下山ルートで難渋した「北八ヶ岳」

2016年08月25日(木) ~ 2016年08月26日(金)

• GPS: 07:36
• 距離: 9.1km
• 登り: 390m
• 下り: 544m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:31
• 休憩: 1:05
• 合計: 7:36

距離 9.1km 登り 390m 下り 544m

9:50 坪庭
10:30 10:31 三ツ岳分岐
10:43 10:47 北横岳ヒュッテ
11:06 11:34 北横岳（南峰）
11:39 北横岳
14:57 15:09 天狗の露地
16:06 16:20 双子池ヒュッテ
16:22 16:27 双子池
17:15 17:16 大河原峠
17:26 ゴール地点

天候

曇り。幸い雨には遭わず・・・

アクセス

利用交通機関：

バス

チャーターしたバスで矢板市を朝5時に出発、途中で休憩とりながら午前9時頃に北八ヶ岳ロープウエイの駐車場まで。
2日目は諏訪大社、昇仙峡、甲府のブドウ園等を巡り夕刻6時半頃に出発地の矢板市へ無事帰着しました。

写真

8/25 9:05

北八ヶ岳ロープウエイの駐車場に到着〜
登山準備出来たら行きますョ

8/25 9:13

スイスの山小屋風の駅舎、イイ雰囲気

8/25 9:17

今回は片道切符で帰りは大河原峠へ下山の予定

8/25 9:20

早速、ロープウエイに乗り込みます

8/25 9:21

麓駅の辺りは見えているんですがねぇ・・・

8/25 9:29

雲を抜けて青空！と思い山頂駅に降り立つとガッスガス
☆<(￣□￣;)>☆ショック

8/25 9:31

皆さんのヤマレコでもよく目にするキツツキのオブジェ

8/25 9:36

足元にはイブキジャコウソウ咲いてます

8/25 9:36

みんな用意出来たかな？ それじゃ行くよ〜とM本会長

8/25 9:37

「坪庭」自然園の整備された左回り散策コースへ

8/25 9:41

奇岩の溶岩台地「坪庭」は一周30分程度で周回出来るらしいけど、今日は半周で北横岳へ

8/25 9:43

晴れてればねぇ・・・でも、雨じゃないからマシかな

8/25 9:50

我々はこの分岐で左に折れ、北横岳を目指します

8/25 9:54

ガスの中の遊歩道も幻想的と前向きに　
(*'-'*)エヘ

8/25 9:57

前方ガスの中に北横岳がボンヤリ見え出しました

8/25 10:07

登山道は良く整備されているみたいです

8/25 10:16

右手にロープウエイ山頂駅が見えますね

8/25 10:20

日差しが出てきましたね　北横岳山頂では展望あるかな？

8/25 10:23

雨池山、縞枯山方面

8/25 10:23

「坪庭」の遊歩道、確かに溶岩台地っぽい

8/25 10:30

木の橋を渡って

8/25 10:35

この〜き なんのき、きになるき♪　
見事に曲った幹でした

8/25 10:39

北横岳ヒュッテに到着〜

8/25 10:40

ヒュッテ裏のベンチで10分程休憩します

8/25 10:44

チョコレートや飴玉の配給　v(^^*) ヤッタ〜

8/25 10:50

此処から北横岳山頂までは距離にして300m程度　
さぁ、行くよ〜

8/25 11:01

山頂手前は階段状になっていました

8/25 11:02

その先が山頂かな・・・残念！ガスが濃いわ

8/25 11:04

北横岳の南峰に到着しました

8/25 11:06

北峰は150m程先だけど、ロケーション判らないので此処でお昼にしますって

8/25 11:14

山頂のケルンや、その周辺に散らばってお弁当

8/25 11:33

30分程の昼食・コーヒータイムを終えて記念写真

8/25 11:39

北横岳の北峰は休まず通過・・・これが不味かった　
亀甲池・双子池の表示あるのに右手の大岳（難路）に行ったのね　
o(´^｀)o ウー

8/25 11:39

カメラマンのaracyanも気が付かず北横岳の南峰を振り返って撮影してたし（苦笑）

8/25 11:41

北峰を少し下り出しスマホで現在位置を確認すると大岳方面に向かってる・・・コース違う！が判明　
M本会長と相談、引き返さずこのまま進む事にしました

8/25 11:42

コケモモの実を撮ってる場合じゃなかったんですなぁ

8/25 11:43

七ッ池の一部と、通過して来た北横岳ヒュッテが見えます

8/25 11:52

亀甲池へのルートと然程変わらんだろうと思っていたけど難路です

8/25 11:59

シラビソ林を下る辺りは未だマシな登山道

8/25 12:02

アキノキリンソウ

8/25 12:31

大きな岩を幾度も乗り越えなきゃなりません

8/25 12:37

会長〜 その先、どんな様子ですかぁ？

8/25 12:39

ずーっと大岩が続いてるよ・・・ってかぁ

8/25 12:40

健脚者には如何って事ないけど、初級者には辛いルート　
後ろは北横岳の南峰と北峰

8/25 12:43

Y澤さん、はぁ〜参ったって顔してる

8/25 12:48

前方に見えるのが大岳ですかね

8/25 12:51

それにしても このルート凄過ぎ　
初級者を連れてくるコースじゃなかったです

8/25 13:08

やっと、大岳への分岐に到達　
aracyan一人なら往復20分くらいで行けそうだけど、単独行は御法度ですから自粛しました

8/25 13:17

その先は等高線が詰まっていて、かなり急斜度の下りコース

8/25 13:19

八ヶ岳山塊らしい苔むした森です

8/25 13:31

只ただ、仲間達が転倒などで怪我しない様、祈るばかり

8/25 13:32

N村さん、ハシゴの踏み板無い所へ足突っ込み転倒…
怪我は？ 大丈夫だというけど (‥ )ン?

8/25 14:06

この先、双子池までズーッとこんな調子でしょうか

8/25 14:11

蓼科山に掛かっていた雲が取れて見え出しました

8/25 14:11

灌木から所々に岩が飛び出して見える程度ですが、歩くルートは大岩だらけです

蓼科山方面のパノラマ

8/25 14:16

遠くからも見えた ← のある岩場、どうやら通り抜けるのが厳しい様子

8/25 14:27

M本会長、ザイルを出してギャップを渡る箇所に手掛かりを作る事にした様です

8/25 14:30

上背のある男性は未だ良いけど、女性会員は大変そう

8/25 14:32

一番疲れが見えるY澤さんを介助して何とか通過させます

8/25 14:40

此処で30分近く、タイムロス　
こりゃ大河原峠への下山は大幅遅れになる気配

下って来た大岳を振り返ります

8/25 14:48

急斜面から解放されても、やはり大岩の連なるルートが続きます

8/25 14:59

「天狗の庭」を通過、この先から再度、急斜面が始まるみたい

8/25 14:59

シラタマノキ

8/25 15:12

殆どの仲間はストック仕舞って下っています　
斜度がキツイからストックは邪魔だしねぇ・・・

8/25 15:29

ようやく双子池ヒュッテと雄池が見えました　
距離にして、あと500m位でしょうか

8/25 15:32

ゴゼンタチバナの赤い実

8/25 15:33

双子池への下りも大岩がゴロゴロで気が抜けません

8/25 15:35

我々は下りルートで使っていますが、此処を登るのは容易じゃなさそう

8/25 15:47

双子池ヒュッテの直前まで岩だらけのルートが続きました

8/25 16:05

aracyan、先行グループに追いつき、双子池ヒュッテの下側広場で後続メンバーを待ちます

8/25 16:05

多分、後続メンバーが到着するまで15分は掛かる感じ　
待つ間に雄池、雌池を眺めてきましょうか

8/25 16:07

此方が雄池

8/25 16:09

シナノオトギリかな

8/25 16:22

反対側の雌池も直ぐ先にあるので見てきました

8/25 16:26

凡そ20分遅れで後続メンバーが到着〜　
健脚？のS木さん、aracyanがバス運転手さんに下山時刻大幅遅れの伝令に先発します（電話通じないし…）

8/25 16:42

皆さん疲労しているので距離は長いけど双子山を巻くルートで大河原峠へが無難とヒュッテのオヤジさん　
S木さんとaracyan、濃いガスと青空の中、大河原峠へ急ぎます

8/25 17:05

林道から舗装路へ出たら凡そ15分で大河原峠に行ける筈、先程バス運転手さんには電話が通じ状況伝え済み

8/25 17:10

トリカブトなど撮ってる場合じゃないって？ 　
いや、いっぱい咲いていましたからねぇ
┐(´-｀)┌

8/25 17:14

大河原峠で待つバスに到着、林道の出口までバスを回送して貰いましょう

8/25 17:25

バスに乗り5分程で林道の出口（ゲート）へ戻ると仲間達が帰って来たわ〜　(*^^*)ノ

8/25 17:25

ヘロヘロになりながらも、続々と戻って来ます

8/25 17:32

先遣隊は「バスを此処まで回送させるやろ」ってM本隊長の思惑通りに事は運び、皆さんは大河原峠まで歩かずに済んでヨカッタね

8/25 17:37

Y板さんの奥様、頑張りましたョ・・・湯の丸山で初参加、那須に登った程度らしいけど健脚ですわ

8/25 17:38

O崎顧問がラストで到着「バスや〜 やったぁ！」と満面の笑み

8/25 17:40

バスに戻って、はぁ〜辛かった (;´ρ`) グッタリ

8/25 19:34

下山後、一時間程で蓼科のペンション、シャレー・タカトーに到着、入浴も済ませ夕食です　
M本会長の反省を含めたご挨拶を一言頂きました

8/25 19:40

到着時間が遅くなったけど、ペンションでは柔軟に対応してくれました　(o^-')b グッ!

8/25 19:47

野菜スープ、海産物の前菜・・・から

8/25 19:50

冷酒が飲みたい〜ってリクエストにも「イイよ」の会長　
M川会計、予算だいじょうぶ？

8/25 20:01

メインディッシュはステーキでした　
お腹いっぱい〜 部屋で2次会するまでもない感じ

8/25 20:43

食後、明日のビンゴゲーム準備に余念のないT田副会長とO森さん

8/26 7:57

2日目の朝を迎えました　
シャレー・タカトーの外観、敷地は1万坪あるらしい

8/26 9:24

周辺観光は先ず諏訪大社へ詣でました　
本宮一之御柱の前で

8/26 9:25

御柱は長さ約17m直径1m余り、重さ約10トンの巨木　
柱を山から里へ曳き出す「山出し」が4月、神社までの道中を曳き、御柱を各社殿四隅に建てる「里曳き」が5月、上社・下社それぞれで行われます

8/26 9:29

本宮二之御柱の横には樹齢一千年と云われる欅(けやき)の大木がありました

8/26 9:39

諏訪大社の上社、御本殿　
神官が祈祷中は撮影禁止とありましたけどね

8/26 9:50

大鳥居の前で1枚撮って貰いました

8/26 11:02

諏訪大社から昇仙峡へ向かう途中、車窓からの富士山

8/26 11:43

昇仙峡見学前に山梨県の郷土料理「ほうとう（餺飥）」を頂きます（写真には写ってないですが…）

8/26 12:16

昇仙峡の散策はバスを下の駐車場へ回しておきます

8/26 12:32

今回参加された女性メンバー4人、頑張りましたね〜

8/26 12:33

「仙娥滝」は名瀑百選の一つらしいです

8/26 12:35

8/26 12:39

巨大な花崗岩に囲まれた石門　
先端部分は僅かに離れているんですね

8/26 12:50

奥手のピークが昇仙峡の主峰、覚円峰
昔、僧侶 覚円が頂上で修業したと云い伝えられてます

8/26 12:53

遊歩道脇には玉アジサイが咲いていました

8/26 14:15

山梨県勝沼ぶどう郷にある古柏園に寄り葡萄狩り
ちゃーんと歓迎看板が葡萄棚に　('-'*)エヘ

8/26 14:31

キング・デラウエアは850円/kgと手頃な価格　
皆さん1〜2kgは買っていた様です

8/26 14:33

キングデラウエアは普通のデラウエアと違いメッチャ甘いね〜

8/26 14:39

巨峰は1,500円/kgとお高いですけど・・・　
aracyanも少し買って帰りました

8/26 15:18

全ての予定を無事終え、バスは勝沼ICから矢板市へ
皆さんのご協力により楽しい2日間を過ごせました
ご参加ありがとうございました〜♪

撮影機器：

Canon PowerShot SX710 HS Canon

感想

あらちゃん

「歩こう会」の特別定例会は、年一回、登山と近郊の観光地巡りを抱き合わせ一泊で楽しんでいます。
今回は北八ヶ岳の北横岳へ総勢17名で出掛けましたが、予定していた下山ルートを誤り、別ルートを下ったため脚力的に厳しいと思われるメンバーに大変な岩だらけのルートを歩かせる事になってしまいました。
全員が怪我なく下山出来たのは、天候が幸いして雨にも遭わずにすんだ事と、参加メンバーが頑張って歩き通してくれた事に他なりません。
下見して参加者の脚力に応じたコース設定する事が如何に重要かを思い知らされた今回のトレッキングだったと反省しています。

コメント

kumatora

引き返すべき
なんという記録でしょうか。初心者連れで、しかも誰一人このコースを歩いたことがない様子。このコース、北八の中でも三ツ岳と並ぶ難コースのはず（もっとも三ツ岳のほうがずっと距離が短い）。北横からすぐに鎖場があるのでこれを下りてしまったため、引き返そうという気がなくなってしまったのかと推測しますが、なんという英断（勿論皮肉です）でしょうか。無事下山しましたではすまない記録であると、私の中に記憶しておきます。山を舐めてますな

あらちゃん

Re: 引き返すべき
kumatoraさん、こんにちは

仰る通りだと思います。そもそも下見をしなかった事（何時もは役員数名で下見をするのですが…）、計画では亀甲池へ下るコースを設定したのですが、その計画自体が無謀だったとしか云いようがありませんね。
素直に北横岳を登り、ピストンで坪庭に降りてきてロープウエイで下山…が初心者を含むパーティーでは正しかったと今更ながら反省しています。
何時も山を舐めるな！の気持ちは持っているつもりだったのが、甘かったと猛省しています。頂いたコメントは真摯に受け止めて、以降のトレッキングに生かしたいと思っております。ありがとうございました。

nagashi

お疲れさまでした( ﾉД`)
山に観光に2日間満喫でしたね〜

北横は冬に3回来ていますが、夏に双子池ヒュッテどうかな？と
ルートを調べた時に、どなたかのレコにこの難路があり、
ここは行かないようにしなきゃ、と思った記憶がありました。
まさか間違えて行ってしまうとは！

みなさんご無事で下山出来て本当に良かったです
楽しい旅行が台無しにならなくてホッとしています
kumatoraさん厳しいご意見ですが、確かに危険でしたね
ジイジ達、もう若くないんですから
無理しちゃイカンですよ！


デラウエア美味しそう 旬ですね
うちは本家で「藤稔」って葡萄がいっぱい生ったので
今年はそれを食べてます

あらちゃん

Re: お疲れさまでした( ﾉД`)
nagashiさん、こんにちは〜

デジブックとか歩こう会のレポート作成で超亀レス、ゴメンナサイ
私は冬場も含め北八ヶ岳は行った事がなかったので、事前にヤマレコ等でもっと事前調査しておくべきだったですね。予定ルートを外して然程時間が経っていない時点で気がついたから、Ｍ本会長に戻る様提言すべきでした
kumatoraさんのコメントは素直に受け入れたいと思いましたョ。確かに仰る通りですもん・・・
只、nagashiさんには個人として反論！ 年齢的にはジイジだけど、自身は青年だと思っておりますので 　ま、同行した仲間はジイジ・バアバですから、その通りなんだけどね・・・
キング・デラウエア美味かったです〜 かーちゃん、未だに巨峰をデザートで食卓に出さないって、内緒で食ってんのかなぁ

obanyan

あらら、やちゃいましたね。ご無事で何よりでした。
aracyan兄さん 今日わ

このコース以前トライしようとして、山荘のマスターの忠告で諦めたんです。その時大阪から来ていたアドベンチャーファミリー(小学校低学年女児含む)のママは危険と説明される程お目々キラキラで。(~_~;)
やはり翌日そのコースを選択しました。随分心配しましたが、新聞になかったのでご無事だったと思います。ずーっと気になっていたコースなので、レコで納得です。σ(^_^;)ドーモ

kumatora様のお叱りご尤もではありますが、M本隊長ザイルご持参でフォローは流石で、皆さんチームワークも良く「頑張れ！」と力入りました
皆様、かなりの達成感を得て病みつきになったりしてw。
オラも修業して初心者を脱出後に心して、いつかトライしたいなぁと思っている。だって魅力的なお転婆コース😍 ですよね〜。
有り難い情報は怪我の巧妙とし頂戴いたしましたぁm(_ _)m

あらちゃん

Re: あらら、やちゃいましたね。ご無事で何よりでした。
obanyanさん、我々の苦難の行程を参考にして次は行ってみようか・・・なんて、ずる〜い

こっちはドキドキ・ハラハラでメンバーを観ていたんですけど、正直、如何なるかと思いました。勿論、会を引率するＭ本会長は二度とこんな事態を引き起こしてはならない・・・と反省しきりでした。
何時もは定例会メンバーを引率するコースは下見するんですが、今回に限って甘く「山を舐めてる」と云われても返す言葉がありません

aracyanや、有志会で出掛ける仲間達にとってはナンチャナイコースだと思うのですが、日頃ハイキング程度の山歩きで結構厳しいと感じている方達には辛いコースだったと思います。でも、有志会のメンバーはこんなロート平チャラなんだ、今回のルート踏破で自信が付いたって男性メンバーからコメントもありましたので、其れは其れで厳しかったけど達成したと云う満足感を感じて貰えた仲間もいた様です。
お転婆コース、云いあて妙です。aracyanにとっては楽しいルートでしたけど。
あ、また、こんなコメント書いたらkumatoraさんにしばかれそう