【百名山】大峯奥駈 双門より八経岳 五十一靡
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- GPS
- 32:46
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 2,050m
- 下り
- 2,054m
コースタイム
- 山行
- 11:11
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 12:07
天候 | 晴(山頂最低気温17°) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
週末は登山客(少数民族)をはじめ川遊びBBQ(圧倒的大多数民族)でとんでもない渋滞&駐める場所ない〜(涙)になります。で3時着としたわけですが、下山後、思っても見なかった事態に遭遇する羽目に〜 |
コース状況/ 危険箇所等 |
確かに最難関とか熟練コースとかのグレーディングはあるようですが吊橋等人工物が余りにも多く正直、登ると言うより登らされている感が強いコース・・ 基本ドボンしてもOKのスタイルです。靴下はメリノウールの濡れても不快じゃないヤツお勧めです。 ■電波状況 AU・Docomo共、入渓〜弥山・八経岳 圏外 基地局建設の許可が出ないらしい。弥山小屋周辺のみ簡易中継器の予定はあるみたいですが時期不明 ・熊渡〜釜滝(最初の滝) 特に危険な箇所はありません。今回も釜滝まではヘッドランプの灯りで歩けました。何回か小徒渉ありますが石積が導いてくれました。 ・釜滝〜最初の吊り橋 前半は河原歩きと整備された鉄ハシゴ、後半は大岩を乗り越えながら右に左に徒渉します。下ばかり注意がいくと徒渉地点でのリボンを見落とし行き詰まります。対岸のリボンに注意。淵の乗り越えはストライド次第。ポールあればバランス保持に絶大な効果あり。 吊り橋直前の滝前スラブはよく滑る上、柵なしロープなし ・吊り橋〜仙人テラス(双門大滝滝見台) 滝見としては最大のハイライト部分なのですが一気に高度をあげるので一番苦しい箇所です。シゴキに近いハシゴ攻撃に遭いますが足元に気を付けて慎重に行けば大丈夫。 ・仙人テラス〜大崩壊地 地形図踏路よりも大きく双門滝を巻くので不安になりますが一旦稜線まで出てから河原に下ります。上流に小滝があるので小さな巻きが何回かあります。(ボディブローのように効いてくるアップダウン) 大崩壊付近は岩が大きく捻挫等の故障なきよう、ご注意。 ヤマレコでの地点登録には河原小屋あることなっていますが今は影も形もありません。 ・大崩壊地〜鉄縄バシゴ 何回か徒渉ありますが今までの急登が嘘のような緩やかな登り。出合は右に。(右からの方が水量多し。リボンあり) 鉄縄バシゴ下部最奥に聖門滝(樋斜瀑) ・鉄縄バシゴ〜狼平 ハシゴは案ずるより登るが易しです。少し急登があり2回目の吊り橋が見えてくれば狼小屋はすぐです。 ※「山と高原地図50大峰山脈」でのここまでのコースタイムはかなり短めです。途中出会った方に聞いても掲載CTではムリっぽい。1〜2時間余裕見た方がいいと思います。 ※双門コースの逆行は基本、禁止とのこと。 ・狼平〜弥山 半分、木階段。地掘れ対策ですが案外この階段苦手な人います。歩幅あわないらしい。階段行かずに八剣谷を遡上する手もあります。谷が薄暗かったので遡上はやめました。 「大黒岩」と簡単な看板あるけど私見は場所が違うと思う。 弥山側の四方鎧のような頂上台地じゃないかな。地形図にはそうなっているし。 ・弥山〜八経岳〜明星岳(レンゲ道)ナベの耳(ナメリ坂)ナメリ谷分岐標識〜金引橋 特に危険な箇所はないと思います。亜高山原生林トウヒ・シラビソのあの香りが近畿で味わえる貴重なエリア。本州南限。落下してきた種子が頭に乗れば永遠の幸福がもたらされると言う言い伝えが・・・ ブナ原生林も途中にあって立ち去るのが惜しい稜線。 |
その他周辺情報 | 天の川温泉郷 http://www.yoshikoren.com/amanokawa-onsencenter.html |
写真
感想
この感想コーナーはいつも苦手だなあ。って思いながらなんやかんや考えてる自分がいる。日記が書けないタイプ。
低気圧が接近したり遠ざかったりすると無雪期には滝を見に行きたくなり積雪期には滑りに行きたくなってしまう。
先月は南八ヶ岳行って高山はもういいやって思ってたけど何か物足りない。北アも百名山も、もひとつピンとこない。
滝・・そう、滝見てなかった。滝を見に大峰行こうとなったわけで。ひとりで・・
最高に良かった!!大峰グリーンに顔まで染まった。ハルクかっ
ただ一つ気がかりなことが。男子400mリレー決勝戦。ジャマイカチームにボルトが参戦したら苦戦するやろうし。結果は銀メダル。嬉しくて涙がでた。元ヘタレ陸上部員。
週末の混雑を見越して車のデポは予定通り。誰よりも早く出発して一番遅く弥山に到着。まあ狼平泊のパーティがほとんどなので一番遅かったかも?は根拠ないけど。
無事下山して道路が見えてきた頃、川遊びの連中は佳境も佳境、川を埋め尽くすほどのカワラーで満ちあふれていた。この辺りは関西でも有数の渓谷リゾート地。わたらせ渓谷には涼を求めて大勢やってくる。
登山ポスト横を通り橋渡って駐めたはずの場所に目をやると・・
んんん!!車が見えないが・・あれれ前・後・横、ギッシリと○阪ナンバーに取り囲まれてる。しかも横の車は見るからにヤバそうな893風の車。その前には「青年憂国○○」のステッカーが(ひや汗)モンモン・パツキンまで
とりあえずエアコンかけて車内冷やそう。そうそう靴履き替えなければ運転できないし。でも一体、何台の車が移動してくれれば脱出できるのか見当も付かないよ。
なんか慌ただしいな。オレンジ色の制服着た人達が担架持って川から上がってきたぞ。熱中症か?転んで怪我したか?こっちに向かってる。およっ直ぐ後ろの方で介抱してるやん。救急車もきよった。タイヘンやなあ。まあここで車が並んだのも何かの縁か。困ったときはお互い様やし。
「ながながと待たせてスイマセン」向こうから謝ってきた。取り囲んでた車が一斉に動き出し救急車を先頭に緊急搬送チームの行列に入って一緒に病院のある町に向いました。モチロン途中離脱して。
なんか自分の下山に合わせて要救が発生したみたいなタイミングで不思議だったけど。小学生くらいの男の子だったけど早く元気になればいいのになあ。
※動画は主な名瀑と風景を1分35秒にまとめました。
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