【早起きは三文以上の得！暴風＆絶景祭り】オプタテシケ山

2016年08月13日(土) ~ 2016年08月14日(日)

• GPS: 15:55
• 距離: 27.1km
• 登り: 1,850m
• 下り: 1,856m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:24
• 休憩: 0:01
• 合計: 5:25

12:35 吹上温泉白銀荘
17:29 17:30 美瑛富士分岐
18:00 美瑛富士避難小屋

2日目

• 山行: 8:27
• 休憩: 2:01
• 合計: 10:28

4:11 美瑛富士避難小屋
4:39 4:43 石垣山
5:10 5:11 ベベツ岳
6:04 6:04 オプタテシケ山北西稜頭
6:19 6:41 オプタテシケ山
6:55 6:55 オプタテシケ山北西稜頭
7:37 7:37 ベベツ岳
7:58 7:58 石垣山
8:17 9:51 美瑛富士避難小屋
10:19 10:19 美瑛富士分岐
14:39 吹上温泉白銀荘

天候

初日:快晴　2日目:強風(標高が上がるほど暴風)低地は概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

吹上温泉白銀荘駐車場(約100台/無料)
今回は利用しなかったが宿泊も可(但し自炊専用)
施設への宿泊2600円、隣接のキャンプ場はテント1張or車中泊1台500円

コース状況／危険箇所等

危険個所は特になし
ただ、後半は疲れてくるので危険ばかり。

Domi姉さま視点の素敵な物語レコ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-942341.html

ひとつの山行を、ふたつの視点で描くって面白いかも。

その他周辺情報

吹上温泉白銀荘(日帰り入浴600円)

写真

8/13 12:34

行ってきます！天気は良好！寧ろ暑い

8/13 13:22

ひとつ目の沢。水はぬるい。

8/13 13:31

ト●ロに出てきそうなハイマツのトンネル

8/13 13:39

美瑛岳・美瑛富士も見えてきました

8/13 14:10

富良野岳もきれい

8/13 14:11

ナキウサギみたいな岩

8/13 14:15

十勝岳避難小屋が見えます。今日は行かないけど。

8/13 14:19

岩の感じが面白い

8/13 14:43

高度感出てきました

8/13 15:02

美瑛岳・美瑛富士も近づいてきました

8/13 15:12

ポンピ沢からの急登が見えます。「これ登るのか…」と内心狼狽える

8/13 15:20

なんとかキキョウ。笑

8/13 15:28

梯子のかかった沢が見えます

8/13 15:29

この梯子、大丈夫かと不安になる。全然大丈夫だったけど

8/13 15:31

久々の雪の上。また数か月で嫌というほど雪かきすることになるのだけど。

8/13 15:31

雪渓の上はひんやり

8/13 15:48

ポンピ沢。こっちの水は冷たくて気持ちいい。

8/13 16:57

例の急登を登り切りました！十勝岳がいつの間にかあんなに遠くに

8/13 17:19

美瑛岳をバックに、愛すべき山師匠。カッコよすぎる。永遠の憧れ。

8/13 17:50

テン場での冷たいビールのために張り切るY氏(左)。

8/13 17:59

美瑛岳・美瑛富士の分岐まで来ました。ガスが出てきましたがあと少し！

8/13 18:08

分岐からテン場の間にこんなお花畑が！最近まで雪渓が残っていた模様。

8/13 18:08

チングル祭り��

8/13 18:09

チングル祭り��

8/13 18:11

お花畑ー！

8/13 18:12

青空が出てきました

8/13 18:13

引き続きお花畑

8/13 18:52

避難小屋に到着！

8/13 18:52

夕日に色づく石垣山。ナッキーの声がピチピチ聞こえます

8/13 18:53

陽が暮れてきました

8/13 18:55

かんぱーい！雪で冷やしたビールは冷たくて最高！

8/13 19:02

美瑛富士がきれい

8/13 19:05

夕飯タイム。山のシーフードヌードルは最強

8/13 19:08

月が出てきました

8/13 19:30

1日が終わります。山で見る夕日はこんなに美しいのか

8/13 19:34

domi姉さまお手製の焼きビーフン。激うま

8/14 4:42

2日目。朝食はdomi姉さまお手製の雑炊(写真撮り忘れたw)
明るくなってきました。少し風はありますが、オプタテへ出発！

8/14 4:47

石垣山をだいぶ登りました。テン場が遠くに。

8/14 4:56

朝の美瑛岳・美瑛富士

8/14 5:08

美瑛岳の向こうは雲海も

8/14 5:08

山と山の間に幻想的な朝焼け。ここまではよかった。笑

8/14 5:41

ガスの中、暴風と霧雨にやられながら
ベベツ山頂(たぶん)に到着。山頂標がなかった…

8/14 5:45

ベベツ山頂から少し下るとケルン。視界が悪いときや風が強いときはあると助かるのね。この日初めてケルンの有難さが身に染みた

8/14 6:23

このままオプタテにもガスの中到達かと思いきや…

8/14 6:25

なんと！雲海からニペウペペ！※穏やかに見えますがガチ暴風

8/14 6:25

こちらは美瑛富士が！
※しかし依然暴風

8/14 6:26

キターー＼(^o^)／ーーーー！！！！！
※しつこいですが暴風

8/14 6:27

これは…絶景の予感しかしない！パーティーのテンションも一気に上がる
※テンションは上がっているが暴風

8/14 6:29

どこまでも雲海！

8/14 6:32

朝陽×雲海×ニペウペペ＝絶景！

8/14 6:53

ついに！オプタテシケ！絶景の感動と登頂の達成感に思わず絶叫w

8/14 6:53

オプタテさんからのご褒美。三重のス−パーブロッケン現象！

8/14 6:54

ガスが出てきましたがトムラウシ方面。

8/14 10:48

暴風雨の中ずぶ濡れになりながら小屋に戻り、着れる服は少ないし、取り敢えずあるもので厚着をして下山開始したら、下界は晴れているじゃない。笑
暑いのなんのって。

8/14 12:12

ポンピ沢で濡れた装備を乾かしながら暫し休憩

8/14 14:42

遭難もせず、熊にも遭わず、全員無事に帰ってきました！＼(^o^)／

8/14 16:25

十勝岳に来たらやっぱり白銀荘！

撮影機器：

EOS Kiss X4 CANON

Xperia Z1 SOL23 au SONY

感想

dominon

共通の友人を通じて知り合った220さんの山泊デビューをサポートすべく、オプタテシケ山へ行ってきました。

オプタテシケ山には、2年前の同じ時期に望岳台から日帰りピストンしたことがあったので、どれだけ大変かは重々分かっていたつもりでしたが、初日は一番暑い時間帯の急登で体力を削ぎ落とされました。アタック日の序盤は霧雨程度でしたが、標高が上がるにしたがって、だんだん風が強くなり、バランスを崩すことも多かったです。風速15mぐらいはあったと思います。

しかし、空はうっすら明るく、もうすぐ雲を抜けると信じて、歩き続けました。
雲を抜けた時の大きな歓声・・・。
一面の雲海に囲まれて、それぞれの山域の高い山だけがひょこんとピークを見せてくれ、苦労したからこそ見れる絶景がそこにありました。
山頂へ着いても決して風が弱まることはなく、避難小屋へ戻る帰路では、暴風雨に変わりました。時間が経つにつれ雨風が強まっていたので、出発が1時間遅かったら撤退していたかもしれません。

それにしても山泊デビューでオプタテシケにチャレンジするなんて、なかなかできることじゃないと思いました。重い荷物を背負って、27kmのアップダウンを歩ききった220さんのがんばりは見事でした。

久々に山の厳しさに触れ、反省点も多々ありましたが、色んな条件がうまく絡み合い、素晴らしい山行となりました。

※私の写真とコメントを追加するとせっかくまとまっているレコが乱れそうなので、私の視点からのレコを別にアップしようと思います。

yomoyama220

初めてのお泊り登山！3人の山師匠に連れて行っていただきました！
荷物の重さ、歩く距離、見える景色、すべてが未知の世界で、いつもの日帰りとは全く違う山行になりました。
特にこの日のオプタテの雲海は本当に一時だけだったようで、この絶景を見れたのは、多分私たちともう一組山頂でスライドしたソロの男性だけだと思います(この朝美瑛富士のテン場からアタックした人たちはほぼ撤退していました)
正直体力的にかなりツラく、足引っ張ってしまった感満載なので次回はそんなことのないように修行したいと思います。

登山口まで往復運転してくださったY氏
オプタテピストンで私のアタックザックを代わりに背負ってくれたA氏
そして、終盤バテてどんなにペースが落ちても、最後までずっと後ろでついていてくれたdomi姉さま
(ご自身のレコで『レイヤリングについてアドバイスした程度』と仰ってますが、厳しい山行の中でずっと見守ってくださる優しさって、本当に尊いものだと思うのです。)
恵まれた山泊デビューでした！
本当に本当に有難うございました。

【主要な反省点】
・雨具は早めに着るべし
・暑くても長袖orアームカバー、手袋必須。

コメント

Enemi

はじめまして
オプタテの山頂で入れ違いになった　ソロの者です。
あの瞬間は、本当にピンポイントでしたね！
久しぶりに声が大になりました（笑）

また、どこぞでスライドしましたらよろしくお願い致します

dominon

Re: はじめまして
Enemiさん、こんにちは。いつもレコ参考にさせてもらっています。
暴風の雲の中では、ダメかな...ダメかな...と思いながらも、薄明るくなった空を見上げて歩き続け、雲を抜けた瞬間には大きな歓声が上がりました。あの後、雨脚も強くなっていたので、本当に良いタイミングだったと思います。
それにしても、あちこちに見られた落書きは残念ですね。あんなことをする意味が分からないです。

yomoyama220

Re: はじめまして
Enemiさんこちらでも声かけて頂きありがとうございます！
先日は本当にお疲れさまでした♪

北海道の山は広いようで意外と狭いみたいなので(笑)、またどこかで会うかもですね！
これからもレコ参考にさせてください！