【百名山紀行】二度目の仙丈ヶ岳。雷鳥に遭遇。

2016年08月28日(日) [日帰り]

• GPS: 07:50
• 距離: 8.3km
• 登り: 1,149m
• 下り: 1,062m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:35
• 休憩: 1:13
• 合計: 7:48

5:00 大平山荘
6:00 6:08 薮沢大滝
6:35 6:40 藪沢の途中
7:33 7:47 馬の背ヒュッテ
8:40 9:10 仙丈小屋
9:38 9:44 仙丈ヶ岳
10:20 10:25 小仙丈ヶ岳
11:15 11:20 薮沢大滝ノ頭
12:48 北沢峠

■距離：8.27km
■累積標高差：+1160m/-1062m
■コースタイム：6時間50分
■行動時間：7時間48分<1.14>

天候

晴れのち曇り。下山時は、晴れていました。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■往路：甲府駅(12:00-13:53/\1950)広河原(15:00-15:25/\750)北沢峠
　　　＝＝＝大平山荘に前泊＝＝＝
■復路：北沢峠(13:30-13:55/\750)広河原(乗り合いタクシー/\1200)芦安(16:10-17:05/\1090)甲府駅
　　　＝＝芦安で汗を流してから甲府に出ます＝＝

◇山梨交通：http://yamanashikotsu.co.jp/
◇南アルプス登山バス
http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/my-car_bus_taxi.html

コース状況／危険箇所等

■大平山荘から仙丈ケ岳山頂
　最初は樹林帯を歩きますが、途中からは藪沢沿いの道を歩きます。途中道が崩れている箇所もありますが、問題なく歩けます。
■仙丈ケ岳‐小仙丈ケ岳‐北沢峠
　岩場も少しありますが三点確保さえ守れば問題なく歩けます。小仙丈ケ岳からの下りは、道が掘れている箇所が連続しますので歩き難くなっています。

その他周辺情報

◇大平山荘(おおだいらさんそう）：￥8500
http://ohdaira.sakura.ne.jp/　tel:[phone]
◇南アルプス温泉ロッジ・白峰会館\700
http://yamanashikotsu.co.jp/onsen-lodge/pg134.html

写真

8/27 15:31

前泊した大平山荘。北沢峠から少し下ったところにあります。

8/27 15:46

中は昔ながらの山小屋の風情です。今回は、このスペースにわずか9名でした。

8/27 16:36

夕食は美味しくいただきました。

8/28 4:59

4時に起きて5時に出発します。朝ご飯はおにぎりにしてもらいました。

8/28 5:07

始めは樹林帯を登っていきます。

8/28 5:25

途中で鋸岳が見えてきました。

8/28 6:14

間もなく沢が見えてきましたが、沢に向かって下っていきます。

8/28 6:20

トリカブトですが、なにトリカブトかな？

8/28 6:21

沢沿いに登っていきますがさほど大きな沢でなくて安心です。

8/28 6:24

8/28 6:25

8/28 6:28

沢の右側には滝のようになっているところがいくつかあります。

8/28 6:39

登山道が崩れている箇所もありますが、問題なく通行できます。

8/28 6:41

昨夜の雨で水量が多いようです。

8/28 7:13

ナナカマドも色を付けていました。

8/28 7:18

藪沢大滝の頭への分岐です。

8/28 7:33

馬の背ヒッティに着きました。昨夜は50名の宿泊客とのことです。雨で雨宿りした人もいるのでしょう。

8/28 7:57

馬の背ヒッティから一登りすると丹渓新道と合わせます。このルートも一度歩いてみたいです。

8/28 8:11

仙丈ケ岳とカールが見えてきました。

8/28 8:12

仙丈小屋も見えるようになりました。ここまで来れば山頂はもう少しです。

8/28 8:28

振り返ると丹渓新道がクッキリと見えています。その左手には、槍の穂先も見えていました。

8/28 8:36

仙丈小屋の直前です。

8/28 8:38

今年は雨が少なく水も枯れているようですが、昨夜の雨で少し息をついたようです。

8/28 9:05

かすかに北アルプスが見えています。

8/28 9:09

仙丈小屋で暫し休んで山頂を目指します。ここからは小仙丈ケ岳に向かうルートも分岐しています。

8/28 9:10

あっという間に置いてきぼりになります。

8/28 9:20

仙丈小屋が小さくなってきました。

8/28 9:22

残念ながらガスが上がって来ました。この先は、ガスの中を歩きます。

8/28 9:36

トウヤクリンドウ。3000m付近に咲いています。

8/28 9:37

8/28 9:40

無事山頂に着きました！先ずは記念撮影です。若い女性二人との記念撮影は、貴重な写真となりそうです。

8/28 9:43

恒例の三角点。

8/28 9:44

ガスも晴れそうもないので下山を開始します。下りは小仙丈ケ岳を経由して下ります。

8/28 9:45

仙丈カールの向こうには丹渓新道の尾根が見えています。

8/28 9:49

小仙丈ケ岳までは、気持ちの良い稜線歩きになります。

8/28 9:49

仙丈ケ岳山頂も遠くなりました。

8/28 10:01

下りもあっという間に離されます。

8/28 10:03

ライチョウの親子ずれと対面！

8/28 10:20

小仙丈ケ岳への登りですが、岩場が出てきます。

8/28 10:55

樹林帯に出てきましたが、ここからは疲れが一気に出てきます。

8/28 10:56

六合目の標識がありましたが、前回（4年前）はなかったような気がします。

8/28 11:15

馬の背からの道を合わせます。ここから北沢峠までは、本当に長く感じます。

8/28 11:35

四合目通過！

8/28 11:48

三合目通過！

8/28 12:08

右からでも北沢峠に出れますが、ここは左を進みます。

8/28 12:12

苔むした樹林帯を進みます。

8/28 12:27

一合目通過！峠まではもう少しです。

8/28 12:48

無事下山！バスの時刻に間に合ってほっとしました。今回もお疲れ様でした。

撮影機器：

SH-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

町田の熊

＜脊柱管狭窄症の手術後：5ヶ月＋18日＞

北沢峠の大平山荘に前泊して翌日日帰りで歩いて来ました。天気予報では、28日の明け方まで雨模様で、早朝からは曇りとの予想でしたので、取りあえず27日に小屋に入りました。小屋は、予約のキャンセルが沢山あり、我々三人を含めて9名の宿泊でしたので、ゆったりとしたスペースに寝ることが出来ましたが、夜半の雨が気になってなかなか寝付けませんでした。

仙丈ケ岳は今回で二度目ですが、前回はガスで何も見えませんでしたので、今回は展望を期待しましたが、残念ながら北岳や間ノ岳の姿は見えませんでした。前回は、小仙丈ケ岳経由で登りましたが、今回は、藪沢沿いのルートで登りました。今回のルートの方が楽に登れると感じました。馬の背ヒッティから稜線に出ると目の前にカールが広がってきます。

仙丈小屋付近までは晴れていて太陽も出ていましたが、山頂に着いた時にはガスが上がって来て、目の前の北岳もガスの中でした。ガスが晴れる気配もありませんし、バスの時刻も気になりますので、下り始めます。下りは、小仙丈ケ岳を越えるルートを取りましたが、小仙丈ケ岳からの下りは歩き難い道が続きます。

今回は若い女性二人との三人での山行でしたが、彼女らはどこにそんなパワーがあるのだろうかと思わせる健脚ぶりで、私はあっという間に引き離されました。無理に付いていってもバテルだけですので、自分のペースで歩きましたが、何とか予定の13時前には北沢峠に着きほっとしました。この天候ですので、さすがに登山者も少なく、いつもは混み合うバスも難なく乗れ、芦安で汗を流して帰宅できました。

ちなみに今年の百名山の登頂計画と履歴は以下の通りです。
http://www.yamareco.com/modules/diary/69690-detail-111830