ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 941472
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

夏雲湧く白山へ【翌日は天気に恵まれずチブリ尾根縦走は断念】

2016年08月14日(日) ~ 2016年08月15日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
14.3km
登り
1,545m
下り
1,562m

コースタイム

1日目
山行
6:40
休憩
2:15
合計
8:55
5:25
60
別当出合
6:25
6:30
35
別当坂分岐
7:05
7:05
45
仙人窟
7:50
8:05
35
殿ヶ池避難小屋
8:40
8:40
25
馬のたて髪
9:05
9:10
25
黒ボコ岩
9:35
10:00
45
室堂
10:45
11:45
30
御前峰
12:15
12:40
20
室堂
13:00
13:00
25
平瀬道分岐
13:25
13:25
55
アルプス展望台
14:20
南竜山荘
2日目
山行
2:25
休憩
0:15
合計
2:40
7:10
25
南竜山荘
7:35
7:35
15
室堂分岐
7:50
7:55
65
甚之助避難小屋
9:00
9:10
40
中飯場
9:50
別当出合
天候 8/14 曇り・霧 時々晴れ 
 気温は高めで早くから霧が出て、展望は今一つ。
【気温】別当出合:20℃ 御前峰:22℃
8/15 雨 朝から濃霧と雨で、視界は悪い。
【気温】南竜山荘:18℃  市ノ瀬ビジターセンター:23℃
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白鳥西IC〜R158を九頭竜、勝山市方面〜R157で白峰方面〜県道33号で
市ノ瀬ビジターセンターへ。(自宅より約200km、4時間の道程。)

マイカー規制中の為、シャトルバスで別当出合へ移動。
市ノ瀬ビジターセンター発〜5:00で入山   別当出合発〜10:30で下山
コース状況/
危険箇所等
【観光新道】:途切れる事の無いお花畑を辿る。
.肇薀弌璽江に高度を上げた1500m付近から笹が現れ、谷地形の急登を
 凌ぐと尾根に出ます。本来なら展望の尾根歩きが楽しめると思います。
湯ノ谷支流の水音が大きくなると仙人窟が現れ、展望地から白山釈迦岳
 を望めます。この辺りが中間地点になります。
小さいながらもアップダウンを繰り返し、尾根に挟まれた凹地形辺り
 から以降は豊富なお花畑が続き、新築された殿ヶ池避難小屋を
 仰ぎながら尾根に上がります。
 別当出合からは、標高差800mを稼いだことになります。
で呂里燭独韻竜淌个魎萃イ襪箸泙發覆黒ボコ岩に出て、砂防新道を
 併せます。

【展望歩道】:広大な室堂平を感じながらハイマツの海を辿る。
.魯ぅ泪弔箸花畑に恵まれた広大な平原を東へ向かいます。
∧神テ擦鮑犬妨送り、南へ向き変えハイマツの海から室堂平のヘリに
 絡むように高度を下げると、アルプス展望台に出ます。
 今回はガスが視界を奪い展望は叶いませんでした。
オオシラビソ林の尾根で本格的な下りが始まり、尾根に絡んで
 谷を跨ぎ、山うば谷?の右岸に出ると、しばらくして南竜ヶ馬場が
 眼下に広がります。
その他周辺情報 「南竜ヶ馬場の宿泊」
山荘、テント場共に南竜ヶ馬場セントラルロッジで事前受付となります。

「南竜山荘」
/紊睨富で水洗トイレ、乾燥室、売店、公衆電話が設備されています。
携帯などの電波はテント場まで行かないと入らないようです。
食堂でお湯もお茶も無料でいただけるようです。
つ食は6:00からですので、早立ちの方は注意して下さい。
【8/14】 殆どの方が砂防新道へ向かうようです。
2016年08月14日 05:07撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 5:07
【8/14】 殆どの方が砂防新道へ向かうようです。
いざ、初めての観光新道へ。室堂までの6.1kmをスタート。
2016年08月14日 05:12撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 5:12
いざ、初めての観光新道へ。室堂までの6.1kmをスタート。
《観光新道〜》朝露に濡れた樹々を抜けて、別当坂を登る。
2016年08月14日 05:46撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 5:46
《観光新道〜》朝露に濡れた樹々を抜けて、別当坂を登る。
別当坂分岐の道標。
2016年08月14日 06:14撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 6:14
別当坂分岐の道標。
いよいよ尾根歩きの始まりだ。
2016年08月14日 06:15撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
8/14 6:15
いよいよ尾根歩きの始まりだ。
これはイワシャジンかな?
2016年08月14日 06:20撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
8/14 6:20
これはイワシャジンかな?
チブリ尾根?の雲が切れ、間から太陽がのぞいた。
2016年08月14日 06:20撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
8/14 6:20
チブリ尾根?の雲が切れ、間から太陽がのぞいた。
ヤマハハコ
2016年08月14日 06:22撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6
8/14 6:22
ヤマハハコ
??
2016年08月14日 06:25撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 6:25
??
オトギリソウ
2016年08月14日 06:49撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
8/14 6:49
オトギリソウ
シラタマノキ
2016年08月14日 06:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 6:50
シラタマノキ
ミヤマコゴメグサ
2016年08月14日 06:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
8/14 6:50
ミヤマコゴメグサ
仙人窟をくぐると観光新道もほぼ中間地点だ。
2016年08月14日 06:52撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/14 6:52
仙人窟をくぐると観光新道もほぼ中間地点だ。
シモツケソウ
2016年08月14日 06:56撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
8/14 6:56
シモツケソウ
これがハクサンシャジンかな?
2016年08月14日 06:57撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
8/14 6:57
これがハクサンシャジンかな?
ノアザミ
2016年08月14日 06:58撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 6:58
ノアザミ
ミヤマアキノキリンソウ
2016年08月14日 07:02撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
8/14 7:02
ミヤマアキノキリンソウ
アップダウンを振り返る。
2016年08月14日 07:03撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 7:03
アップダウンを振り返る。
湯の谷を隔てた山は白山釈迦岳だろうか。
2016年08月14日 07:13撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
8/14 7:13
湯の谷を隔てた山は白山釈迦岳だろうか。
タカネマツムシソウ
2016年08月14日 07:17撮影 by  Canon IXY 630, Canon
5
8/14 7:17
タカネマツムシソウ
殿ヶ池避難小屋が見えた!
2016年08月14日 07:37撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 7:37
殿ヶ池避難小屋が見えた!
名前があるのかな?
2016年08月14日 07:38撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 7:38
名前があるのかな?
カライトソウ
2016年08月14日 07:41撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 7:41
カライトソウ
ハクサンフウロ
2016年08月14日 07:41撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
8/14 7:41
ハクサンフウロ
新築間もない殿ヶ池避難小屋。ここまで標高差800mの登りか。
2016年08月14日 07:43撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 7:43
新築間もない殿ヶ池避難小屋。ここまで標高差800mの登りか。
七倉山だろうか?
2016年08月14日 07:44撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 7:44
七倉山だろうか?
外来植物を防ぐマットで、靴底をぬぐって。
2016年08月14日 08:01撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 8:01
外来植物を防ぐマットで、靴底をぬぐって。
ハクサンシャジンとヤマハハコの群落。
2016年08月14日 08:07撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 8:07
ハクサンシャジンとヤマハハコの群落。
タテヤマウツボグサ
2016年08月14日 08:08撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 8:08
タテヤマウツボグサ
タカネナデシコ
2016年08月14日 08:10撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 8:10
タカネナデシコ
これがハクサントリカブトか。
2016年08月14日 08:12撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
8/14 8:12
これがハクサントリカブトか。
イブキトラノオとハクサントリカブト。
2016年08月14日 08:13撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
8/14 8:13
イブキトラノオとハクサントリカブト。
殿ヶ池避難小屋を眼下に見る。
2016年08月14日 08:17撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 8:17
殿ヶ池避難小屋を眼下に見る。
お花畑にはミヤマシシウドも見られる。
2016年08月14日 08:26撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
8/14 8:26
お花畑にはミヤマシシウドも見られる。
馬のたて髪:いかにもきつそうな名前だな。
2016年08月14日 08:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/14 8:29
馬のたて髪:いかにもきつそうな名前だな。
観光新道最後の急登が始まる。
2016年08月14日 08:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 8:29
観光新道最後の急登が始まる。
お花畑に慰められて頑張ろう。
2016年08月14日 08:30撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
8/14 8:30
お花畑に慰められて頑張ろう。
ミヤマコウゾリナ?
2016年08月14日 08:31撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
8/14 8:31
ミヤマコウゾリナ?
ダイモンジソウ
2016年08月14日 08:39撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
8/14 8:39
ダイモンジソウ
蛇塚:千匹の蛇を封じ込めたと言われる。
2016年08月14日 08:47撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 8:47
蛇塚:千匹の蛇を封じ込めたと言われる。
蛇塚の斜面は一面の花畑。
2016年08月14日 08:47撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 8:47
蛇塚の斜面は一面の花畑。
黒ボコ岩に到着。別山とセットで見られず残念。
2016年08月14日 09:00撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
8/14 9:00
黒ボコ岩に到着。別山とセットで見られず残念。
《御前峰登山道〜》弥陀ヶ原から見る五葉坂と御前峰。
2016年08月14日 09:03撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
8/14 9:03
《御前峰登山道〜》弥陀ヶ原から見る五葉坂と御前峰。
室堂ビジターセンターと夏雲湧く白山を望む。ガスよ来るな!
2016年08月14日 09:26撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
8/14 9:26
室堂ビジターセンターと夏雲湧く白山を望む。ガスよ来るな!
みるみるうちにガスに覆われてしまった。
2016年08月14日 09:51撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 9:51
みるみるうちにガスに覆われてしまった。
イワギキョウ
2016年08月14日 09:51撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
8/14 9:51
イワギキョウ
オンダテ?
2016年08月14日 09:55撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 9:55
オンダテ?
シナノキンバイ?
2016年08月14日 09:58撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 9:58
シナノキンバイ?
天上界に広がる高天ヶ原。
2016年08月14日 10:18撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8/14 10:18
天上界に広がる高天ヶ原。
イワツメクサ
2016年08月14日 10:18撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 10:18
イワツメクサ
《御前峰山頂〜》白山奥宮と眼下に見る室堂。
2016年08月14日 10:45撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 10:45
《御前峰山頂〜》白山奥宮と眼下に見る室堂。
今年も登ることができました。青空の到来を待って
ゆっくりしよう。
2016年08月14日 10:48撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
8/14 10:48
今年も登ることができました。青空の到来を待って
ゆっくりしよう。
方位盤から見る剣ヶ峰
2016年08月14日 11:11撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 11:11
方位盤から見る剣ヶ峰
ガスが吹き払われた室堂平。
2016年08月14日 11:12撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 11:12
ガスが吹き払われた室堂平。
来たー!青空の広がる山頂だ。
2016年08月14日 11:13撮影 by  Canon IXY 630, Canon
8
8/14 11:13
来たー!青空の広がる山頂だ。
大汝峰と剣ヶ峰の鞍部に紺屋ヶ池。
2016年08月14日 11:18撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
8/14 11:18
大汝峰と剣ヶ峰の鞍部に紺屋ヶ池。
御宝庫まで足を延ばそう。
2016年08月14日 11:23撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 11:23
御宝庫まで足を延ばそう。
油ヶ池 紺屋ヶ池 翠ヶ池をぬうように、お池めぐりコースが延びる。
2016年08月14日 11:24撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 11:24
油ヶ池 紺屋ヶ池 翠ヶ池をぬうように、お池めぐりコースが延びる。
千蛇ヶ池だろうか?
2016年08月14日 11:25撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 11:25
千蛇ヶ池だろうか?
天柱石へ戻ろう。
2016年08月14日 11:26撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 11:26
天柱石へ戻ろう。
《御前峰登山道〜》別山が見えれば最高なんだけど・・・。
2016年08月14日 11:43撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 11:43
《御前峰登山道〜》別山が見えれば最高なんだけど・・・。
さて、予定通り展望歩道を下ろう、楽しみだな。
2016年08月14日 12:33撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 12:33
さて、予定通り展望歩道を下ろう、楽しみだな。
《展望歩道〜》室堂から東へ向かいます。
2016年08月14日 12:36撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
8/14 12:36
《展望歩道〜》室堂から東へ向かいます。
ミヤマリンドウ?
2016年08月14日 12:38撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 12:38
ミヤマリンドウ?
ハイマツの海を越えて。
2016年08月14日 12:40撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 12:40
ハイマツの海を越えて。
何の群落だろう?
2016年08月14日 12:41撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 12:41
何の群落だろう?
ミヤマリンドウの群落
2016年08月14日 12:47撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 12:47
ミヤマリンドウの群落
室堂平の東端エリアかな?
2016年08月14日 12:49撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 12:49
室堂平の東端エリアかな?
オトギリソウの群落。
2016年08月14日 12:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
3
8/14 12:50
オトギリソウの群落。
いつかは歩きたい平瀬道分岐を見送って、
2016年08月14日 12:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 12:50
いつかは歩きたい平瀬道分岐を見送って、
此処から南下します。
2016年08月14日 12:51撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 12:51
此処から南下します。
ハクサンフウロ
2016年08月14日 12:52撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
8/14 12:52
ハクサンフウロ
ミヤマリンドウとイワギキョウ
2016年08月14日 12:53撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 12:53
ミヤマリンドウとイワギキョウ
2016年08月14日 12:53撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 12:53
御前峰も見納めだ。
2016年08月14日 12:59撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 12:59
御前峰も見納めだ。
県境のピークを見ながら南竜へ向かう。
2016年08月14日 13:00撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 13:00
県境のピークを見ながら南竜へ向かう。
いよいよ室堂平の下りが始まる。
2016年08月14日 13:12撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 13:12
いよいよ室堂平の下りが始まる。
アルプス展望台から視界ゼロの北アルプス方面を眺める。
2016年08月14日 13:16撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 13:16
アルプス展望台から視界ゼロの北アルプス方面を眺める。
展望台直下の斜面も花が溢れています。
2016年08月14日 13:21撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 13:21
展望台直下の斜面も花が溢れています。
オオシラビソの実
2016年08月14日 13:28撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 13:28
オオシラビソの実
もう紅葉?
2016年08月14日 13:30撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 13:30
もう紅葉?
南竜ヶ馬場の突端だ。
2016年08月14日 13:42撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 13:42
南竜ヶ馬場の突端だ。
テント場を捉える。
2016年08月14日 13:52撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 13:52
テント場を捉える。
濃霧の南竜湿原。
2016年08月14日 14:02撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 14:02
濃霧の南竜湿原。
「南竜ヶ馬場野営場」入口に別山への道標が見える。
2016年08月14日 14:04撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 14:04
「南竜ヶ馬場野営場」入口に別山への道標が見える。
水辺でゆっくり休もう。
2016年08月14日 14:06撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/14 14:06
水辺でゆっくり休もう。
今日は南竜山荘のお世話になります。
2016年08月14日 14:23撮影 by  Canon IXY 630, Canon
4
8/14 14:23
今日は南竜山荘のお世話になります。
かすかな残照。明日の天気が心配だな・・・。
2016年08月14日 18:25撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/14 18:25
かすかな残照。明日の天気が心配だな・・・。
【8/15】朝から雨だ。別山への縦走は断念して下ろう。
《砂防新道〜》センジュガンピ
2016年08月15日 08:17撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/15 8:17
【8/15】朝から雨だ。別山への縦走は断念して下ろう。
《砂防新道〜》センジュガンピ
イブキトラノオ
2016年08月15日 08:21撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/15 8:21
イブキトラノオ
小川と化した登山道を下る。
2016年08月15日 08:23撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/15 8:23
小川と化した登山道を下る。
ノコンギク
2016年08月15日 08:34撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/15 8:34
ノコンギク
下山コースから見る滝もか細いな。
2016年08月15日 09:21撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
8/15 9:21
下山コースから見る滝もか細いな。
別当出合の吊橋が見えてきた。
2016年08月15日 09:24撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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8/15 9:24
別当出合の吊橋が見えてきた。
いよいよゴールか・・・。
2016年08月15日 09:32撮影 by  Canon IXY 630, Canon
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8/15 9:32
いよいよゴールか・・・。
雨の別当出合はひっそりして活気がなかった。
2016年08月15日 09:33撮影 by  Canon IXY 630, Canon
2
8/15 9:33
雨の別当出合はひっそりして活気がなかった。
撮影機器:

感想

昨年の秋、天候不良で断念した観光新道と展望歩道。
そして今年眺めた別山からのチブリ尾根縦走。
楽しみ満載のコースはどんな表情を見せてくれるだろうか。

【8/14】
市ノ瀬の朝はどんよりとした曇り空が広がっていた。
始発のバスに揺られて別当出合へ向かうが、近くの山並みは霧の中に
閉ざされている。時間の経過とともに晴れてくれるだろうか?

身体をほぐして出合いを出発するが、殆どの人は吊橋を渡るようで
観光新道に人影はなかった。

山腹のブナ林をトラバースするように高度を上げる。
1500m辺りから笹や、灌木の朝露にズボンを濡らして谷地形に入ると、
傾斜がきつくなる。別当坂の頑張り処を登り切るとTの字分岐に出て
尾根に乗る。歴史ある越前禅定道で市ノ瀬へ向かう道を左に見送り
右折し尾根の高みへ向かう。いよいよ観光新道の尾根歩きの始まりだ。

足元に咲くヤマハハコや、初めてのハクサンシャジンを見ながら
小さなアップダウンを繰り返し、左から大きな水音が聞こえ始めると
登山道をふさぐ仙人窟が現れた。岩をくぐるり尾根芯に上がると
轟音を響かせる湯の谷支流の堰堤群と、本流からせりあがる白山釈迦岳が
望まれる。そして振り返れば堂々とした別山やチブリ尾根も眺めことが
できるだろうが今はすべて霧の中だ。

尾根から一旦凹地に降り、しばらくすると尾根上に建つ殿ヶ池避難小屋が
目に入ってくる。マツムシソウやハクサンフウロなどが咲き乱れる
斜面を上がると新築間もない殿ヶ池避難小屋に到着だ。

数人の先行者が休んでいるだけの、静かなベンチで行動食を摂って
一息つける。結局黒ボコ岩に出るまでは、ここで出会った人たちと
前後して辿る事になるのだが人気の山とは思えない寂しさだ。

別当出合いから約800mほど標高を稼いだので、山頂までの
残すところ700mほどだ。残る観光新道の尾根歩きを楽しもう。
小屋を過ぎるとまさしく「花の白山」を実感するお花畑の連続だ。
斜面を埋め尽くす花に感激しながら尾根を辿る。

馬のたて髪と言われるガレの急登を凌ぎ、花に溢れた斜面に囲まれた
蛇塚を過ぎるとしばらくして、人が溢れる黒ボコ岩に到着し
観光新道は砂防新道と合流する。
別山をバックにした黒ボコ岩を見たかったが、相変わらず霧に覆われ
一向に姿を見せない。このまま一度も姿を見ないまま下るのかな?

心配しながら岩の間を抜けると一気に景色が変わり、広大な弥陀ヶ原の
先には青空と夏雲をバックに、なだらかな御前峰が姿を見せる。
どうやら室堂平一帯は晴れているようだ。

木道の先でエコーラインを併せ、五葉坂を一頑張りした室堂で
御前峰を眺めながら小腹を満たし腰を上げる。

白山奥社の脇を抜け登りにかかると、脚が冷えたのか調子が出ない。
青岩、高天ヶ原と亀の歩みで山頂を目指すが、脚の調子に合わせるように
ガスがたちこめ視界の悪い山頂になってしまった。

幸いスタートが早く時間的にも余裕が有るので、晴れ間を待って
ゆっくりと山頂を楽しもう。
方位盤の脇でコーヒーを飲んでいると頭上が明るくなって待望の晴れ間が広がって来た。相変わらず東〜南側の霧はしつこく北アルプスや別山方面
の展望は叶わないが室堂平から白山山頂部は青空だ。
砂礫を辿ってわずかな距離の御宝庫まで足を延そう。

眼下に油ヶ池、紺屋ヶ池、翠ヶ池とお池めぐりコースを眺め、
そして池を見下ろす大汝山、剣ヶ峰、視線を巡らすと室堂平の全体などが一望でき山頂では得られない展望を楽しみ山頂を下る。

室堂のベンチで遅めの昼食を済ませ、水を補給して初めての展望歩道へ
向かう。
果てしなく広がる様な草原とハイマツの海を東へ向かうと、
またしてもリンドウ、ハクサンフウロ、イワギキョウなどが咲き乱れる
お花畑だ。起伏も無く気持ちの良い散歩道のようだ。
やがて直進する平瀬道を見送り、室堂平の東端に沿って南下するように
ハイマツの海を辿り花が減ったかなと感じる頃、平のヘリをトラバース
するように高度を下げ、かぶさる様なハイマツを抜け本格的な下りに
かかるとアルプス展望台に到着するが、評判の展望は叶わず
むなしく視界はゼロ、白の世界が広がるのみだが、直下の斜面には
素晴らしいお花畑が谷まで広がり、気分を慰めてくれる。

やがてオオシラビソ林の尾根を下り、山腹に絡むように
谷を跨ぎ、右岸に付けられた道を下るとやがて眼下に南竜ヶ馬場の
湿原や、木道の先にテント場が捉えられると展望歩道も終わり
今日の宿、南竜山荘もすぐそこだ。

夕食を終え、天気予報を確認するとどうやら朝から雨の様子だ。
明日の別山行は諦めて、状況が許せばせめて油坂ノ頭まで往復して
下る事に変更して布団に入る。

【8/15】
目覚めると4時だ。まだ暗い窓の外に目をやると濃霧がたちこめ
すぐ先のテント場さえ見えないありさまだ。
朝食を終え外へ出ると濃霧に加え、早くも雨が降っている。
残念だが、再度計画を変更して下る事にしよう。

雨具に身を固めて見通しの悪い道を室堂分岐から砂防新道を下る。
激しい雨で小川と化した登山道で甚之助避難小屋を過ぎ、山椒魚の棲む
池に出るが赤茶けた水面に隠れ、見る事は出来なかった。

雨に濡れ滑りやすい石の道だ、慎重に足場を選びながらゆっくりと下る。
小降りになったり激しくなったりを繰り返して降り続く雨の中を、
ため息混じりに別当出合に戻ると、ひっそりとして活気が無かった。

【またしても二日目は天候不良で計画を断念して下山する結果に
なり、結局一度も別山を眺めることができなかった。
しかし初めて歩いた観光新道も展望歩道も、展望を得ることは
できなかったが、共に夏の花が咲き乱れ、魅力に満ちた道だった。
花の白山を満喫できる観光新道、室堂平の大きさを実感できる展望歩道、
これに展望が加われば・・・、つくづく白山は魅力的な山だ。】

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コメント

貴重な山頂の晴れ間
二日間、お疲れさまでした。
二日目は朝から雨ですか?残念でしたね
一日目は、山頂で粘り強く晴れ間をゲットされましたね。
高山のお池や稜線の景色を眺めることができて良かったです。

それにしても、さすが白山
花の種類と密度が半端ないですね
これほど多くの種類の花が競って咲き乱れる光景は圧巻でした
2016/8/16 18:13
Re: 貴重な山頂の晴れ間
totokさん 今晩は。
今度も二日目が雨で、計画の消化不良に終わりました。
堂々とした別山を見られませんでしたが、尾根筋や室堂平に延々と続く
花畑には驚きでした。展望が乏しくても初めてのコースなので充分に
歩き応えが有りました。

時間的余裕も有ったので池巡りをしようか迷いましたが、山頂をゆっくりと
味わう方を選びました。
まだ未踏のコースが有るので度々訪れたいのですが、自宅から遠いのが
難点ですね。
2016/8/16 19:17
参考にさせて頂きます
onetotaniさん
こんばんは
白山本当に花一杯ですね。
今年こそはと来週お伺いする予定にしております。
2日かけるとゆったりとした計画がたてれて良いですね。私みたいなのはそちらがよいかもしれませんが。
別山縦走は雨で残念ではありましたが充分満足のいく山行だったことでしょう❗
2016/8/16 19:11
Re: 参考にさせて頂きます
kazu97さん 今晩は。
一足お先に出かけてきました。
白山固有の花や、夏の花も豊富に見られ更に、トリカブトなど
一部秋の花も見られて、さすがに「花の白山」を実感しました。
これで別当出合からのコースは一通り歩きましたが、
やはり二日をかけて、いろんなコースをじっくり楽しめれば
より魅力が発見できるでしょうね。

今週末は天気に恵まれる事を願っております。
2016/8/16 19:30
onetotaniさん、こんにちは。
15日のお天気が崩れそうなことは
かなり直前の、予報の変更でしたからね。
大雨とはお気の毒。
でも、観光新道、展望歩道と
未踏箇所が、一つずつ
クリアーされた登山で、達成感ありますね。
花は、さすが白山ですね。
千畳敷とは、大違いです。
白山は、何度登っても
魅力が尽きませんね。
2016/8/16 20:50
Re: onetotaniさん、こんにちは。
komakiさん 今晩は。
今回も雨に降られて砂防新道を下る事になりました。
観光新道も展望歩道も素敵なコースだっただけに、
別山に上がれず残念でした。
チブリ尾根から別山を越えて遅くに小屋に着かれた方から話を聞くと、
痩せ尾根が多く雨天は危険と判断して断念しました。

別当出合からの登山道はこれで一通り歩きましたが、いづれも魅力的でした。
特にこの時期のお花畑は圧巻ですね。
初日だけでも感動を得られて良い山行ができました。
楽しみは次回にとっておきます。
2016/8/16 21:54
観光新道は登りが好きです🎵
お疲れ様でした。
ちょっと天気が残念でしたが。
砂防新道も悪くは無いんですが、甚之助小屋までの間日陰で展望がそれほど開かず、只黙々と歩く感じがいまいちです。
対して観光新道は最初の急登さえクリアすれば後は大展望の稜線歩きが最高です。人が少ないのも私は好きです。
今度は紅葉の季節ですね。観光新道からの紅葉🍁、素晴らしいですよ、是非。
白山に限らず、今年の紅葉はどうでしょうかね?
2016/8/17 7:43
Re: 観光新道は登りが好きです🎵
yoshikun1さん こんにちは。

昨年歩けなかった観光新道と展望歩道、共に砂防新道では得られない
白山の魅力を感じ取れる楽しい道でした。
展望は叶いませんでしたが、豊富なお花畑に恵まれた尾根や平原は
圧巻でした。

自宅からは遠い山ですが、もっと魅力を知りたい!
別山を含め白山はそんな山になりました。

【追伸】
黒部の源流を辿る長い山旅はいかがでしたか?
魅力に溢れたレコが楽しみです。
2016/8/17 17:05
Re[2]: 観光新道は登りが好きです🎵
撮った写真が何と1000枚以上❗32GBのSDカードが一杯になり、念のため持っていった16GBも半分以上使いました(笑)。
現在、整理中でそれでも600枚以上で全部ヤマレコにアップするつもりです。
〜完全に自己満足の世界です〜
コメント等も中途半端なまま今日明日中には取りあえずはアップしようと思っています。
どうぞ笑ってください。
あっ、当初は五泊六日の予定でしたが、あまりにも天気が良く、六泊七日になってしまいました(笑)。
2016/8/17 17:37
Re[3]: 観光新道は登りが好きです🎵
なんと六泊七日ですか。(唖然!)
私も遠い昔、雲の平から時計回りで水晶岳、黒部五郎〜太郎兵衛平と歩き、
薬師岳を往復して下山しました。四日間とも晴れに恵まれた山行を
今でもはっきりと記憶しています。

レコのアップが待ち遠しいです。
2016/8/17 18:24
プロフィール画像
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