間の函とチャートの造形美がこの沢の白眉。Co430〜600mの函状地形の中にも岩盤や釜滝が断続的に出てくる。Co570に唯一、ザイルを出す10m滝が出現する。
キンドー氏はアバラ2本折る2週間前の山行から見事に復活したが、この沢ではアンブとヤブカの集中攻撃を受けた。5角形の輪郭が不規則多角形となって、顔面が異様に膨れ上がり、一時は視界も閉ざされた。が、テーピングでむりやり目を見開く荒業によって遡行を継続したのだった。さすがである。
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