燕岳〜山ガール山小屋デビュー〜
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,391m
- 下り
- 1,391m
コースタイム
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 6:29
天候 | 晴れ 雲多し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
登山口までタクシー5,000円(バスだと1人1,200円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備されていて危険個所なし |
その他周辺情報 | 温泉は山のたこ平(500円)ホテルのひろーいお風呂に入れます 食事は、そば タクシーの運転手さんにそばマップをいただきました 県道25号沿いにたくさんあります |
写真
感想
恒例の8月一泊山行。この時期しかまとまった休みが取れない人たちの集まりなので、毎年楽しみにしています。で、今回のメンバーは、お決まりの会長T氏と、山小屋デビューのAzちゃん、Sayちゃんです。初めての山小屋は快適なところをと考え、燕岳&燕山荘としました。合戦尾根の急登はありますが、この2人なら大丈夫でしょう。台風が近づいていますが、なるようになるさと出発です
土日の混雑を避けての計画でしたが、日曜朝の入山はデメリットもありますな。
一点目。駐車場がいっぱい。「登山口の駐車場は計算上一杯です」と、警備員のお兄さんに止められました。朝早くから大変ですね。そこで山のたこ平の無料駐車場へ止め、タクシーで登山口へ。タクシーは片道5,000円で、バスだと片道1,200円。4人乗りなら一人当たり1,250円なので、ほとんど変わりませんね。中型タクシーなら5人乗れるので、バスより安くなります。とはいえ、自家用車で行ければタダなんですけどね
でも、ピストンでなく、表銀座コース縦走ならタクシーはうまく使えそうですね。それにタクシーなら登山口真下まで送ってくれます。自家用車の駐車場から登山口まではアスファルト歩きがあるので、こちらもメリットですね
二点目。すれ違いは登り優先。日曜は、下ってくる人がたくさん。すれ違う時は待っていただけます。時間のロスがなくてうれしいのですが、待ってもらっているので、素早く駆け抜けなければなりません。下ってくる人が多いということは、待っている行列も長く伸びているということ。必死に早足で駆け抜けます。やっとすれ違いが終わったかと思うと、また次の集団が待っていてくれます。「急がなくてもいいでね」と言ってくれるので、「では、お言葉に甘えて」と思うのですが、こんな時に燃えるのが、会長T氏。「ほらほら、みなさんが待っていてくれるのだから」と大股で駆け抜けます。Sayちゃん、Azちゃんも必死についていきます。おかげでコースタイムよりも随分早く登れました
小屋に到着し、荷物を置いて燕岳まで往復。残念ながら真っ白! 雨もポツポツ。本降りにならなかったですが、景色は楽しめそうもないので、早々にテラスで宴!! 生ビール大・中・小と爐曚蹐茲ぁ蹐曚蹐茲い任んぱーい! 山での一杯はサイコーですな。と言いながら、ビールの次は地酒狢臉齋漫蹐任んぱーい! 一杯どころの話ではありませんな。日帰り山行ではドライバーで飲めないので、こんな時は一年分飲んじゃいます。で、夕食時も犖洌譴錣い鵝蹐任んぱーい! オーナーのお話とホルンも聴けて、よい気分で布団に潜り込みました
翌日。「台風が近づいているから、雨でもしょうがないね」と言っていたのですが、予想外の晴天。Azちゃん、Sayちゃんも早起きして景色を楽しんでいました。ただ、穂高・槍などは雲の中で見えず。日の出も東に雲がかかっていて遅くなりそうだったので、Azちゃんたちは、一度小屋へ戻ってしまいました。しかし、しばらく待っていると、雲がだんだんと流れ、槍の穂先が頭を出し、さらに穂高も見えてきて、絶景が現れました。会長T氏も含め3人を呼びに行き、日の出と絶景をみんなで楽しみました
下山前に、西側ベンチでコーヒーを楽しみました。烏帽子岳、野口五郎岳、水晶岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳と裏銀座コースを眺めながらのコーヒーは格別です。とっても贅沢な朝の時間を過ごしてしまいました。下界では考えられませんな
下山途中、雨がぱらつき、カッパを羽織りましたが、すぐに止みました。今回は気象博物館になるかと予想していましたが、いい意味で裏切られ、無事下山することができました
ガールズたちの山小屋デビューも無事に終えることができました。予想外の絶景も楽しめ、満足してもらえたのではないかと思います。一泊できるようになれば、山の幅が広がるので、今後も楽しみです
おまけ
お昼前に下山してしまったので、昼食にそばを食べることにしました。タクシーの運転手さんにそばマップをいただき、蕎麦屋を選んでいると、会長T氏は、「次は地酒狄神 蹐魄みたい!」と所望いたしますので、狄神 蹐隆波弔出ているお店を探していると、簡単にも見つかり、飛び込みました。ざるそばと狄神 蹐鮹輅犬靴茲Δ箸垢襪函△ばちゃんは、「狄神 蹐郎は置いてません」と冷たい一言。ショックを受けた会長T氏らですが、ちゃんとビールを飲んでましたよ(笑)
popura116さんの感想
今回、心に残ったのは「すれ違いでは登り優先」の原則についてです。
こうなる理由はいくつかあるのでしょう。
「登りの人の方がたいへんだから譲ってあげる」とか「待つのは山側であり、下りの人が急いですれ違うと転落の可能性がある」など、うなずけます。
しかし、下りの方が、「どうぞ」と言いながら待ってくださっているのを見ると、どうしてもそこでがんばらざるを得なくなります。それが長い列に連なっていると一層多くの人の注目を浴びて、ついついはりきってしまいます。
「さあ、これで一息」と思える所まで登った後に、さらに「どうぞお先に」と次の方に声を掛けられる場面があり、これは極めて厳しい状況でした。おかげで合戦小屋のスイカが実に美味だったこと。
そこで、これらの経験を活かし、次回からは「臨機応変」でいこうと思います。
先頭を歩くものの役割として、早めに安全地帯を見つけること。安全であれば、下りの方に道を譲ることは何ら問題ないはずです。
リフレクションのおかげで、フィードフォワード情報を得ることができ、私たちの山行はさらに充実したものになりそうです。
今回、心に残ったのは「すれ違いでは登り優先」の原則についてです。
こうなる理由はいくつかあるのでしょう。
「登りの人の方がたいへんだから譲ってあげる」とか「待つのは山側であり、下りの人が急いですれ違うと転落の可能性がある」など、うなずけます。
しかし、下りの方が、「どうぞ」と言いながら待ってくださっているのを見ると、どうしてもそこでがんばらざるを得なくなります。それが長い列に連なっていると一層多くの人の注目を浴びて、ついついはりきってしまいます。
「さあ、これで一息」と思える所まで登った後に、さらに「どうぞお先に」と次の方に声を掛けられる場面があり、これは極めて厳しい状況でした。おかげで合戦小屋のスイカが実に美味だったこと。
そこで、これらの経験を活かし、次回からは「臨機応変」でいこうと思います。
先頭を歩くものの役割として、早めに安全地帯を見つけること。安全であれば、下りの方に道を譲ることは何ら問題ないはずです。
リフレクションのおかげで、フィードフォワード情報を得ることができ、私たちの山行はさらに充実したものになりそうです。
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